2013年12月6日金曜日

マラヴィータ

マーチン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督、ロバート・デ・ニーロ主演とあったら、みないわけにはいかない。



タイトルの言葉の意味は、裏社会というのだとか。
デ・ニーロが「マラヴィータ」というときの発音と発声がかっこよくって役柄に合っている。
たぶん、いろいろなパターンをいってみたんだろうなあ。


デ・ニーロの娘役のディアナ・アグロンはgleeにでていたとか。
すごーくかわいい。
保護するFBIのふたりが、この凶悪な家族をみまもっている姿に、わらえる。とくにディアナ・アグロンの電話の絡みはおもしろい。
このヘアスタイル、女の子らしくてチャーミングで、よく似合っててうっとりしてしまった。すごくがんばった感が伝わってくる。
これで夢中にならない男子がいたら、そいつはビョーキだ。

家族がそれぞれ、ぶっ壊れてる。
でも仲はいい。サバイバルなのにどこかほのぼのとしてる。
あれだけ、ずばずばやれたら、ストレスたまらないだろうなあ。
うわあ、すっきりするなあ、と、爆笑しながら感じていた。
代弁というには、過激すぎるけど、ときおりは筋が通っている。
が、全員やりすぎ!!

トミー・リー・ジョーンズは、映画このたび、初見。
ボスのCMとかソフバンのCMではもちろんしってるけど。
苦虫を噛み潰したような顔で、ストーリーを引き締める。

ミシェル・ファイファーの料理がおいしそう。
食べてみたいなあ。。。。。

劇中映画としてスコセッシ監督のグッドフェローズがつかわれる。
映像はながれない。
使い方があまりにも絶妙で、ううん、さすがリュック・ベッソン!
はじめ、フランスで撮っていたリュック・ベッソンだが、のちにハリウッド進出をしたわけで、ちょうど映画の設定は逆。
アメリカから、フランスに越してきた一家。
アメリカ資本でアメリカ人の俳優をつかいながら、舞台はノルマンディで、たぶん、フランス人のエキストラなんかもつかっているだろう。アメリカにいたけど、故郷はイタリアってことになるデ・ニーロ夫妻。
異邦人としての感覚がパーティーのシーンなどで存分にいかされている。
終盤に向かっての緻密な積み重ねが、よく練られていて飽きない。






0 件のコメント:

コメントを投稿