2014年6月30日月曜日

テッド いろいろR指定なのはよくわかった。男の子の映画。

DVDにて鑑賞。
けっこう人気で、レンタル屋ではいつも貸出中。
めずらしく、2本在庫があったので、借りてしまった。
公開中はまったくみる気なかったんだが、ついつい、興味本位。

2012年、セス・マクファーレン監督。

B級映画のパロディ場面がおおかったのが、おもしろかった。
もちろん、全部わかったわけじゃあないけど。
そうか、こういうの、アメリカの男の子は大好きなんだなあとか、勉強しちゃったな。

さりげに有名なひとがでてたりする。
自然なかんじは、ブルース・ブラザーズの手際のよさと似ている。
でも、男子も女子も気にいる映画ってわけじゃあなさそう。

とにかく、お下品。
ちっちゃい男の子が自分の股間についてるものが、おもしろくって、家で家族にみせまくって呆れられてるかんじ、かな???
そういうのが、万国共通ってわかって、わらえた。



眉毛がいけてるテッド↑ いちばん好きなシーンの画像がみつからなかったので、この画像でがまん。といいつつ、あれはネットにあがったとしても即削除されちゃうだろう。いくら、くま でもね♪
それにしても、どうやって、あれをしているのだろうか?
とても謎。
ノラ・ジョーンズ(このひとも、ちょい役で登場)もそのことに関するセリフをいっていたが、答えにはなっていなかった。

ま、いっか、ファンタジーだもんね。







2014年6月23日月曜日

秒速5センチメートル  あしたとあさってくらいは、消化不良がよみがえるだろう、たぶん。。。。。

DVDにて鑑賞。

新海誠作品。
ラストに納得がいかず、DVD再生機を壊したくなる衝動にかられたが、そうしてしまうと、質のいい画像でみることが、当家では叶わなくなるので、こらえた。

山崎まさよしの、ワンモアタイムが主調になって、画面をつつみこんでいる。この曲、当時ずいぶんきいた。CDも持ってた。あれ、どうしたろう。売っちゃったかな?

でどうだっていうわけ?
すきなら、どんといけ!
だよね!
なにぐちゃぐちゃやってんのかと。
ふられたんだったら、すっぱりあきらめて、南国の小麦色の美少女とつきあっちゃえばいいのに、わからんやつだ。

もう、新海誠の作品はみないかもしれない。
だが、絵は美しい。
原作はほかのひとがつくって、このひとは、映像作りに専念すればいいのではないか?
ストーリーをつくりこめないひとに、中途半端な物語を押し付けられても、がっかりするばかりだが、緻密なアニメーションには感銘を受けた。
だけど、このてのアニメーションは、すきなひとは、のめりこむようにすきなんだろうなあ。。。。



 




2014年6月22日日曜日

海の上のピアニスト やっとみれた。美しい旋律。

こんどはちゃんと、アップできるかな?

DVDにて、鑑賞。
ずっと、気になっていた作品。

1998年イタリア映画。120分。だが、ところが、実際には160分のものをアメリカで40分カットしていて、日本で公開されたものは短いアメリカ版になる。
そこで、イタリア、アメリカ映画となっているんだそうだ。
じゃっかん想像力でストーリーを補わないといけないところがあり、そのあたりが切られている箇所かとおもわれる。
まあ、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品は長いものがおおいけど、ストーリーがわかりづらくなるほど切りまくるというのは、いかがなものか?

エンニオ・モリコーネの音楽はすばらしい。
とくに、主人公1900の奏でるピアノ曲は透明感があり、聞き惚れる。ティム・ロスは飄々として、デリケートな主人公のイメージにぴったりとはまる。
できうることならば、ハッピーエンドがよかったなあ。



このシーンはどうやって撮影したんだろう?↑
撮り直しは許されない、一発撮り。それにしても、わからない。


くたばれ、ジャズ って、最高。
そう、1900の音楽はカテゴライズされるような類のものじゃない。






2014年6月20日金曜日

加筆。一足お先に、試写会 超高速!参勤交代 よく練れてる~~

試写会あたったからいきます?
とうれしいお誘いが。
本日は新装新宿ピカデリー(なんか語呂がへん)にて、超高速!参勤交代 鑑賞。

監督:本木克英、脚本:土橋章宏←白戸賞受賞。
主演の佐々木蔵之介の人物設定にひとくせ。
このトラウマは現代にも共通する。
まず、観客の心を掴んでしまう、ちょっと小憎らしいようなうまいやり方。
ちがう。タイトルからやられてる。
素晴らしいタイトル。目にした瞬間にわくわくしちゃう。
ポスターもたのしい。


佐々木蔵之介は殺陣がうまいんだ。
しらなかった。

脇役も六角精児、市川猿之助、寺脇康文、と豪華。
そして、めちゃわらかしてくれるのが、西村雅彦。



どうにもしようのないくらい、おかしい。
映画の完成度がいっそう高くなっている。
役者魂に脱帽というより、感謝したい。
すばらしい芝居をみせていただけたこと、きょう、みることができたこと。

ひさびさによく笑い、ちょっとおなかが苦しかったね~~。

深田恭子は 偉大なる、しゅららぼん でうまくなったとおもったが、今回またよくなっていた。

ロードショーでまたみよう。
細かいところをよくチェックしてみたい。

そうだった、お蔵の中に戦前のものと思しき、市松人形が3本飾られていた。あー人形売り、つっこんじゃうぞ。あの時代、あのタイプの市松は存在していない。ま、いいさね、おもしろかったから。

時代劇はおもしろい。

それにしても、きのうから、ブロガーの調子がとってもわるい。
海の上のピアニストの感想を書いていたのだが、まったく保存できず、書きなおすことにした。
本日はすぐに固まって、エラー表示がでまくっている。
グーグルさん、なんとかしてくださーい。








2014年6月18日水曜日

御法度 あらためて、大島渚ってあまりみていない

過去に遡ると、戦場のメリークリスマスみたくらいか。
で、それも、あんまりおもしろくなくって、残念なことに坂本龍一の音楽のよさも、いまひとつ伝わらなかったんだなあ。
友達はみんなほめてたけどさ。
すきじゃないといったら、その感覚がわからない!っていわれたけどさ。でも、ぞくっとこなかったんだなあ。。。。

御法度、とても古い映画みたいに感じてしまうが、おそらく最初からそこを狙ってたんだろう。いまみると、画面の暗さが効果を上げて、白黒映画をみているがごとき気分。
音楽も時代劇らしく、ちょっと攻撃的な匂いもあり、聴けた。

松田龍平がミステリアスな美少年で、圧倒的。
これはもう、イメージにどストライクだったんだろうね、大島渚監督。
だけどさ、なんかさ、衣装重くない?
どすどすしてて、鬱陶しい。
新選組といえばやはりあのギザギザ模様の長羽織でしょう。
あの線はくずしてほしくないなあ。
たとえワダエミでも。もしかして、監督から指示希望があったのだとしても。
そうねえ、そういえば、気の毒なくらい、ビートたけしはあの衣装が似合ってないわ、演技つまらんわ、すべてにおいてミスキャストとしか、言いようがない。殺陣もだめだし。ほかのひと、よかったけど、どうも彼は殺陣も浮いてしまっていた。
もう、ビートたけしがでているものは、みないことにしよう。
せっかくの松田龍平、武田真治がもったいない。










2014年6月16日月曜日

広瀬和生の依怙贔屓三人会 第1回 萬橘馬るこプラスワン ゲスト 春風亭一之輔 ♪(笑)♪

成城で開催されていた新ニッポンの話芸が終了し、今月からはこの会がはじまったんだそう。
閑話休題。

まず、トークショーからはじまった。
そうなのか、、、こしら、廣瀬さんに嫌われてしまったのか。
いまごろ、どこでなにしているのやら。
ちょっとかっこいい、あにさん。
また戻ってくるだろうか。。。。。
あのひといないと、ポッドキャストがぜんぜんたのしくないのねえ。噺家らしくない立ち位置がよかったんだよねえ。

まえは、椅子に座ってのおしゃべりだったのが、今回はみな立ったまま。前座の赤々としたお着物のこうもりさん、途中からよばれて、いじられまくる。
はあ、もう、ここから爆笑。一之輔師匠、こうもり&萬橘をいじるいじる。だが、リアルミッキーマウスってちがうんじゃないか。
なにかもうすこし、マイナーな元気ないかんじのねずみキャラだとおもう。または、ねずみ男、とか?

こうもりの、都々逸親子、ううん、こんなんで、マリオンの大ホールの二つ目昇進って、いいのかねえ。萬橘だって襲名披露は両国寄席だったのに。先輩方さしおいて、いじめられたりしないんだろうか?

馬るこは、よくがんばってはいるけど、ちょっと空回りっぽい、野ざらし。
明烏のあの調子とくらべると、残念なかんじ。真打ちになるのは、まだもうすこしあとのほうが、いいような気が。。。鈴々舎の芸風からはなれてみても、いいんじゃないか?ああいうしっとり感、どんどん追求してもらいたい。

で、はずかしながら、初一之輔!
子は鎹!
お客をぽわんと、小舟にのっけてしまうような、なんかうまくいえないけど、漂流しているような、つれてかれてるような、話しぶり。枕、うまいのねえ。ブラジャーの洗濯の仕方を教わってしまったよ。
噺がはじまって、かるく、小三治ききにきたんだっけ?と、錯覚を起こしそうになった。顔も似てるのかも。間や、つなぎかたが、おんなじだ。余談だが、死んだ父にきかしてあげたいとおもった。小三治大好きだったからね。
力の抜け具合がなんともいえない。また、チャンスがあったらきこう。

トリ萬橘。って、なんだかんだいって、今年初萬橘!
もう、会いたかったよ、ダーリン!
大工調べ。
ということは、与太郎なんだよね!
なんてったって、このひとの与太郎は最高なんだから。
後半、早口が、なんかうまくいかなくって、それがまた、絶妙におかしい。すごくうけてた。
先日菊龍師匠が、早口はゆっくりしゃべって、早口にこえるようにすればいいんだ、なんてことをいっていた。
そのうち、萬橘もそういう技を会得するだろう。
あまり器用じゃなさそうだから、時間はかかるかもしれないけど。

最低月一回は、萬橘が聴きたい!


2014年6月7日土曜日

古今亭菊龍師匠のお稽古会 加筆訂正あり

そぼふる鈍色の雨の中、さくじつは、菊龍師匠のお稽古会へ。
お邪魔させていただくのは2度め。

あいにくと、小田急が人身事故で遅れてしまい、到着が遅れてしまった。
だが、みなさんも、そのあおりで、遅れているらしく、一番乗りなのだった。

じゃあ、というわけで、座布団とちっちゃい椅子をセッティング。
こういう公共の施設って自分でやるのが基本だが、ひととおりのものは揃っているのがありがたい。
とくにいいなとおもうのは、足の短い和室に使える椅子。
こういうの、古物の市場にもほしいな。
90歳現役の業者さんに座らせてあげたい。



菊龍師匠に許可をいただき、撮影をさせていただく。
お稽古3席。
師匠はときおり、照れる。
ビッグネームなのに人間味があふれていてよいなあ。

ひとつめは浪曲からとったという神田松五郎、というタイトルだったかな?
ふたつめ、ちしゃ医者。
みっつめ、たがや!
よかった、ぜんぶ、覚えてた。いやあさいきんは、記憶力のなさに自信あふれるかんじなもので。。。。

たがや、最初に聞いたのは談志だったとおもう。
談志のは、オチでたがやの首がとんでっちゃうというもの。
このはなしを、きいたとき、かなり衝撃だった。
アートでいうなら、ダダとか、キュビズムとか、そんなふうな、イメージをうけた。談志だったから、そんな印象だったのかもしれないが、きのうもやっぱり、ちょいこわであった。
菊龍師匠はお侍の首が飛んでいく、オチ。

これで菊龍師匠を聴かせていただくのは3度目。
落語の王道をいく、話芸だ。