2016年11月30日水曜日

■ハドソン川の奇跡■やるなあ、クリントイーストウッド!

きのう、鑑賞!
映画久しぶり。
よかった、やっと映画館の椅子に座れた。

~ハドソン川の奇跡~

この映画、2009年に起こった出来事を映画化したもの。

監督:クリント・イーストウッド
2016年公開 アメリカ
原題はサリー。
主演はトム・ハンクス。
最近、この人の作品は観ていなかった。
老けっぷりに、最初ちょっと戸惑った。

たしかあの当時、機長すごいね、すぐ助けたニューヨークの人たち、かっこいいね、みたいな話になっていたかと。
そうそう、警察がいちばん来るのが遅くて、来た時には全員救助終わってたって、かなり笑われてた。
あとで、揉めたなんてびっくり。
ひどいな! 
ふうん、こんな風にして善意を悪行に変えてしまうか。組織は!
お金がいちばん上?
機長の判断を犯罪にしようとするって、つまりはお金に支配されているだけなんだと、気が付かないのか。 
もっとみんなで、よかったね、よかったね、と、喜びを分かち合うことはできないのか?
あ、こういう感想はまんまとイーストウッドの策略に嵌ってるな(^▽^;)
クリント・イーストウッドはこの撮影のため、飛行機を購入したそうだ。
すごいねえ。
ほか、当時事故に関わった人が本人役ででていたりする。
フェリーの船長、判断力が優れていて素敵だなあと見惚れていたら、本人とのこと。
ニューヨークっていいとこ。
ヘリコプターが俊敏に溺れる人を助けたり、船が幾つもでてきて、翼にいる乗客を助けたり。
やさしい。

ハドソン川でくたびれたように横たわる飛行機がなんとも愛らしく、お疲れ様と、ねぎらいたくなった。

■古今亭菊龍独演会■11月27日(日)

しばらくぶりの落語。
聴きたいよね、菊龍師匠。
そういうことで、某所クローズドな会に潜入させていただく。

師匠、朝ごはんも食べすにお風呂に入っていらしたとか。
ううん、もう、心配だからやめてくださいよ~~。

まず一席目は、何十年ぶりかで耳にした「景清」
かつて聴いたのは、やはり職人で金工の細工師だったかなあ。
今回上方から来た噺だと、教えていただく。
泣ける!
滑らかな口調のためか、不思議なくらい情景が自然と浮かび上がる。

二席目。
「井戸の茶碗」
いろんな噺家さんが、いろんな切り口で演っている。
つい最近は、今年のお正月の三喬師匠のだった。
その前はあいらぶ萬橘師匠♪

菊龍師匠の井戸茶碗、いい!
間合い、筋の運び、心地よい笑い。
もっと、い~~~~いおんななんですよ~~~~
の、いいがながーくても、すき♪
というか、そこ聴きにいっているようなところもあり(^▽^;)

かれこれ、3年くらいになるのかな、師匠の噺を聴かせていただけるようになってから。
こんなことを書くのも失礼かもしれないが、ぐいぐいと話芸が逞しく伸びていっているような。
まさに名人!