2017年2月13日月曜日

■トランボ ハリウッドに最も嫌われた男■ブレイキング・バッドのブライアン・クランストン

監督 ジェイ・ローチ
2015年アメリカ映画
主演はブレイキング・バッドの ブライアン・クランストン。

ブレイキング・バッドは第二話くらいまで、観た。
ヘビーな内容だったので、リタイア。
どの役者さんも熱がこもっていて、観るのをやめても、気になっていたドラマシリーズ。
チラシを見ても、化けっぷりの素晴らしさに初めはわからなかった。
作品はただひたすらに、良かった。
主人公の苦しみや家族の辛さ、周囲を取り巻く敵味方。
とくに悪役のヘレン・ミレン!
よくここまで、役作りを徹底できるものだなと感じる。
トランボと一杯やるシーンなど、そこに居合わせている気持ちになった。
裏切った相手も許すトランボの懐の深さ。
ときおり、ローマの休日や、スパルタカスの名シーンがさりげなく挿入されているのも美味しい♪
ローマの休日が、最初かなりむさ苦しいタイトルで、名前を貸したイアン・マクレラン・ハンターが、付けたタイトルだというエピソードが、効いている。
そして、英語の、Roman Holiday という言葉のひびきの美しさ。子音言語も悪くないんだなあ。

長女のニコラ(エル・ファニング)、美人で聡明な女の子。
ニコラにスポットを当てることで、この映画の厚みが増してるんじゃないだろうか。
カーク・ダグラスから貰ったというオカメインコのサムが可愛くてたまらない。飼っていたことがあるが、ある日苦しんで死んでしまった。また、飼いたくなった。
映画の中には登場しなかったが、トランボの書いた物語。↓

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