2018年7月28日土曜日

*第32回菊之丞・柳朝二人会*平成30年7月25日

つい先日、自転車でぴゅーと行き過ぎる柳朝師匠をお見かけした。
お、柳朝師匠だ!
で。
なんとなく、そのまま、こちらも自転車で後を追う。
もしかしたら、珈琲屋さんに行くのかな?
じゃ一緒にコーヒー飲めるかな?
なんて、いそいそしながら、でもこそこそと。
師匠、角をひょいと曲がる。止まる。
20メートルくらい後方で、曲がろうとしていると、振り返った〜。
さすが、お気づきになられたのである。
いやはや、ここでストーカーおしまい(^^)

師匠、今度池袋演芸場いつですか?いきます!

てなことで、行ってきた。
第32回菊之丞・柳朝二人会

ちらしに、菊之丞師匠は死神とある。
おお、噂の。
聞くところによると、菊之丞師匠の死神はとんでもなく怖いのだという。
萬橘師匠とどっちが怖いんだろう?
わくわくしながら、聴きにいく。
会場は満席で、補助席も出ていた。

きよひこちゃんの”狸の札”に続き、柳朝師匠の”たがや”
とても面白かった。やっぱりこのオチが好き。
お侍の首が飛んでくって、すかっとする。泰平の世で刀が錆びてるって、よくない。有事のために手入れを怠らないのが武士の勤めだなあと思う。

そして、”死神”
去年初めて菊之丞師匠を聴いた。同じ池袋演芸場。あの日は夢金。あれもちょっと怖いのね。
マクラが終わって、死神が登場したところで、急に背筋がぞわぞわっとして、動けなくなった。瞬間金縛り状態である。いやあ、開始早々怖い。
終わるところも、怖い!
圓生オチなんだそうだが、いやいやもう、はい。
だって、幕が降りてもずっと死んでんだもん、怖いよ!
怖いんだけど、死んでる形がしゅっとしてた。

中入りのあと、もう一席ずつ。
菊之丞師匠が幇間腹、
柳朝師匠が佃祭。

佃祭って好きな噺。

帰ろっかなあとロビーに出たら、皆さん勢揃いで、募金箱が!
もちろん、ちゃらんと入れさせていただきました。少しですけど♪
柳朝師匠のブログ

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