久しぶりの古今亭菊龍稽古会である。
週一カフェを金曜日にはじめてから、すっかりいけなくなってしまったが、今月は本業のお雛さまの販売をするため、後半2回の営業とした。
これはもう、いかないという選択肢はないのである(*^^*)
この日の師匠は三席。
崇徳院、風呂敷、宗論。
師匠は風呂敷が得意という。
崇徳院、好き。
はやめに着くと、贔屓の方々と師匠がいらしていた。
師匠、翌日老人ホームで歌うとかで、練習をされている。
「あれ、師匠、ごみがついてます」
と、jediさんが頭や肩に糸くずのようなものがついていると、知らせている。
みてみると、細かいごみが、粉雪のように、くっついている。
失礼します、と、手ぬぐいで頭や肩を軽く払わせていただいていると、jediさん、急に笑い出すのである。
「お雛さまの埃を払ってるみたいだ~~」
そういわれてみれば、そんな手つきになっていたかも??
癖というものは、おそろしい(^_^;)
また師匠の会を開く予定なので、お願いしてチラシ用の写真を撮らせていただく。
師匠、「先に聞いてりゃあ、もっといい着物にしたのに」と、いつもながら、お優しい。
優しさにこたえるべく、がんばる。
めざせ、橘蓮二!!
まあ、それは置いといて。。。
崇徳院、いいなあ。
なんだかね、初恋物語って、わくわくしちゃう。
もうそんなころから、驚くような長い時間がながれているのに。
初恋のうぶな2人と、便乗して一儲けしようという、すっかり薹が立って、そんな気持ちも忘れきった熊五郎と棟梁の対比、最後はみんなハッピーエンドというところがまたよい。
風呂敷。
菊龍師匠は登場人物の描き分けがきっちりしていて、わかりやすい。なんだか、志ん生みたいだ。
こういう酔っぱらいの亭主って、おかみさんは苦労するよねえ。
と、しみじみ、、、
三席目、宗論。
師匠はこの噺は恥ずかしいんだと、何度もいう。
途中、あ、、、忘れた、、、となり、それでも最後まで演じてくださった。
大正ごろできた噺なのかな。
キリスト教がでてくるけど、古典なのだとか。
この稽古会、師匠へのリクエストができる。
こんどは、おねだりしてみようかな。
八五郎出世、ききたい。
チラシには使わない画像↑
東八拳の菊廼家和楽師匠から頂戴した手ぬぐい。
滅多にいかないのに、いただいてしまってよかったのだろうか。
ありがとうございますm(__)m