2022年4月19日火曜日

*アネット*すごく観たくて、やっと観た!!!!ちょっとネタバレ

〜アネット〜
音楽、原案:スパークス
監督:レオス・カラックス
人形制作:エステル・シャルリエ、ロミュアルド・コリネ、
アダム・ドライバー、マリオン・コティヤール、 サイモン・ヘルバーグ
 
昨日、川崎にて。
息しちゃだめってスパークスに言われたんで、そうしていたら、だんだんやばくなってきたので、やっぱり途中から、呼吸をすることにした(♪うそ♪) 
始まりが楽しい。こういう出だし、いいな。ロッキー・ホラー・ショーとかもこんな雰囲気ある。
アダム・ドライバーはまた背が伸びた?観るたび、大きくなっているような。
マリオン・コティヤール、久しぶり。「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」以来。素敵だった。今回ももちろん、素敵すぎ。 
そして、レオス・カラックスは初見。
なぜだろう?いままで、縁がなかったとは、不思議。もったいないことをしてしまった。
サイモン・ヘルバーグってどこかで観たような気がするけど、プロフィール読むと初めてらしい。では誰かに似ているのだろうか。誰?
 
アダム・ドライバーの緑とか、マリオン・コティヤールの赤とか、「パリ、テキサス」を思い出した。
それと、海のシーンはデルトロの「シェイプ・オブ・ウォーター」のようで、美しいけど、はらはらする。
船のアネットの部屋のおもちゃが不思議で少し怖い感じ。色合いや動きによるもの?オリジナルだろうなあ。ひとつひとつ、人形制作スタッフが作ったんだと思う。なんか一個、欲しい。
これを書いてしまうとネタバレになるけど、最後のアクション!の声がかわいくて、ダディ、マミーの呼びかけがとても自然で、うるる〜となる。もう一回、くたびれるの覚悟で観たい。

*グリーンブック*2度目。やっぱりおもしろい

近所の公民館での上映。フリーパス♪
前に観たのはいつだったのか、検索したら、2019年だった。
いつの間にか、随分経っている。その間にコロナ騒動があり、たくさんの人が辛いこととなってしまった。
今回改めてグリーンブックに関して調べてみたら、最後の一軒だったコパカバーナ、この映画の撮影にも使われていた老舗の名店がコロナの煽りで2020年に閉店したそうだ。
なんだよ、それは〜〜〜
世界中で古い大事にされてきた店や伝統がどんどん損なわれているように感じる。おそらく実際にそうなのだろう。口惜しい限り。でも、せめて、無くなってしまったそういった場所のことを記憶に留めておきたいと願う。私が死んだら、その記憶も死んでいくけど。
 
さて、2度目のグリーンブック。 
初回よりもかなり楽しく鑑賞した。やっぱり閉じ込められる生活が長かったせいで、娯楽に飢えているらしい。
一緒に鑑賞していた皆さんも、よく笑ってた。前回より、笑いは多かったように感じる。
だが、何回観ても、ムカつくところは随所にあり。
イギリス系の白人はそんなに偉いんですか?と言いたくなったことが一度や二度ではなかった。スパイク・リー監督の作品などと比べても差別より娯楽性を重視している筈なのに。ならば、日常での差別は現代に於いても同じくらいあるのかな。最低レベル、例えばトイレ問題とか。それくらいは改善されているのだろうか?もちろん日本人だって、アメリカでは差別される。ううん、そんなに差別作って楽しいのか?最近では中国人も黒人を差別しているとか耳にする。なんで???