2019年5月22日水曜日

*東京ゴッドファーザーズ*ずっと観たかった♪

ま、ご多分によらず、生きてるといろいろあるわけで。
映画もライブもご無沙汰間がかなり長期に渡ってる。
その間は家でDVDやCDで我慢するわけだけど、当然情報量も少なくなるので、好きな人の仕事について、知ることなく過ぎていることになったりする。
そういう1本がこれ。
〜東京ゴッドファーザーズ〜
あー。
やっと観れたよ〜 
ほんと、ごめんなさい、けいいちさま♪
2003年 今敏監督 で、音楽:鈴木慶一!!
かしぶちさんのドラムとか、武川さんのバイオリンとか、いっぱい聴こえてきちゃうしさ。幸せったらありゃしない。
リメイクなのね、ジョン・ウェインの「三人の名付親」って、何回も観た。つい最近もDVDで。好き、この映画。これが元ネタなんて、うれしい。ハリウッドは赤狩りで真っ二つに分かれて揉めに揉めてる歴史があるけど、困ったことに両側の人、両方とも素晴らしい作品がたくさんある。トランボの「ローマの休日」は何度も観たし、ジョン・ウェインのテキサス訛りなら、英語のヒアリングがそこそこできちゃうし。とりあえず、作品を堪能しとけばいいのかな、日本人だし。
で、脱線しちゃったけど、ちょっとだけ、オリジナル作品より出来がいいかも。ストーリーに無理がないし、1時間37分とは思えないような早い展開で、目も耳も釘付けになる。
江守徹はプロフェッショナル。 パプリカとはまるで違う人物を演じていて、さすが。

ムーンライダーズの誰かが音楽を担当している映画を観ると、毎回確認することがある。
そう、天才!と。
今回も、もちろん、確認した。
良明さん、そろそろ映画の音楽やってください。

お酒飲めないけど、タバコはアレルギーだけど、カリブでラム酒飲んで、コンポートのマスカットをぱくつきたいな♪

2019年5月21日火曜日

*パプリカ*今敏監督の遺作を再び

毎度、キネカ大森さんの名画座2本立て。
あとひとつは、東京ゴッドファーザーズ。↩音楽鈴木慶一♪

ずいぶん前にDVDで自宅鑑賞したんだが、此度ついに、大きな画面で2度目。
よし、いろいろすっきりした!
あ、原作筒井康隆だったか。そして、こっそり出演も。 

2006年作品。音楽は平沢進。
調べてわかったが、東京ゴッドファーザーズ以外は平沢進が今敏監督の音楽を手がけているらしい。パプリカ、音楽が画面と一体化していて、映画を観ているのか音楽を聴いているのか、軽く混乱する。って、少し奇妙な言い方かも^^;

赤基調の画面が明るく不気味。
赤ってあんまり気持ちのいい色じゃないんだなあ。とか思っていると、パプリカは赤を纏ってチャーミングだ。ううん、となると使い方か。話が飛ぶけど、パリ、テキサスは赤が美しい映画だった。
2度目となると、最初に苦手だったシーンも心して取り組むので、わりと平気だったりする。でもやはり、あそこの一連の流れはキモいなあ、、、
機会があれば、千年女優が観たい。よさそう。
そう、女の人描くのが上手だよねえ。噺家でいったら、菊之丞みたい。
これが遺作とは、なんとも惜しい。
が、無理もないようにも感じる。

2019年5月7日火曜日

そして*ブレードランナーファイナルカット*豪華すぎる〜〜〜〜

いまさっき書いたアキラと2本立て。
もうもう、この2作品、並べちゃうなんて、ほんと目が離せないわ、キネカ大森さん。
どうも最近、やる気満々のスタッフさんが増えたらしく、約2名、キラキラしてるひと、いるんだよねえ。いいねえ、若いねえ、楽しいねえ♪ そしてブレードランナーファイナルカット。
1982年アメリカ映画 
リドリー・スコット監督作品
 
実は初見。
そう、公開時なんとなく見逃してそれっきり。
いろいろと気にはなってたし、ハリソン・フォードだし、スターウォーズの次、くらいにこれが来たと記憶している。 
車が、縦に上がってく。ビルをういいいんって。シド・ミードってかっこいいな。色渋いな。くすんだ青と灰色の世界。
うどん屋の亭主、笹野高史かと思っちゃった。クレジットで違うことを確認。
ハリソン・フォードとショーン・ヤング、なんかぎくしゃくしてるように感じたが、どうも撮影中不仲だったらしい。多分、ハリソン・フォード、このころ追い風真っ最中だったし、あのラブシーンから考えると、結構不遜だったんだろうなあ。 ちょっとだけ、普段の彼はどんなんだろうと、パパラッチ的な興味が湧いた。

*まずは アキラ !*久々!大友克洋

この映画を観たのは何十年ぶりだろう。
公開時ロードショーで観た。
たまげたねえ、あれは!
原作はもちろん読んでいたし、すごくないはずがない!っとあらかじめ、心の準備をしていたにも関わらず、ぶっ飛んだ。
今回はキネカ大森にて、ブレードランナーファイナルカットと2本立て。↩素晴らしいチョイス!

大友克洋作、1988年公開作品。 
もしかしたら、これ以上、丹念に入念に念入りに、人を驚かせ楽しませる映画には、まだ出会っていないかもしれない。

バイクとか、興味ないけど、金田の赤いバイクにはしびれる!
あ〜そう!このバイクだった!と、今回もやけに興奮した。
鉄雄じゃなくても、あのバイクは特別。欲しかったバイク、乗りこなせなかった大きなバイク。お前には乗れないって言われて、悔しかったんだろうな、鉄雄。と、ネタバレしてしまいそう、、、m(_ _)m
もしかしたら、鉄雄が覚醒したのは、タカシとの接触以外にも原因があったのかもしれない。金田やほかの族仲間との付き合いの中で。てなことを久しぶりに観ながら感じたのだった。
だがそれにしてもラスト近くの鉄雄は気持ち悪い!しょうがないけどさ、それって大友の真骨頂ではあるわけだし。
また、どこかで上映したら、観に行きたいな♪
滅多ない衝撃!