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2024年2月28日水曜日

*パーフェクトデイズ*そう、ヴィムヴェンダース監督❤️

よすぎて何をどう書いたらいいのか困ってしまう。
カンヌで賞を貰った役所広司はもちろんいい。
柄本時生もいいし、田中泯はリアル。
アオイヤマダは素晴らしいし、中野有紗は一生懸命で上手い!
3日間で2度劇場へ通った。多分、あと1回はいく。
ネットで観るのも手軽だが、映画は映画館でなるべく観たい。
それにしても、最近は上映中にお喋りをしている人が大抵いて、集中できないことがある。コロナで軟禁されている間に、家で観ているときの癖が抜けなくなってしまったのかな。残念。

サントラが欲しいが、出ていないらしい。
そのうち出るといいけど、、、
うし、ルーリード🩷

ヴィムヴェンダース監督作品
主演:役所広司
2023年、ドイツとの合作映画

今まで、特に意識していなかったトイレ清掃業がこういった流れでされていたと知り、ひとつ知識が増えた。
いつも綺麗に磨いてくださって、ありがとうございます♪

ヴィムヴェンダース監督へ
この度は失われていく東京の木々を登場させてくれましたね。うれしいです。
もうこの光景はなくなってしまうかもしれません。
東京は街路樹から公園の樹木に至るまで、ほぼ伐採の危機にあります。本当に貴重な景色です。監督もどうか忘れないでくださいね。

2023年5月8日月曜日

*シン・仮面ライダー*やっぱりこれは観ないとねえ!

観たいなあと思いつつ、日が経ってしまった。
劇場に行ったのは4月の終わり。ゴールデンウィークにかかる少し前。
既に公開から1ヶ月以上経過していたので、そう混んでいなかった。
入る際、お土産もいただき、うれしい限り。

監督・脚本:庵野秀明
主演:池松壮亮
そして、あーやはりな、塚本晋也監督出演してる。最近はすっかり役者業だが、また撮らないのかな。野火はちょっと苦手だったけど、初期作品はとても好き。地獄町小便下宿にて飛んだよ、塚本さん、セルフリメークしないのかな。してほしいな。主役は柄本佑さん、似合うね。あまり若い人だと、微妙に似合わなそう。って、めちゃくちゃ脱線した。。。これ読んで、お、そう来たか、なんて手を叩く人、いるかな、いるだろな、ちょびっとくらい、、、
 
怪人がたくさん出てくる。みんな〇〇オーグと凝った名前が付いている。サソリオーグとハチオーグ、いいな。あと、ハチオーグの下僕のひと、ちょっといい。たしか、イワゴウさん。
Kは哀しい。声は松坂桃李で、これもまた、哀愁を誘う。
 
前の2作と比べると、巨大化したりしないからか、こじんまりしている。仮面ライダーだからね、そうなるよね、でも、血糊キモい、ホラー苦手なんで、そこはうっくってなる。だが、その分、リアルさが増すというか。
 
ほんと、どこかにこんな風に悪者退治をしてくれるヒーローいないのかな。といいつつ、この悪者たちも、なにか暗くて辛いもの、背負ってたりして、勧善懲悪ってなんなんだろう。それこそ、常々庵野監督が言ってることか。
 
こんどは帰ってきたウルトラマンだったっけ? 
噂では金子修介監督だとか。
ぶっちぎりの怪獣映画でここはもう、ぜひともトドメを刺していただきたい。
エンディングの子門真人にしびれる。
兄貴亡きいまこそ、アニソン界に復活していただきたい。

2022年4月19日火曜日

*グリーンブック*2度目。やっぱりおもしろい

近所の公民館での上映。フリーパス♪
前に観たのはいつだったのか、検索したら、2019年だった。
いつの間にか、随分経っている。その間にコロナ騒動があり、たくさんの人が辛いこととなってしまった。
今回改めてグリーンブックに関して調べてみたら、最後の一軒だったコパカバーナ、この映画の撮影にも使われていた老舗の名店がコロナの煽りで2020年に閉店したそうだ。
なんだよ、それは〜〜〜
世界中で古い大事にされてきた店や伝統がどんどん損なわれているように感じる。おそらく実際にそうなのだろう。口惜しい限り。でも、せめて、無くなってしまったそういった場所のことを記憶に留めておきたいと願う。私が死んだら、その記憶も死んでいくけど。
 
さて、2度目のグリーンブック。 
初回よりもかなり楽しく鑑賞した。やっぱり閉じ込められる生活が長かったせいで、娯楽に飢えているらしい。
一緒に鑑賞していた皆さんも、よく笑ってた。前回より、笑いは多かったように感じる。
だが、何回観ても、ムカつくところは随所にあり。
イギリス系の白人はそんなに偉いんですか?と言いたくなったことが一度や二度ではなかった。スパイク・リー監督の作品などと比べても差別より娯楽性を重視している筈なのに。ならば、日常での差別は現代に於いても同じくらいあるのかな。最低レベル、例えばトイレ問題とか。それくらいは改善されているのだろうか?もちろん日本人だって、アメリカでは差別される。ううん、そんなに差別作って楽しいのか?最近では中国人も黒人を差別しているとか耳にする。なんで???

2022年3月6日日曜日

*パリ、テキサス*切ない!って劇場で叫びたくなる

ヴィム・ヴェンダース監督作品。1984年。
2Kレストア版。
 
この哀しみをなんとしよう。
2度目。
哀しい。どうしても哀しい。
なぜこうなる?
これでいいのか、よくないのか、わからない。
だけど、画面が美しく、とてもじゃないけど、隅々まで見尽くさないと気がすまない。この凝りようはルキノ・ヴィスコンティとも似てるところがあるような。
この前書き尽くした気がするパリ、テキサス
 
西ドイツ、フランス合作。
監督:ヴィム・ヴェンダース
1984作品
 
今年は2022、この映画は38年前の作品。
そして、ハリー・ディーン・スタントンはもう鬼籍に。
あのラッキー の折り、毎夕どこに電話していたのか、思い出す度に考えていたが、ジェーンに掛けていたのかと、今更悟ったりしている。違うかもしれないけど。ラッキーってパリ、テキサスの後日談ということではないが、なにやらそんな風に観える。

2021年3月23日火曜日

*旅猫リポート*迂闊だった〜〜

これもDVD。
最近近所の図書館でDVD貸出を始めたので、ありがたく利用させてもらっている。
 
なんだこれは、驚いた。
涙出すぎ!
 
いやあ、有川ひろ原作とは気づかず、ドキュメンタリー風のかわいい猫がいっぱいでてくるやつかと。
 
全然違ってて涙満載のドラマだった。
油断していたため、より一層泣いてしまうという愚挙に。
 
猫連れの旅って大変そうだと思っていたが、主人公はさして苦にする風もなく、淡々と楽しげ。
平和な映画だなあなんて、少々たるくなりかけていたところに、畳み掛けるようにドラマはピッチを上げていく。
なんという手腕。
 
監督:三木康一郎
弱虫ペダルとか、ううん、観てない。
観とけばよかった。
 
2018年
昨年逝ってしまった竹内結子の主人公を支える抑え気味の演技が光ってる。
福士蒼汰くんて、かっこいい。

2020年12月2日水曜日

*道*フェデリコフェリーニ、ジュリエッタマシーナ、、、、(泣)

たぶん、映画作品の中で、最も考えている時間が長い。観た回数、時間より、遥かに。常にということではないが、ふと思い巡らせる映画ってなに?と聞かれたら、迷わず答える。ジェルソミーナの道だと。
 
劇場で観るのは何年ぶりなんだろう。もしかしたら、初めてなのかな、記憶を遡れないけど、機会があればテレビでもDVDでも、観ていたから、劇場で観ていない筈がない。すっかり体に滲み込んでしまっている。

あちこちのあらすじを読むと、大抵ジュリエッタマシーナ演じるジェルソミーナは頭が弱いとされているが、全くそんなことはない。寧ろ賢くて、謙虚。リズム感はいいし、人間関係を大事にしている、繊細で素敵な人柄だ。
あれ、なんでそうなってるのかなあ、、、フェリーニの人物設定にそんなことが書かれているのだろうか????
 
1万リラで買われていくジェルソミーナ。
海を見ながら笑ってる。どうして?
出ていけるのがうれしいのかなと単純に考えたが、あとになって、家族の役に立てるという気持ちが笑顔にさせたかなとも、思った。それとも両方だったのか。
 
キジルシとの出会いと別れ。
ジェルソミーナには、幾つも分岐点があったし、辛い暮らしを捨てることもできたのに、そうしなかった。いつもいちばん過酷なDVザンパノといることを選択してしまう。このどうしてもザンパノを見限ることができないところが、リアルで人間ぽさを感じてしまう。なぜザンパノは頑ななんだろう。誰にでも威張り散らして、最後とうとうひとりっきりになって、やっと悔い改めて泣くって。。。おそいよ〜ザンちゃん。
 
キジルシの歌うジェルソミーナが好き。
たしか、2つメロディーがあったんだけど、今回♪ジェ〜ルソミーナ、ジェ〜ルソミーナ♪っていうワンパターンしか聴けなかった!
もうひとつ、バラード風の♪ジェ〜ルソミ〜ナ〜〜〜♪っていうのがあったのに、あれはどこ?
カットしたの?返して、あたしのジェルソミーナ!!!
 
1954,イタリア
フェデリコ・フェリーニ監督
アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ
 

2020年5月2日土曜日

*顔たち、ところどころ*再び楽しい♪

これも、アップリンククラウドから。

いやいや、武漢長旅のお供として、最適な60本見放題。
このお友達のおかげで、閉じ込められた環境もなんとか楽しく過ごせている。が、多分だけど、これって、実際意味がないよね?
だって、免疫を獲得しないといけないわけでしょ。なら、家にいても意味ない。なんでこんなこと、いつまでもやってんのかな?

ま、それはさておき。
前回と比べて、改めて発見したことが多くて得した気持ち。
あれ?ふたりとも、歌が下手ね♪←ごめんなさいm(_ _)mとか、アニエスの猫ちゃんは、うちの猫と似てる!とか^^;
スタッフさんの糊付けの手際のよさとか。
そう、あと、あれ!アニエスが人を見極めるときのスピード!
ひと目でどこをどうしたら、最高の作品になるか、その人の素敵なところを引き出せるか、閃いてしまう。一流だ。
一緒にドライブしてみたかった。フランス語話せないけど。英語も危ういけど。。。
50歳差の仲良しふたり組。憧れる。
映画館のときと、若干訳が違うところがあったような気がしたけど、記憶違いかなあ?
フランスって広い。
エクレアおいしそう。
アップリンククラウド 60本見放題より

2020年3月19日木曜日

*嵐電*ちんちん電車に乗りた〜い!!

観たんだ〜。
これ!
嵐電!!
よかった〜。
初めての鈴木卓爾監督♪
こういう映画だったのか、悔しいな、もっとはやく、キネカで観ればよかった。一昨年来てたのに。損した!この監督を観もせずに最近邦画が面白くないとか、無知すぎ、恥ずかしい^^; 
次回作はどんなかな、楽しみ。そして、最低もう一回は嵐電観にいきたい。夜観たら、妖怪電車に乗れるたりして♪

2019年、日本映画。京都映画、という言い方もできそうな。
主演:井浦新、大西礼芳
音楽:あがた森魚♪

あがたさんの声、好き。
この声ずっと維持しててくれて、ありがたい。
やっぱりねえ、映像と音楽がばっちりなときって、映像が湧き上がってくるみたいなそういう感じする。 

大西礼芳さんて女優さん、存在感ある。
きっちり演技しながら、敢えて難しいとこ選んでるかなあ、もしかして。そういう気概みたいなものが美しさに繋がっているのか。
またこの人の演技に触れたい。

2019年6月4日火曜日

*ザ・バニシング-消失-*やはり恐ろしい

怖いよ、ほんとに。
もう観たくない。
だって、怖かったんだもん。

1988年、オランダ・フランス
監督、脚本:ジョルジュ・シュルイツァー
失踪 という名のタイトルで同監督によるリメイク版もあり。
ちらっとネットで覗いたら、リメイクのほうが、私には向きそう。
ヒッチコック大好き、サイコ大好きな人にはたまらないかも。
いえ、ヒッチ嫌いじゃないし、サイコは傑作だけど。
でも、いつも、こういうのが観たいわけじゃないし、、、
ということで、タイプとしては苦手だけど、映画自体の出来は、他の作品とは全く違う。2回観たくはないけど、ときどき思い出してしまう、間違いなくそうなる。凄い作品だし、なかなか日本で公開されなかったのも、理解できる。つまり、この映画を公開するにあたって、ずっと邪魔が入っていたというのは、まだ日本が恐れに対して謙虚だったってことかもしれない。って、なんだか一気に飛ばしてしまった。

いやあ、まあ、キネカ大森にて鑑賞。
キネカさん、どうしちゃったの?
あの、お客に対する嫌がらせとも取れる、予告編時に大音量で流れてくる政党CMは何?
テアトル系は結構流しているようだ。お子様向けでも平然と。
しばらく、テアトルと東急は足を向けたくないなあ。
片桐はいりさんには、申し訳ないけどm(_ _)m

2019年5月22日水曜日

*東京ゴッドファーザーズ*ずっと観たかった♪

ま、ご多分によらず、生きてるといろいろあるわけで。
映画もライブもご無沙汰間がかなり長期に渡ってる。
その間は家でDVDやCDで我慢するわけだけど、当然情報量も少なくなるので、好きな人の仕事について、知ることなく過ぎていることになったりする。
そういう1本がこれ。
〜東京ゴッドファーザーズ〜
あー。
やっと観れたよ〜 
ほんと、ごめんなさい、けいいちさま♪
2003年 今敏監督 で、音楽:鈴木慶一!!
かしぶちさんのドラムとか、武川さんのバイオリンとか、いっぱい聴こえてきちゃうしさ。幸せったらありゃしない。
リメイクなのね、ジョン・ウェインの「三人の名付親」って、何回も観た。つい最近もDVDで。好き、この映画。これが元ネタなんて、うれしい。ハリウッドは赤狩りで真っ二つに分かれて揉めに揉めてる歴史があるけど、困ったことに両側の人、両方とも素晴らしい作品がたくさんある。トランボの「ローマの休日」は何度も観たし、ジョン・ウェインのテキサス訛りなら、英語のヒアリングがそこそこできちゃうし。とりあえず、作品を堪能しとけばいいのかな、日本人だし。
で、脱線しちゃったけど、ちょっとだけ、オリジナル作品より出来がいいかも。ストーリーに無理がないし、1時間37分とは思えないような早い展開で、目も耳も釘付けになる。
江守徹はプロフェッショナル。 パプリカとはまるで違う人物を演じていて、さすが。

ムーンライダーズの誰かが音楽を担当している映画を観ると、毎回確認することがある。
そう、天才!と。
今回も、もちろん、確認した。
良明さん、そろそろ映画の音楽やってください。

お酒飲めないけど、タバコはアレルギーだけど、カリブでラム酒飲んで、コンポートのマスカットをぱくつきたいな♪

2019年4月15日月曜日

*グリーンブック*非難とかあるらしいけど、楽しかった!ちょっとネタバレあり

予告編が楽しそうだったので、観てきた。
大笑い、ではないけど、よく笑った。
ほんとはね、大笑いしたいけどね、だって、「メリーに首ったけ」のピーター・ファレリー監督だもん。たしかこの人は兄弟で映画作ることが多かったかと。
でも差別がテーマで、げらげら笑っちゃうのは不謹慎か。
アメリカでは大きな問題。
それにしても、うまいなあ、演出。
ドン・シャーリーの登場シーンは歌と踊りをちょいちょい入れたら、インド映画みたいに華やか。
ステレオタイプとかの非難があるみたいだけど、そうなの?
確かに王道の構成で実に正々堂々とわかりやすい。そういうのはダメなの?好きだけどなあ、型に嵌ってるの。なぜって、観客に先が読めてしまう分、面白さを加味して作んないといけないから、却って難しい。で、それができてる王道映画だと思ったけど。ま、ケチつけようとすれば、どんなことでもネタになるから、しょうがないか。ただ、この監督、差別についての視点はほかの誰よりもシビアではないだろうか。

もしも、雇われた白人がイタリア系ではなくて、イギリス系だったら?クンタキンテを誘拐した、アフリカ系の黒人にとって最も忌むべき人種だとしたら、この映画成立しないかも。またはどんよりしたものになって、監督も違ったかも。それこそ、スパイク・リーとか?
「ドライビング・ミス・デイジー」もロードムービーで白人と黒人の立場が入れ替わっているけど、似たとこある。あれは、ユダヤ?だったかな、やはり、アメリカの白人社会の中で、白人なのに差別されている家族だった。
今度もやはり、白人の中でのマイノリティになるよね、トニー・リップの祖先がイタリア系移民というのは。この少し前にはアルカポネとか暴力でのし上がった人たちがいたわけだけど、やはりそれは、上流には認められない。
むしろ芸術面に秀でた黒人=ドンシャーリーのほうが、上流社会の人々の優越感を掻き立てつつ、自分たちは偏見がない、差別に対して理解がある、ということを示しやすい故に、表面的にはトニーより上の立場となる。それなのに、招待先で、トイレが使えなかったり、同じレストランで食事できなかったり、ひどいホテルだったり、やっぱり差別は行われていて、なんだこの連中は!インディアンから土地を奪い、人手不足だからってアフリカから大量に拉致した挙句差別とは失礼千万、北朝鮮よりひどいじゃないか!ってつい画面を追いながら真剣に怒ってしまう。南部ツアー最終辺り、ドン(マハーシャラ・アリ)とトニー(ヴィゴ・モーテンセン)のリアルな演技に引きこまれた。

ドンの超一流ファッション、センスがよくて、ぴかぴかしていた。
オルフェウスのCD買っちゃおう♪

2019年4月2日火曜日

*転々*3回目。何回観てもツボ。好きな映画10本に入るかも

DVDで2度ほど観たけど、劇場では初。
観てよかった。
なぜって、35ミリフィルムなんだもん。
デジタルとは画像の雰囲気がまったく違う。
近頃ほぼデジタルの映像で鑑賞しているので、見慣れるまで変な感じがした。開始後数分で慣れたけど。

三木聡監督
2007年公開
三浦友和とオダギリジョーの2人が哀愁を漂わせながら、いや、でもやっぱり笑っちゃうでしょ的な軽妙な演技。
脇も松重豊(若!)やふせえりと、硬い!
これで楽しくなかったら、変だ。
吉高百合子がまた、とても初々しくて、髪型がかわいくて。好きな女優さん。



音楽が、、、ツボすぎ。
髭と口紅とバルコニーに、スカンピンと、もうたまらない。
だって、鈴木慶一とムーンライダース名義の実に貴重なアルバム火の玉ボーイの名曲なんだもん。
慶一の声がみずみずしくて、聴いてるだけで涙が出てしまう。
エンディングをこっそり一緒に口ずさみ、夜更けた帰り道、人気がなければまた歌い、どっぷり余韻に浸ったのであった。
いまのムーンライダーズも好きなんだけど、初期のはちみつぱいを軽くひきずってる数作のアルバム、最愛♪

2019年3月13日水曜日

*顔たち、ところどころ*楽しそう。旅に出たいよ〜追悼

洒落てる映画だ!!
普段着の二人が、フランスの田舎を旅して回る。
おっきなJRの車に乗って。
邦題の通り、たくさんの顔を撮る。
みなさん、味のある、自信に満ちた表情。美しい。
顔ってこんなにも、綺麗なものなの。

2017年 フランス ドキュメンタリー
監督、出演:アニエス・ヴァルダ、JR

アニエス・ヴァルダの上着とかリュックとかポーチとか、真似したくなる。ちっちゃくて、可愛くて、決まってて。
とくにラストのリュック、よかったな。欲しい。
ヴァルダは色の洪水。
対するJRは黒基調。サングラスと帽子を取らない。
サングラスを取らないことで、いつもヴァルダに嫌がられている(^^)
微笑ましい、羨ましい、二人の旅。

最初と最後が特に好き。
強いていえば、色のついてるパターソン、みたいな。
できたら、この二本立て、どこかで上映してくれないものだろうか。
ゆっくり座って、心ゆくまで、二作品の世界観を味わいたい。
猫ちゃん、肩に乗ってて、いい子♪
追、アニエス・ヴァルダ監督、先日お亡くなりになったと友人から聞いた。高齢ではあるが、ラスト近くのあの酷い仕打ちがもとだろうか?
JR、哀しいだろうなあ。
どうか、ごゆっくり休んでください。
素敵な映画をありがとうございます。

2019年2月7日木曜日

*バジュランギおじさんと、小さな迷子*インド映画長いんだけどさ、面白いんだよね!

インド映画長いからねえ、躊躇してたんだけど、チラシと予告編に惹かれて、観てきた!
いやいや。
楽しかった、面白かった、ドキドキした。
2015年:インド映画
監督:カビール・カーン
主演がサルマーン・カーン、プロデューサーも兼ねている。わあ、すごいなあ、ロケ地のいくつかは彼の所有とある。インドで役者として成功すると、桁外れなのね。

タイトルからも想像できる通り、かわいい迷子をどうしましょうというお話。
かわいいといえば、インドの言葉で、女の子はムンニーと呼ばれるらしい。 なんとチャーミングな響き♪
インドとパキスタン、お隣同士だし、日本で出会うパキスタンの人は良い方が多いし。嫌い合ってるの残念だなあ。
宗教がなければいいのかな?そうかも♪

ムンニーのおうちは、スイスにもパキスタンにもインドにも通じるところらしい。 そうカシミール。
2人の初対面に至るまで、ムンニーが迷子になるまでが、丁寧に描かれている。こういう厚みというのか、手法というのか、邦画にはなさそうな気がするけど、どうなんだろう。

バジュランギの大立ち回り、軽快で豪華なダンスシーン、細かいストーリー運び、変なキャラ(笑)↩特に主人公
あまり時間が長いことを気にせず最後まで観てしまった!

2018年6月6日水曜日

*15時17分、パリ行き*女性ファンの多いクリントイーストウッド♪

はいこれも。
クリント・イーストウッドとなると、外せない。
って、そんなにクリント・イーストウッド歴は長くない。
全盛期のウェスタンも観てない。
スペース・カウボーイ(しかもリバイバル上映^^;)以来、ちょこちょこなんで、外せないとか書くと、マニアに怒られそう。
先、謝っとこ。
ごめんなさいm(_ _)m 
年配の女性客が多かった。
10対2くらいの割合だったと。 
フランスで起きた実話、タリス銃乱射事件の映画化。

2018年 アメリカ
クリント・イーストウッド:監督

主演の3人、乗客数名はいずれも本人というので、びっくり。
あれは皆さん演技の素養がもともとあるのか、監督の演技指導が的を得ているのか。
「ハドソン川の奇跡」でも本人を起用して臨場感を盛り上げてたし。黒澤を尊敬しているという話だけど、やはりそうなんだろうなあ。あの重厚さと人類への愛。
で、なんでも、テロリストが暴れ始めたとき、乗務員は乗務員室に鍵をかけて、閉じこもってしまったとか。
この英雄たちに比べると、なんともお粗末な。

乗務員はどうしたんだろう、なぜ、助けに来ないんだろうと疑問だったが、そこを敢えて監督は責めない。

アクションシーンもあるけど、どちらかというと、淡々としている。
幼なじみ3人の楽しい観光旅行を丁寧に、こんな感じの、うきうきしてるツーリストっているわ。あ、ジェラートおいしそう、とか、感覚が伝わる。
あの幼少期の差別やいじめを越えて、尚いまも仲良く出来てていいなあとほっとしていると、大事件が起こる。
そう、監督は決して声高に怒りを表明するわけではないんだが、アメリカの、都市部に遠いところでは人種差別、マイノリティへの迫害が、いまだに続いていると、こっそりこっそり教えてくれる。
なんだかなあ、これだと、日本のほうがずっとましだわ、このことに関しては。
だって、迫害されている当人たちが、それを自覚して訴えることが正当化されているもん。
この映画のひどいめにあってる人たち、迫害されていることに気づいてないみたい。  
それにしても、シングルマザーで一戸建てに住めるって、かなり羨ましい。そこ、日本も見習っていただきたい。
家族全員で必死で働いても、文鳥の小屋くらいの家しか日本じゃ手に入らない(T_T)
いけ、ストーン!!

2017年8月8日火曜日

■海辺のリア■ずどどん■誰か教えてあげてください■現代ではその遺言は無効だと■

重い!
ひとって、ひどい。辛い。
2017年
小林政広監督
音楽は佐久間順平   
音楽がいいと映画は引き立つ♪監督も音楽担当も共に、故高田渡のお弟子さん。高田渡の弟子というひとは、わたしの友人にもひとり、いたりする。 彼と出会って最初の頃、わたる、わたる、というので、一体誰のことかと思っていたら、高田渡なのだった。呼び捨てで驚いたものの、あ、師匠だったらそうか、と、納得したのである。で納得しながら、内心かなり羨ましかった。
さて、そんなわけで、ちょっとした縁を感じるこの作品。
いや、別に、小林監督も佐久間順平さんもお会いしたことはないし、勝手な物言いであること、平にお許しいただきたくm(__)m

役者数人の舞台みたいな映画。そしてその数人が豪華。
このひと、顔は知ってるけど名前がわからない、というひとが、ひとりも出てこなかった。これだけでも相当な資金が必要だったに違いないと、つい画面を観ながらリアルな計算をしてみたりする。
仲代達矢のリア王、黒木華のコーデリア。
なんでそそのかされるかなあ、リア王は。
そそのかされてその気になってる時点で認知だと思う。
リア王。呼吸をするようにセリフが出てくる。緩急波打つような。
誰も観てない海辺の舞台。強く、弱く、、、ほんとはみんなわかってるのか、認知はフリか?と思えば、やっぱり認知か、となってみたり。騙されたこと、ほんとは知ってる。騙したのは誰なのかも。 
ラストが好き。
人間不信になりそうだったけど、ひとまずよかった。
阿部寛ガラケー。強大な権力を持つ嫁原田美枝子はスマホ。
あべちゃん、社長なのに、なんだかなあ。社員に人気ないだろうなあ。しっかりしろよ、裏切るなよ、ってね。出てくる人物の中で、最も共感できないタイプかな。
小林薫の存在感はセリフひとつで、充分。 
仲代達のパジャマとコート、髪型、メガネ、決まってた。
歯も♪
しかし、海辺と山道、いったい何往復のロケだったんだろう?
気になる!! 
機材を抱えて移動したのか。お疲れ様ですm(__)m

2016年12月6日火曜日

■誰のせいでもない■ヴィム・ヴェンダース最新作

まず一言。
よかった。
ひじょーーーによかった!
ヴィム・ヴェンダース監督最新作。
2015年
ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー合作
まるでロードムービーのような物語。

悲しい出来事が起きるときはこんな風に偶然が折り重なっていくものか。 
先日、パリ、テキサス を観たときと似通った気持ち。
長い余韻。
たぶん、この余韻は一週間は続いて、そのあとは折に触れて蘇っては切なくなって、それから時には、涙がじわっとなるんだろう。
何年先までも。

レイチェル・マクアダムス(サラ)の美しさ。献身。
シャルロット・ゲンズブールって、いい女優さんなんだなあ。
あのゲンズブールとジェーン・バーキンの娘ってそれもたしかにすごいけど。素晴らしく演技派。
主人公はスパイダーマンのジェームズ・フランコ。この役、顔にあまり出さずに、漂う雰囲気で心情を醸し出さなくてはいけないから、大変なのでは。4人の主要人物の中で、最も繊細。
音楽(アレクサンドル・デスプラ)がややメロドラマ風で、この音楽だと、なにか嫌なことが起こっちゃう、どうしよ、と不安になっていると、必ずそうなるという王道をいっている。実に映画らしい音。
近いうちにもう一度観たい。
が、シン・ゴジラもまだ二ゴジラのままだし。
ううん悩ましい、、、、

2016年10月24日月曜日

■パリ、テキサス■せつなく、美しい

西ドイツ、フランス合作。
監督:ヴィム・ベンダース
1984作品

ずっと気になっていた映画。
ようやく観た。

切ない。
哀しい。
きれい。
砂漠をとぼとぼ歩く、車で走る、子供を迎えにいく、元妻と話す、
そのどれもが、美しい。
撮影はロビー・ミューラー。
抑えた色調に絡む、ライ・クーダーの細く長く響く、ややエロティックで涙を誘うようなギター。

赤ー黒ー緑と、登場人物の服の色が変わる。
心を映しているのだろうか。
赤。
探し求めていた元妻の、赤い毛糸のワンピース。
アクリルかな?
あまり高そうな感じがしない、超ミニの服だが、ナスターシャ・キンスキーが纏うと上品な雰囲気さえ感じられてしまう。
チラシでは赤というより、ピンクだったが、画面では真紅だった。
キャップの赤、父と子の赤いシャツとトレーナー、目に焼き付く赤い色彩群。
不思議なくらい、主人公に共感できるところはない。
なのに、悔しくて、泣けてしまう。

もうちょっと、なになにをしたら。
あそこで、ああしていたら。 

いくら考えても答えはでない。
そのスパイラルの中に永遠に閉じ込められてしまうのか。 

ナスターシャ・キンスキー、こんなに綺麗な人を観たのは生まれて初めて。
ハンター・カーソン、子役。そして、こんなに綺麗な子供を観たのは、うまれてはじめて! 

観ることができて、よかった。