2020年12月27日日曜日

■新宿末広亭夜の部■12月中席2020,12,16■中村仲蔵!

ちょっと前になってしまった感じもするけど、16日は新宿末広亭の夜席へ。
もちろん、目当てはトリの神田伯山!!!!
なにせ、最初っからいくと、くたびれてしまうので、中入りの少し前に木戸銭を払い会場入り。
1階は満席で2階に上がる。
それも既に半分くらいは埋まっていたかな。
 
演者の皆さんが寒くてごめんなさい、と言うのだが、たくさんの人に囲まれ、寒くない。舞台は寒かったのかもしれない。
1階は、寒いよね、きっと、、、
伯山のお師匠の神田松鯉先生で中入り。
忠臣蔵のお兄さんの羽織とお酒を酌み交わす、赤垣源蔵。武春の浪曲でお馴染み。講談は泣かせつつ、笑いも入れるのね。武春をもいちど生で聴きたいな。
 
講談にもだんだん慣れてきた。本格的に聴き始めたのは、伯山が襲名してから。なのに、現在嵌ってしまっている。
だって、面白いんだもん。
好きな遊雀師匠、談幸師匠、神楽、そして伯山♪
あ〜、やった、仲蔵じゃん!!!
ともう、ついつい、大きな声で言っちゃいそうになるくらい、興奮した。いやいや、凄い凄い。
張扇が節目でびしばしと軽快な音を立てる。たまらないっ。
ユーチューブのときよりもいい。
あの仲蔵、どきどきしたし、泣いたし、見入ったけど、尚それに勝る出来。始まるところの場面転換が粋なんだなあ。ノーラン監督のインターステラーとかダンケルクとかのくるくる回って時間軸に落ちていくようなところと似ていると、常々思っているが、今回はそこが強調されて、より引きずりこまれた。
神田伯山をリアルタイムで聴ける幸せ。
これを強運と言わずして、何と言うか。

この日は後から知ったが、中村七之助、荒川良々、渡辺九段という当代の錚々たるメンバーが客席に。
また聴きたい!

*ソングトゥソング*試写会当たった〜〜

試写会が当たったので、ソングトゥソング。
もう公開してるらしい。
監督脚本:テレンス・マリック
2017年のアメリカ映画。
そうか、少し前の作品になるのか。
なんでもプレスによると、新作のほうが先に公開になったとあった。
 
オースティンというところは、音楽祭がたくさん開催されるんだとか。
あ〜じゃ、いまはしんみりしちゃってるのかも。
 
会場は一つ置きに座ってね、ということだったので、そのように。だんだん混んできたら、それが崩れて、二人連れは大体お隣同士になっちゃった。
なんかね、人、多かったし、テープでも座席に貼らないと、ちょっと無理っぽかったかも。
こういうときの案内って大変だ。
なにせ、ざっくりな人もいれば、ナーバスな人もいるわけで。
過度になるのは嫌だけど。
 
上映中に突然、観客のひとりが、近くの観客に向かって、そこそこ大きな声で「ここは飲食禁止だから!」って言い放って、だ〜〜〜っと出て行くという一幕が。

飲食禁止とは入り口で言われなかったけど、言ってたのかな?

席のことも伝わっている人とそうじゃない人がいたから、言ってたのかも。まあ、食べるのは変だけど、飲み物は持参している人が多かった。もちろん持っていたし、飲みながら観ていた。

怒られた人がなにか食べていたのか、飲み物だけだったのか、わからないが、上映中に騒ぎ立てる行為のほうが迷惑って考えられなくなっているところが、ちょっとおかしいような。したことのない経験だったので、びっくり!
 
と、映画の感想じゃなくなってきた。
てっきりミュージカル映画かと思っていたら、違ってた。
なにせ、ライアン・ゴズリングだし。
ついラ・ラ・ランドのノリが^^;
画面が美しい。アメリカは広い。オースティンを背にしたストーリー運びがとても素敵。
ルーニー・マーラが可愛らしくて、したたか。服装の雰囲気もいい。
演技派のナタリー・ポートマンが出てくると、俄然ストーリーの運びがよくなり、画面が引き締まる。安定感はいわゆる半端ない。
せっかくミュージシャンが大勢出演しているのに、演奏シーンが少ないのが、ちょっと残念。
 
ハプニングがなければ、もっとのめり込んで観れたかな、やや通常の精神ではなかった。
 
おみやげをたくさん貰ってしまった。
ありがとうございます!


2020年12月8日火曜日

■亀戸梅屋敷寄席■2020,12,4

すっかり定例になってきた、亀戸梅屋敷寄席である。
昼席って行きやすくていい。
再開されてから、毎月萬橘師匠がでる折を狙って足を運んでいる。
 
この日は、蔵前駕籠。
落語って刃傷沙汰も面白おかしくしてしまうところが、凄い。
話芸なんだなあ。
この噺、ずいぶん前に聴いた。だが、いつなんどきだったかというのは、さっぱり思い出せない。
これもまた、萬さんの工夫が凝らされている。マクラも面白くって、毎度の大爆笑。

トリの道楽師匠。左甚五郎だ。抜け雀かな、水仙かな?水仙♪
やった〜。左甚五郎の物語は、好き。三井の大黒とかもいいし。ただ、この間初めて聴いた講談の左甚五郎はちょっと雰囲気が違っていて、新鮮だったけど怖かった。
道楽師匠が演ると、キマるなあ、竹の水仙。
今度、三井の大黒が聴きたいなあ。
 
帰りにまた、少し萬橘師匠と話した。
インパネス、なかなかお似合いだった。
 
開口一番の楽べえさん、毎回腕を上げている♪

2020年12月2日水曜日

■浅草演芸ホール■2020,11,25夜席■主任:柳亭こみち師匠

11月25日の夜席へ。
知人情報によれば、こみち師匠が凄いという。
それは聴きにいかないわけにはいかない。
だって、女性で面白いって、今までなかった。
ついにその日が来たんだと、わくわくしながら浅草へ。
この日は文菊さんから入る。ずいぶん貫禄ついたなあ。
もっと若々しかったけど、そうか、年月が過ぎたのか。
 
普段、三遊亭派と古今亭菊龍師匠がおもよく聴く噺家さん方なので、浅草は新鮮。名前は知っていても、聴いたことがなかったり、或いは知らずにいて上手さに驚いたり。いやいや、この上なく、井の中の蛙。
だが、新しく知ることができるって、うれしい♪
 
円歌師匠代演が、はん治師匠で好きな「千早ふる」とはって、とはって、ねえ(笑)仲入り前からトリへ向かう流れが心地よい。
そうして、こみち師匠の登場。
子は鎹。
なんとなんと、大家さんのおかみさん、というニューキャラクターが出てきた!これがこの人の工夫なのかっ!見事な工夫!
そうか、新たに女性キャラを創造することで、女流の落語が成立してる、なんていいアイディア。これで女性の噺家さんに道が拓けた。
噺終わりに、こちらに視線をくれるところもニクい♪決めた、ファンにならせてもらっちゃう♪
♪パイオニアこみち♪
また聴きに来よう。
千秋楽は片棒だったとか。これがまた浪曲あり、客席から手拍子までありで、更によくて、子は鎹より更に大受けだったらしい。そっちも行きたかったなあ。でもブログ溜まってたから、我慢しちゃった。うー残念。

*道*フェデリコフェリーニ、ジュリエッタマシーナ、、、、(泣)

たぶん、映画作品の中で、最も考えている時間が長い。観た回数、時間より、遥かに。常にということではないが、ふと思い巡らせる映画ってなに?と聞かれたら、迷わず答える。ジェルソミーナの道だと。
 
劇場で観るのは何年ぶりなんだろう。もしかしたら、初めてなのかな、記憶を遡れないけど、機会があればテレビでもDVDでも、観ていたから、劇場で観ていない筈がない。すっかり体に滲み込んでしまっている。

あちこちのあらすじを読むと、大抵ジュリエッタマシーナ演じるジェルソミーナは頭が弱いとされているが、全くそんなことはない。寧ろ賢くて、謙虚。リズム感はいいし、人間関係を大事にしている、繊細で素敵な人柄だ。
あれ、なんでそうなってるのかなあ、、、フェリーニの人物設定にそんなことが書かれているのだろうか????
 
1万リラで買われていくジェルソミーナ。
海を見ながら笑ってる。どうして?
出ていけるのがうれしいのかなと単純に考えたが、あとになって、家族の役に立てるという気持ちが笑顔にさせたかなとも、思った。それとも両方だったのか。
 
キジルシとの出会いと別れ。
ジェルソミーナには、幾つも分岐点があったし、辛い暮らしを捨てることもできたのに、そうしなかった。いつもいちばん過酷なDVザンパノといることを選択してしまう。このどうしてもザンパノを見限ることができないところが、リアルで人間ぽさを感じてしまう。なぜザンパノは頑ななんだろう。誰にでも威張り散らして、最後とうとうひとりっきりになって、やっと悔い改めて泣くって。。。おそいよ〜ザンちゃん。
 
キジルシの歌うジェルソミーナが好き。
たしか、2つメロディーがあったんだけど、今回♪ジェ〜ルソミーナ、ジェ〜ルソミーナ♪っていうワンパターンしか聴けなかった!
もうひとつ、バラード風の♪ジェ〜ルソミ〜ナ〜〜〜♪っていうのがあったのに、あれはどこ?
カットしたの?返して、あたしのジェルソミーナ!!!
 
1954,イタリア
フェデリコ・フェリーニ監督
アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ
 

■亀戸梅屋敷寄席■2020,11,17

最近毎月通っている。 
会場が小ぶりで噺家さんがよく見えるし、マイクなしで充分聴こえる楽しさ。なるべく行きたいなと。周りもね。亀戸の駅周辺の独特な店も面白い。この辺ではなくなっちゃった感じの洋品店や食べ物屋が俄然健在なのも魅力的。
こっそりだけど、萬橘師匠に会えるお店もあったりして♪
この日もお姿をそこでお見かけした。
 
なんと、満席!
満員御礼が出そう。密ぎりぎり。行く度にお客さんが増えてる。ううん、もうちょっと空いてるほうが好きだけど、演じる方々はいっぱいのほうがいいよね。それにしても、寄席人気おそるべし!!
 
開口一番を含め5名。
疲れなくてちょうどいい人数。一人ひとりの持ち時間も浅草や両国と比べてやや長めなのが、得した気分。
 
トリは鳳楽師匠で寝床。
大ネタだ〜。どしっとしていて、安定感がある。
萬橘師匠はろくろっ首♪
うれしいなあ、好きなんだなあ。って、オチが全然違う。相変わらず、いい工夫する、萬さん。ほんと凄い。
 
帰り、梅屋敷のお店で買い物をしていたら、鳳楽師匠にとても丁寧なご挨拶をしていただいた。いいなあ。惚れちゃう。
萬橘師匠とも少しお話できた。
なかなか両国寄席のトリに行けないのがここんとこ残念なんだけど、亀戸でろくろっ首やってくれたら、もう帳消しな感じ。