2020年1月12日日曜日

*ロシアアニメ3本立てチェブラーシカ、黄金のカモシカ、フィルムフィルムフィルム*

お正月ということで、遠出をしてきた。
ユジク阿佐ヶ谷は初めていく映画館。
阿佐ヶ谷にはほか同系列なのかな、もう一軒阿佐ヶ谷ラピュタがあるが、そちらもまだいけずにいる。確か今は、石井輝男特集。先日シネマヴェーラでやっていたのを丸々見逃したので気になってはいるが、それはさておき。

ロシアアニメ3本を一気に鑑賞。
1;「フィルムフィルムフィルム」 
1968,H ヒートルーク監督
シュールな趣で、ややブラック・コメディ。
精神が健康なひとが一人もでてこない映画。古いアニメだが、大人向けなのかな?
ロシアのことがよくわからないが、笑いながら苦労を忍ばずにいられなかった。

2;「黄金のカモシカ」
1954,L アタマーノフ監督
噂に聞くアニメ。この映画好きだなあ。動きがとてもしなやか。
カモシカの走るところ、ジャンプするところ、主人公の少年の美しさ。
ディズニーのシンデレラも流れるように動いているが、丸く円を描くように画面を移っていくのが似ているように感じた。
ストーリーも厚みがある。アメリカとロシアは文化面でも競争しているというのが、よくわかる。

3;チェブラーシカ第3話「シャパクリャク」
1974,R カチャーノフ監督
カチャーノフ監督は、黄金のカモシカでは助監督を務めている。
チェブラーシカは全部で4本制作されているのだが、人気を考えると、たった4本?と思えなくもない。製作本数がアンバランスというのか、不思議である。
で、この話は2回目。今回は漸くゲーナの歌の訳のついた字幕だったので、意味がわかった。意味が理解できると、暗いメロディがやや明るく感じられる。 ほっとした。

2020年1月5日日曜日

*娼年*松坂桃李の美しさ、好きだこの映画

いやあ、これは参った!
ここんとこ、邦画がつまんなくて、遠ざかっていたんだけど、おお、すいません、わたくしの見当違いでした。
もう手放しで褒めまくります。
まず、松坂桃李が、美しいんだ。
立ち居振る舞いや表情が素晴らしい。
劇中に何回か彼を評して、普通という表現が出てくるんだけど、そうなんだよね、イケメンなんだけど割と普通。だけど、普通の人ってそうそういないのね、世間に。だから、貴重なタイプ。そして、やっぱり、美しい。着てる服が高そうに見えるとか、安っぽく見えるとかじゃなく、着心地がよさそうで、清潔感が漂う、そんな風。
この人、役作りのために何本のAVを観たんだろう。

2018年の邦画。
監督は三浦大輔、原作が石田衣良。
舞台を映画化したとか。
舞台でこれ演っちゃうって、役者さんは、恥ずかしさを克服するのがまず大変だったことだろう。

濃厚なエロティックシーンが多いけど、観た後はすっきりと幸福感で満たされる。随所に軽い笑いが散りばめられて、江波杏子は抜群に色っぽく、さらに、きっちり笑いを取っている。憧れちゃう♪