2019年3月24日日曜日

*ロボコップ ディレクターズカット4K だけど、観たのは2K*

何度かテレビ放映されていたような。
劇場で観たのは今回初めて。
いや、なかなか過激なことで。R指定じゃないと通らないよね〜。
だけど、リアルには、こうなっちゃうのも事実。人には血が流れている。と思いつつ、きついなあ。

1987年アメリカ映画。おお、MGM、ライオン♪
監督はポール・バーホーベン。
ふっくらむちむちのナンシー・アレンがキュートでかわいい。そして強い。こういう暴力全開の映画にチャーミングな女性が登場すると、それだけで和む。ありがたい。
銃撃戦激しい!まるっきり西部劇でうれしくなる。
勧善懲悪の構図がまた、いい。
悪役がなかなかくたばらないっていうのが、大事。憎まれっ子世に憚るだわ。映画を盛り上げる要素だよねえ。
うぐぐとなりながら、結構あっという間の104分。
キネカ大森にて、鑑賞。おみやげのポストカード↓
いつもありがとうございます。 
#キネカ大森

*ヴィクトリア女王 最期の秘密*絢爛豪華な王朝絵巻〜♪

制作費いくらなのかな。
豪華でうれしい。
やっぱりね、映画だからね。
楽しくないとね。
女王とムンシーの衣装が贅を凝らしていて、それだけでも足を運んだ甲斐あり。 

監督: スティーヴン・フリアーズ
原題は『Victoria & Abdul』
前半面白くて、よく笑った。あ、わたしだけ。ほかのお客さんは笑ってないみたい、、、コメディーとしてイケてると思うけど、おかしくないのかなあ。それとも、わたしの沸点がほかのひとより、低すぎるのかなあ。ネタバレになるから書けないけど、晩餐会の準備とか、ねえ?あまりにも皆さん、笑わないので、笑うといけないのかとか、ときに後ろめたく感じたりする。ま、それは置いといて(^^)
女王は大御所ジュディ・デンチ
ムンシー=アブドゥル アリ・ファザル
「きっと、うまくいく」に出てた人。こんなハンサムな人いたっけ?と思ったら、セリフの少ない、でも、印象的な役の人だった。

女王陛下ってだいぶ脚色されているだろうけど、割とイメージ、近いのかも。女王であることの苦しみが、おぼろげに、伝わる気がした。なんといえばいいか、超人的な人ではなく、ごく普通の人。ついでに言ってしまうと、食べ方。あれでいいのか。ううん、演出すごいな。
商売柄、ヴィクトリアンデザインのアクセサリーというものを扱うことが多いのだが、今回映画の中で改めてそれらを堪能させていただいた。アールヌーボー、アールデコ、ヴィクトリアン、そこら辺のデザインを真似たもの、たくさんある。装飾品のお手本。とりわけヴィクトリアンデザインは人気がある。オーソドックスで華やか、服との相性がいい。 なるほど、女王陛下はあんなふうに着こなしていたのか。お付きの女官の着こなしも素敵。
チョーカーが欲しくなった♪

2019年3月13日水曜日

*顔たち、ところどころ*楽しそう。旅に出たいよ〜追悼

洒落てる映画だ!!
普段着の二人が、フランスの田舎を旅して回る。
おっきなJRの車に乗って。
邦題の通り、たくさんの顔を撮る。
みなさん、味のある、自信に満ちた表情。美しい。
顔ってこんなにも、綺麗なものなの。

2017年 フランス ドキュメンタリー
監督、出演:アニエス・ヴァルダ、JR

アニエス・ヴァルダの上着とかリュックとかポーチとか、真似したくなる。ちっちゃくて、可愛くて、決まってて。
とくにラストのリュック、よかったな。欲しい。
ヴァルダは色の洪水。
対するJRは黒基調。サングラスと帽子を取らない。
サングラスを取らないことで、いつもヴァルダに嫌がられている(^^)
微笑ましい、羨ましい、二人の旅。

最初と最後が特に好き。
強いていえば、色のついてるパターソン、みたいな。
できたら、この二本立て、どこかで上映してくれないものだろうか。
ゆっくり座って、心ゆくまで、二作品の世界観を味わいたい。
猫ちゃん、肩に乗ってて、いい子♪
追、アニエス・ヴァルダ監督、先日お亡くなりになったと友人から聞いた。高齢ではあるが、ラスト近くのあの酷い仕打ちがもとだろうか?
JR、哀しいだろうなあ。
どうか、ごゆっくり休んでください。
素敵な映画をありがとうございます。

2019年3月5日火曜日

*世界一と言われた映画館*淀長さんが好きだった映画館

山形県酒田の映画館のお話。
ドキュメンタリー。
このところ、よくドキュメンタリー観てるなあ。
べつに取り立てて好きじゃないけど、そういう映画が話題になることが増えてるのかな?

山形国際ドキュメンタリー映画祭2017公式上映作品
監督:佐藤広一

2019年1月から全国で公開しているらしい。
山形の酒田という街、大きな商店街。そのどん詰まりにかつてあった素敵な映画館が人々の思い出のなかで蘇っていく。
酒田ってとても魅力的。
いこう! いつとはいえないけど。
まず、ケルンには、なるべく、はやいとこいかないと。そして、カフェ経営についての諸々を伺いたい。  
ケルンというのは中で登場するカフェ&バー。
どちらかというと、映画の中ではバーのほうにスポットが当たっていたが、きっとコーヒーも美味だろうと確信している。

それにしても、風速27メートルというのは、人智を越えている。
当店オープンカフェ開催時、風速が12メートルを越えると、まず品物の軽そうなものから速攻で片付け、大体のときは早じまいをしてしまう。その倍以上の風速では、何かが飛んでいくのを防ごうとすると、脇から別ななにかが飛んできて、それから身を守るうち大事なものが舞い上がっていなくなり、自分は怪我をする。
そこにもし、火が、、、考えただけで大災害だ。

フィルムに出ていた皆さんは、グリーンハウスが復活することを心の片隅でいつも望んでいるのだろう。
いつか、復活グリーンハウスでグレン・ミラー物語を鑑賞したいなあ。あ、ジョーズでもいいや。