昨今スカイツリーのおかげで、急激に観光地化した押上。
そのツリー近くのシネマッドカフェへ行ってきた。
そう、今回は映画観たよ的なことではない(*^^*)
映画のポスター展。
「ジョン・ウェイン生誕110年 大ポスター展」
である。
ウエスタン・ユニオン〜西部劇ファン最強の砦〜というマニアの間では有名な集団の企画で、約200点のジョン・ウェインのポスターが店内に飾られている。
なんだこのボリュームは!
芸術的な作品から、一体この絵は!ジョン・ウェインに見えない!みたいなものまで、びっしり。
飾りきれないので、三部構成で展示するのだとか。
観たのは二部。明日から、三部らしい。
おふたかたのコレクションなんだとか。
というようなことを、若山弦蔵みたいな素敵な声のマスターからお伺いした。
ジョン・ウェインのテキサス訛りが好き。
英語というと、どうもあのイントネーションがしっくりくる。
慌てない喋りで、聞いていると楽。
先日観た「トランボ」
あのひとは、赤狩りで、ジョン・ウェイン側にさんざん迫害されたわけで。トランボ作品はお洒落でユーモアがあって面白い。
やさしいお父さんのトランボに、ジョン・ウェインひどいことする!と、腹が立つ。
だけど、映画はいい。
駅馬車とか、アラモとか、黄色いリボンとか。
かっこいい。
トランボ、ジョン・ウェイン、どちらの映画も素晴らしい。
さてここで、思考を飛ばしてみる。
もしも、トランボ脚本にジョン・ウェインが出たとしたら?
何役?
ううん、わっかんないなあ。
イメージが、、、
ローマの休日でなにするのかな?
やっぱ、ベスパより、馬だね〜。
スパルタカス?
相容れないふたり、だったのかなあ。
同時代の不世出の映画人が天敵同士なんて、もったいない!
大ポスター展の予定表↑
贅沢な店内の壁をちょっとだけ、ご披露つかまつるm(__)m↓
どんなもんだい??って、なぜ、得意がる???
spin the drum to see the picture move. (円筒を回転させると絵が動いて見えます) 映画の前身である〈回転のぞき絵〉の一つ,ゾーエトロープがイギリスで1830年代に発明され,60年代に科学玩具として欧米で売り出されたときの宣伝文句。 kotobankより抜粋
2017年6月19日月曜日
2017年6月7日水曜日
■惑星ロボ ダンガードa対昆虫ロボット軍団■
こちらも、シネマヴェーラで同時上映。
1977年東映。25分。
松本零士原作のアニメーション。
アニメーションを監督するときって、どんな風にすすめるんだろう?
宮﨑 駿は自分で描いているが、どうも石井監督が絵を描いているようには思えない(*^^*)
アニメの進行をチェック、脚本、声優の演技、音などを総合的に見渡して、指示をだすんだろうか。 ちょっと気になる。
惑星ロボは登場するキャラクター達が宇宙戦艦ヤマトのようだった。主題歌も佐々木功で、ますます♪
1977年東映。25分。
松本零士原作のアニメーション。
アニメーションを監督するときって、どんな風にすすめるんだろう?
宮﨑 駿は自分で描いているが、どうも石井監督が絵を描いているようには思えない(*^^*)
アニメの進行をチェック、脚本、声優の演技、音などを総合的に見渡して、指示をだすんだろうか。 ちょっと気になる。
惑星ロボは登場するキャラクター達が宇宙戦艦ヤマトのようだった。主題歌も佐々木功で、ますます♪
■鋼鉄の巨人 『怪星人の魔城』『地球滅亡寸前』■
なんともまあ。
おととい、渋谷のシネマヴェーラにて。
悲しいことに、仕事がドタキャンとなり、こう気が抜けていてもしかたないなと、でかけてみた。
石井輝男監督十三回忌追悼特集である。
鋼鉄の巨人 『怪星人の魔城』
『地球滅亡寸前』
前後編だが、タイトルはそれぞれついている。
1949年新東宝
宇津井健の特撮ヒーロー物。宇津井健のモダンなスーツ姿。なんてダンディなボルサリーノ。そして身を翻しただけなのに、もう、変身しているという瞬発力。
歌舞伎を思わせるような、または暗黒舞踏のような怪星人カピア達との華麗な格闘。
どきどきする音楽は渡辺宙明。
シネマヴェーラのチラシをみると、たくさんの石井作品の音楽を手がけている。
当時石井監督は一発撮りだったんだとか。
スケジュール的にそうでないと進まなかったのか、そういう手法なのか、両方かなあ。
一年で何本も撮っていくには、一本の撮影時間を極力短く、無駄なくしないとできない。 苛酷にちがいない。
これってブラックといえばそうだけど、すきでやってるぶんには、ブラックなんかではなく、むしろ幸せな時間なわけで。石井監督のめっちゃくっちゃな放送禁止用語だらけの映画タイトルを眺めていると、失われた自由さをつい羨ましくなってしまうのだった。
この猥雑さ、ひとには必要じゃないかと。
おととい、渋谷のシネマヴェーラにて。
悲しいことに、仕事がドタキャンとなり、こう気が抜けていてもしかたないなと、でかけてみた。
石井輝男監督十三回忌追悼特集である。
鋼鉄の巨人 『怪星人の魔城』
『地球滅亡寸前』
前後編だが、タイトルはそれぞれついている。
1949年新東宝
宇津井健の特撮ヒーロー物。宇津井健のモダンなスーツ姿。なんてダンディなボルサリーノ。そして身を翻しただけなのに、もう、変身しているという瞬発力。
歌舞伎を思わせるような、または暗黒舞踏のような怪星人カピア達との華麗な格闘。
どきどきする音楽は渡辺宙明。
シネマヴェーラのチラシをみると、たくさんの石井作品の音楽を手がけている。
当時石井監督は一発撮りだったんだとか。
スケジュール的にそうでないと進まなかったのか、そういう手法なのか、両方かなあ。
一年で何本も撮っていくには、一本の撮影時間を極力短く、無駄なくしないとできない。 苛酷にちがいない。
これってブラックといえばそうだけど、すきでやってるぶんには、ブラックなんかではなく、むしろ幸せな時間なわけで。石井監督のめっちゃくっちゃな放送禁止用語だらけの映画タイトルを眺めていると、失われた自由さをつい羨ましくなってしまうのだった。
この猥雑さ、ひとには必要じゃないかと。
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