ジャンヌ・モローときけば、やっぱりはずせない。
フランス、エストニア映画となっている。
監督はエストニアのイマル・ラーグ。
エストニアってどこなんだろう。
話の中で、おぼろげにロシア方面なんだなあとわかるが、、、。
ジャンヌ・モローはエストニアからパリに移り住んできた老婦人の役なんだが、役だか地だか、わからないくらい、ぴったりとしている。さすが大女優。
カフェにはいった瞬間の、まるで大きな花が咲いたような存在感に圧倒された。
対するエストニアの女優ライネ・マギの受けの演技が素晴らしい。
金髪のほつれ具合なんか、絶妙である。
ジャン・レノにちょっと似ているパトリック・ピノーが男の色気を漂わせ、全編洒落た映像で堪能させてくれる。
はじまりを感じさせて、ほどよく、うきうきする。