2014年2月17日月曜日

魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語

えーと、
大雪の降るバレンタインデーにいった。
最終回だったけど、お客さん、けっこう、はいってた。

そうか、人気あるんだ、と、認識した次第。

新房昭之監督作品。
もちろん、こんな調子だから初見。

感想はね、チラシとかだと、女の子がみんなかわいいんで、かなり期待してたんだよね。
そしたらさ、どうもなんというか、いや、もっとヒロインとかかわいく描けるでしょ、敵が手抜きすぎませんかって、怒りそうになった。
座る姿勢もどんどん悪くなり、半寝体制で、よし、ちょっと寝るか!
ちがった、いまは映画をみてるんだ、寝ちゃだめだ!お金がもったいない!でも、これじゃあ、寝たほうがマシ!と、心の葛藤が苦しかった。

べつにストーリー的にはまったく難しくないんで、この一本だけみても、ぜんぜんだいじょうぶ。
なんてこと書いたらファンの人に悪いか。
まあ、よくあるパターンだから仕方ない。
それに、感じ方はひとそれぞれ、ということで。

ここんとこ、じんとくる(うう、大滝~~(泣))やつに、あたってない。
大笑いとかでもいいんだけど、ぐささ~~ってやつに巡り会いたいな!!


2014年2月11日火曜日

第44回 都民寄席(浪曲の会) 2014,2,9


都民寄席にいってきた。
抽選であたったんだよね~~。
なんでも応募数がとても多かったんだとか。
しらなかった。


いやあ、雪がまだまだ残ってて、電車を心配したけど、動いててよかった。
   
東家孝太郎、玉川奈々福、国本武春、富士路子出演。  

なんと、浪曲は初鑑賞である。  

とはいえ、ちいさいころ、よく耳にしてはいたし、初めてというかんじがあまりしない。  
いまはそうじゃないだろうけど、当時は、聴こうとしていなくても勝手に流れていて、ふつーに広沢虎造の、ちょうど時間となりました、の調子とか、大人は真似してた。

小沢昭一さんも、浪曲師だったといえば、いえなくもない。

生で聴く。
声もすごいけど、三味線も迫力。  
沢村豊子さんのリズムは奈々福さんの芸を極めて高い位置に押し上げる。
奈々福さん、声がのびてていいわ~~。
小沢昭一さんがかわいがってたの、なんかわかる。
だけど、どうして、あそこで終わるの?
あれって、浪曲の不思議。

本来ならトリは会長の富士路子さんだったが、雪で遅れて、ぎりぎり到着の国本武春さんがトリとなる。
これが大西信行氏の説明によると、千葉の奥に住んでいる武春さんが、電車に乗ったら途中でとまり、そこからタクシーに乗ってみたら、これも渋滞で動かなくなり、再度電車に乗ったら、やっと動いて、もうすぐ到着、と、いうもの。  

着替え終わるまでのつなぎで、大西信行氏と玉川奈々福さんのトークがあったりして、ちょっと得した気分。  奈々福さんのお人柄のよさを垣間見た。

おまちかねの国本武春さんはといえば、得意の赤垣源蔵別れの徳利。
息を整えてすぐにはじめたとは思えない仕上がりぶり。
表情、間、声の伸び。いまいちばん、お客さんのよべるひと。

たっぷりの芸能で、おなかは満腹。
さてそろそろ萬橘がききたいな。

2014年2月2日日曜日

ゼログラビティ ジョージ・クルーニーのファンになっちゃった

アルフォンソ・キュアロン監督作品。
久々ハリウッド作品というかんじの大作をみた。
頭バカんなっちゃうかもしらんが、おもしろい、これ。
なんだかね、あまりの荒唐無稽さかげんにNASAが腹を立てて、
協力してくれなかったんだとか。

ふうん、いいじゃんね。

たかが映画じゃないか、でしょ?

フィクションなんだから、たのしもうよ。
たのしいのが、いちばんだよ~~。

といいつつ、こういうことってありかなあ?とかは、みながら、ちらちらと思っちゃったけどね。
あんまり書いてしまうと、これからみるひとに悪いんで、いっこだけ。
船外活動で、宇宙服をきたまま、パネルの細部を修理してるんだけど、あれってできるのかな。だって、ふだん、手袋してても作業とかできないというか、しづらいのに。

ジョージ・クルーニーをはじめてみた。
写真では輪郭が妙な具合に縦長で、ちっとも惹かれなかったのに、映像でみたら、ちがってた。
なんとまあ、素敵な方なんでしょう。
ERですぐたらしこんじゃうお医者さんだったとか。出世作だったとか。DVD借りてみなくちゃいけない。
こんなひとが、自分の隣で丸1週間、しゃべり通しだったら、いそいそしちゃうなあ。仕事邪魔されても、たぶん、ゆるしてしまう。

リアルな無重力状態にすっかり酔って、やや気持ち悪くなった。
2Dで、よかった。3Dだったら、途中で退席だ。

加えて音楽がまた、強烈すぎ。
なんていうか、観客にゆっくり考察する時間を与えない、スティーヴン・プライスの暴力的ともいえる破壊的な音。けっこうきつい。
宇宙でほうりだされて、瓦礫がふっとんできたら、きっとこんなふうなんだろう、と感じさせるリアリティをもりあげる。
こわいよ~~~。
遊園地の絶叫系が苦手なひとには、おすすめできない傑作。
アカデミー賞とるといいな。