spin the drum to see the picture move. (円筒を回転させると絵が動いて見えます) 映画の前身である〈回転のぞき絵〉の一つ,ゾーエトロープがイギリスで1830年代に発明され,60年代に科学玩具として欧米で売り出されたときの宣伝文句。 kotobankより抜粋
2014年2月11日火曜日
第44回 都民寄席(浪曲の会) 2014,2,9
都民寄席にいってきた。
抽選であたったんだよね~~。
なんでも応募数がとても多かったんだとか。
しらなかった。
いやあ、雪がまだまだ残ってて、電車を心配したけど、動いててよかった。
東家孝太郎、玉川奈々福、国本武春、富士路子出演。
なんと、浪曲は初鑑賞である。
とはいえ、ちいさいころ、よく耳にしてはいたし、初めてというかんじがあまりしない。
いまはそうじゃないだろうけど、当時は、聴こうとしていなくても勝手に流れていて、ふつーに広沢虎造の、ちょうど時間となりました、の調子とか、大人は真似してた。
小沢昭一さんも、浪曲師だったといえば、いえなくもない。
生で聴く。
声もすごいけど、三味線も迫力。
沢村豊子さんのリズムは奈々福さんの芸を極めて高い位置に押し上げる。
奈々福さん、声がのびてていいわ~~。
小沢昭一さんがかわいがってたの、なんかわかる。
だけど、どうして、あそこで終わるの?
あれって、浪曲の不思議。
本来ならトリは会長の富士路子さんだったが、雪で遅れて、ぎりぎり到着の国本武春さんがトリとなる。
これが大西信行氏の説明によると、千葉の奥に住んでいる武春さんが、電車に乗ったら途中でとまり、そこからタクシーに乗ってみたら、これも渋滞で動かなくなり、再度電車に乗ったら、やっと動いて、もうすぐ到着、と、いうもの。
着替え終わるまでのつなぎで、大西信行氏と玉川奈々福さんのトークがあったりして、ちょっと得した気分。 奈々福さんのお人柄のよさを垣間見た。
おまちかねの国本武春さんはといえば、得意の赤垣源蔵別れの徳利。
息を整えてすぐにはじめたとは思えない仕上がりぶり。
表情、間、声の伸び。いまいちばん、お客さんのよべるひと。
たっぷりの芸能で、おなかは満腹。
さてそろそろ萬橘がききたいな。
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