2016年1月27日水曜日

SPY TIME -スパイ・タイム もう公開されているようだ。

スペイン映画。
2015年。
本国では大ヒットだったとか。
監督はハビエル・ルイス・カルデラ。
あちらの人気コミックス「Anacleto:Agente secreto」の映画化。
アナクレトという主人公がいつも最後の最後でヒーローになり損なうという内容らしい。

この日はセルバンテス文化センターにて試写会。
スペイン人のセンターの館長さんがじきじきに上映前簡単な解説をしてくれた。
それによると、館長さんはまさに、アナクレト世代なのだとか。

映画は漫画から30年後という設定。その辺りをおさえていたほうが、より楽しめる、かな?
お話はわかりやすい。
ちょっとしたギャグも、スペインの人の感覚は、日本人には馴染みがいい。
とてもよく笑った。
これ、宿敵と、馬鹿すぎる子分ふたり。
宿敵の名前はバスケス。原作者の名前だ!
洒落てる。

いちばん笑ったシーン。↓
なかなかかっこいいんだけどね。

会場もよく沸いて、ウケもよかった。
ネットでは評価いま一つのようだが、どうしてかなあ。。。
B級の匂いがぷんぷんして、ラストも納得がいったんだけど。


2016年1月8日金曜日

第八十一回 新春プラザ寄席 1月5日柳家三三、柳家さん喬、春風亭一之輔、柳家花緑

謹賀新年

さて、元日に両国寄席にて初笑と、予定していたが、暮れの忙しさが片付かず、けっきょく、それはなしに。

さて、プラザ寄席。
毎年、お正月に2日間開催されている。
去年もいき、また今年も、春風亭一之輔がみたいということになり。
去年の記事 
今回も一之輔、2日目

まずは柳家三三がご挨拶につづき、転宅。
さん喬は、当然のように井戸の茶碗。
仲入り
で、一之輔
ちょっと下品なエロ、粗忽の釘。
トリ、柳家花緑は、困った挙句、初天神。

一之輔以外は全員初めて聴く。
三三って、おもしろいんだ。
お妾さんの描き方で観客が湧いていた。
泥棒と、お妾さんの演じ分けがまた、、、
それと、挨拶のとき手ぬぐいを撒いてくれたけど、なんと、2本。
いろいろなことで、そつなく笑いを取る。

重鎮のさん喬は、当然のごとく井戸の茶碗を話し始める。
こういう話し方だと、泣く!
2~3回、うるるっときた。
人情噺が得意ときいていたが、なるほど!
手ぬぐい3本。 

一之輔、いつものうろろろ~ん、という歩き方で高座へ。
さもさも、手ぬぐいを投げるかの様子をみせながら、いきなり、甘えんじゃない!と、期待する観客を叱りつける。
ウケる。
枕で笑わせて、さらに噺でも滅法笑わせる。
八五郎と女房の掛け合い、馬鹿っぷり、どの場面でも大爆笑が起きる。
よく笑った~。
いつぞやの萬橘の蛙茶番に匹敵する。
そう落語を聴いても、よく笑う、というのはあるが、そこまではなかなかいかない。
数年前に寄席通い復活して、まだ、これで2度目だ。
お腹の皮がよじれちゃうかと心配したね。
そういえば、蛙茶番はかなり下品。
やはり人というものは下品さの中に大いに笑いを蓄えているものなのか。
なんて、考えこむのはよくない。
あれほど客を罵倒した一之輔、なんとオチに手ぬぐいを使う!
一本!!
湧くだけ湧かせて、たたたっと去る。
行きのスピードの10倍位の速度。

これだけ盛り上がってると、トリはさぞかし、つらいことであろう、と、じゃっかん同情していると、花緑、舞台にあがってくるなり、手ぬぐいを投げ始めた!!
よし、手をあげよう、だって、欲しいし!
気づいてくれて、こっちへ放ってくれる。
なんと、取れてしまった!
観客の盛り上がりを維持したまま、すこし長めの枕で、ああ、なにやろうか検討してるなあというのが、わかる。
選択肢のないまま、じゃっかん小ネタの初天神。
お上さんに尻に敷かれてるあたりの工夫がおもしろかった。
なにかこの人の抱える、世襲の辛さのようなものが垣間見えた。

二列前の席に、見たことあるようなひとがいるなあと、気になっていたんだが、仲入りでやっとわかった。
三遊亭天どんが谷町らしき紳士と連れ立って聴きにきていたのだった。
帰りの電車でも車両が一緒になり、声を掛けてみたかったが、まだ噺を聴いたことがなかったので、やめた。
残念。
身長、185くらいあろうか、大きな人。
そこはかとなく、華やいだものが漂う。
今度聴いてみよう。


しっかと受け止めた手ぬぐい。↑
ありがとうございますm(__)m
大切に汗拭きの際、使わせていただきます♪

2016年1月3日日曜日

靴職人と魔法のミシン★ダスティン・ホフマンをスクリーンで観るのは、、、

よし、あと一本!

と書いたまま、年も開け、3日になってしまったwww
気を取り直してがんばる。

2014年アメリカ映画。
監督はトーマス・マッカーシー。 

まず、ニューヨークにも、こういう場所があるんだー。
日本でいえば、シャッター街になりつつある商店街のような。

主演のアダム・サンドラーはコメディ俳優とある。


イケメンというよりもハンサムというほうが、ぴったりくるかも。
普段から、真面目に演じて、笑いを取ってくタイプなのだろうか。

お隣の床屋さんのおじさんが、いつも主人公を気にかけて、疎まれても側にいてくれる。
いかにも遠くの親戚より近くの他人。
アメリカでも当てはまる言葉だったとは。
スティーヴ・ブシェミという役者さん。
パルプ・フィクションにでていたのか。
いまちょっと検索してみた。
アロハを着ていた、ちょっと線の細い役だ!



タイトルのミシン。
これだけ時代のあるものは、さすが古物商といえど、現物をみたことない。

ダスティン・ホフマン。
年は確かにお召しになったが、まったく元気。
ひとつ困ったことがあるといえばある。
存在感が並大抵ではないので、主人公がかすんでしまうこと。

ラスト。
そう纏めてきましたか。
なんか、、、、◯◯みたいなんだけど。。。
どっちが先に脚本とか企画があがっていたの?
しりたい!