2019年11月21日木曜日

*ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト*1968マカロニウェスタン

1968年イタリア・アメリカ
監督:セルジオ・レオーネ
音楽:エンニオ・モリコーネ

と、たまには製作年云々のデータから始めてみる。
で、原案にベルトルッチ、 サスペリアのダリオ・アルジェントとあって、少々びっくりした。ほかにもうひとつ、発見したことがあったが、ネタバレにつながることなので、やめとく。
165分と長いが、気にならない。
ヘンリー・フォンダの青い瞳のヒール役ってぞくぞくする。例えて言うなら仁左衛門の桜姫東文章の釣鐘権助のよう。
タイトルをちゃんと覚えていなくて、最初タランティーノの最新作かと思っていた。始まってみたらマカロニウェスタンだったので、あ、やってしまった、でも、多分こっちのほうが好きだからいいや、という、いい加減なノリで観てしまった。
で、タランティーノのほうはワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドだったなと。多分、観た人の話を総合したところ、この2本、おそらくストーリーが似てるんだろう。特に終盤。 
タランティーノって、そういえば確かにマカロニウェスタンだなあ、、、
あーもう、それで、クラウディア・カルディナーレが色っぽくってムンムンしてて、きれいで素敵で、自分に自信を持っていて、かっこよかった。ラストのドレス、ほぼおっぱいが見えかかっているのは演出なのだろうか、エロすぎ。。。
タランティーノの方も観たいなあ。

2019年11月3日日曜日

*ローロ欲望のイタリア*あの!ベルルスコーニの話!

2018年イタリア映画。
監督:パオロ・ソレンティーノ
157分

公開されたら必ず行こうと決めていた。
運良く試写会が当たった。
うれしかったんだが、ううん、どうなんだろうなあ、こういう進行。
いや、トークショーって先にやるものなのか、後にやるものなのか。
後のほうがいいんじゃないのかなあ。
それと、なくてもいいような。
以前はトークショーのおまけなんて、なかった気がするが、、、
有名人が登場して、ネタバレトーク30分って、どんなに楽しみにしていた映画でも、本編始まったら寝ちゃうよねえ。あ、寝ない人もいるし、そこは人それぞれだけど。今度もしまた試写会が当たって、当日、先にトークショーというプログラムだったら、終わるまでロビーで待っていようかな?というくらい、この度のネタバレ度はショックが大きい。映画の見方をセレブ有名人に決めつけられたくないし。

本編はそうだなあ、それこそネタバレしない程度に。
フェリーニの甘い生活をちょっと思い出した。
画面はきれいで、水着のおねえさんはスタイル抜群なんだけど、顔の見分けがつかず、誰が誰やらよくわからずじまい。
でもね、9年首相だった嫌われまくったベルルスコーニのほうが、どこかの国の台風で国民が大変な目に遭遇してるときいそいそラグビー観戦してる在任期間の矢鱈長い首相より、ちゃんと仕事してたよ。