2020年3月26日木曜日

*his〜おう。宮沢氷魚くんはお父さんに声がそっくり*そして鈴木慶一♪

うわあ、我らがムーンライダーズ!
なんともわりとすぐに、 鈴木慶一登場なのだった。
しかも、ぴったりな役。
それにしても、時間は流れているのだなあ。
初めてライダーズ聴いたとき、うんと年上のお兄さんたちだった。
それがいつの間にか還暦も過ぎていたり。月日は百代の過客にして、、、、
〜his〜
2020年 日本の映画
今泉力哉監督作品
ややネタバレあり↓
ゲイカップルのお話と括ってしまえばそういうことなんだろう。
どちらかというと、ゲイのカップルっておしゃれな感じで、潔くて、洗練されているイメージだったのでコンプレックスがあるなんて、考えたこともなかった。変な言い方になるが、映画で勉強させていただいた。これから、そこを踏まえて会話をしよう。気づかずに、なにか失礼なことを言ってしまっていたかもしれない、、、
宮沢氷魚くんは、姿も声もお父さんによく似ていて、つい、親戚の子を見守るような気持ちになること多々あり。
多分だけど、きっと慶一もそんな風に感じていたんじゃないのかなあ。と、勝手に推測してしまうけど^^;
脳内に、昔のライブの歌がずっと流れていて心地よかった。

どうせなら、さわりだけでもちらっと流してくれたら、その場で昇天できたかも。なんてことを、ちらちら考えていた。
やさしい映画。
それにしても。
武漢ウィルスでしばらく、映画館に行けないのかな。
やだな、はやくいつもの日々が戻りますようにm(_ _)m

2020年3月19日木曜日

*リチャード・ジュエル*クリント・イーストウッド監督作品

手堅いクリント・イーストウッド監督作品。
アトランタ五輪で起こった爆破テロのお話。
結果的にFBIに楯突く内容となるらしく、此度アカデミー賞ではキャシー・ベイツの助演女優賞ノミネートに留まっている。
それよりも、もう、イーストウッドやノーラン監督はアカデミー賞のレベルじゃない感じ。いらないよね〜。却ってキャリアに傷がついたりして。なことは、ないか!

2019年アメリカ映画
主演:ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル

サム・ロックウェル素敵。レーダーと、リチャードにニックネームを付けるのも、暖かい。
この人がいなかったら、リチャードは逮捕されていたんだろう。
それにしても、日本と同じくらいパパラッチは非常識だ。
スクープする女性記者の件は事実無根と該当の新聞社は主張しているとか、ならば、本当はどんな手段を使って結果的に嘘だった記事を作る裏付けを得たのか、むしろそちらをしっかり描いて欲しかった。だって、あの描き方は映画的なとっても類型的なやり方で、差別感ありありなんだもん。
ね、イーストウッド監督!あなたにも、こういう差別感情、あるんだねえ。悲しいなあ、、、って、リチャード・ジュエルの差別とはまた別の差別を見つけてちょっと寂しい気分になったのだった。
あ、映画自体はすごく面白い。
深刻な物語のはずなのに、ときどきくすくす笑ってしまう。
でもって、キャシー・ベイツがうますぎる〜。
ミザリーから考えたら、これはいわゆるお茶の子さいさいなんだろうけど、説得力がある。
見どころが多くて、泣くし笑うしどきどきするし。リチャードは狙ってないのにおちゃめだし。
実際のリチャードも女性記者も、2人共、すでにこの世の人ではない。リチャードは2007年、女性記者は2001年に亡くなっている。
そう、今度はちゃんと、女の人を差別感なく描いた映画を撮ってね、クリント♪待ってる♪

*嵐電*ちんちん電車に乗りた〜い!!

観たんだ〜。
これ!
嵐電!!
よかった〜。
初めての鈴木卓爾監督♪
こういう映画だったのか、悔しいな、もっとはやく、キネカで観ればよかった。一昨年来てたのに。損した!この監督を観もせずに最近邦画が面白くないとか、無知すぎ、恥ずかしい^^; 
次回作はどんなかな、楽しみ。そして、最低もう一回は嵐電観にいきたい。夜観たら、妖怪電車に乗れるたりして♪

2019年、日本映画。京都映画、という言い方もできそうな。
主演:井浦新、大西礼芳
音楽:あがた森魚♪

あがたさんの声、好き。
この声ずっと維持しててくれて、ありがたい。
やっぱりねえ、映像と音楽がばっちりなときって、映像が湧き上がってくるみたいなそういう感じする。 

大西礼芳さんて女優さん、存在感ある。
きっちり演技しながら、敢えて難しいとこ選んでるかなあ、もしかして。そういう気概みたいなものが美しさに繋がっているのか。
またこの人の演技に触れたい。