デンマーク映画。
2021年公開。
第32回東京国際映画祭にて東京グランプリ(最高賞)受賞。
監督はフラレ・ピーダセン。
もちろん、この監督の作品は初見。
小津安二郎大好きだとか。納得。
観終わってから知ったが、 登場する叔父さんは、美しいヒロインの実の叔父さん。さらに農場と家はこの叔父さんが実際に運営し、住んでいる家。もちろん、叔父さんは演技素人!これには驚いてしまった。
なにしろ、観ている最中、この叔父さん役の俳優さん、上手いなあ、デンマークの名優なんだろう、あとで調べようと、考えていた。
小さなエピソードが順送りにゆっくり展開する。
ときどきくすくす笑うシーンもあり、あたたかい。
でも、小津って、、と若干不安になる。
そして、ああ、やはり。
なんというか、小津ジャームッシュの方向性とはややベクトルが逸れるというか、好みで言えば、ジム・ジャームッシュのほうがいいかな?
ちょっと最後のヒロインの心情を理解するのが難しい。頑固なのかな。こんなことになったのは、あなた達のせい、とでも言いたいのか、それとも、全て自分が悪いと思い込み過ぎているのか、それとも、、、、などなど、観てからずっとあれこれを思い巡らせている。
キネカ大森でおみやげ貰った。
ありがとうございますm(_ _)m
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