やっと出会えたお気に入り。
嵐電の鈴木卓爾監督おすすめとあり、かなり期待した。
よかった、期待に違わぬ素晴らしい映画。
門脇麦さんの抑えるだけ抑えたような難しい演技。なんだか惚れ惚れした。
対する水原希子さん、一生懸命生きてる。明るくて、決断力もある。凛々しい♪
どうも女性の監督で女性が主人公だと、感想書くにも若干肩に力が入りがち。
ファッション。
共通点がないような2人に見せかけておいて、実はコーディネートが似ている。希子ちゃん同窓会にて、黒に赤のさらさらしたロングスカート。
初めて2人が出会うシーン、麦ちゃん黒いタートルに赤い冬っぽい赤のロングスカート、こちらは赤い地色のタータンチェックだったかも。
一見そうでもないけど、よく見れば、かなり華やかな彩りで、服装をチェックするのが楽しかった。
さらっとエルメスのバッグとか、さすが貴族。
希子ちゃんの田舎に住んでるお父さん、もうなんというか、典型的ないつぞや世間を騒がせた、ポテサラじじいだった。
日本の女はさ、身近なところに、最大の敵が潜んでいるから、疲れるよ。
こういう映画のジャンルをシスターフッドムービーと呼ぶらしい。女性同士の連帯とかって。なんかそういう激しい言葉遣いじゃなく、ふわっといけるような世の中になるといいなあと。でも、日本のポテサラなじいさん、それから、若くてもじいさん、いっぱいいるし、日本に住んでる外国の人にもそういうひと、いっぱいいるし、難しいなあ。。。。。日本の男全部がポテサラじじいということではないけどさ。。。。とりあえずポテサラじゃない男の人たちには、ごめんね。
監督・脚本:岨手由貴子
原作:山内マリコ
2021年
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