好きとか嫌いとかっていうことでもないけど、未だに邦画が好きか嫌いかわからない。
多分、好きなんだと思う。が、日本語だからかな、アラが目立っちゃうからか、こっぱずかしいような、下向きたくなるような。
今回も少し、、、
監督:篠原哲雄
主演が林遣都、中川大志と、犬達。
脇役に螢雪次朗、岩松了♪
犬も猫もたくさん出てくる。
猫派としては、ついつい猫に目と心がいってしまう。
もっと軽いノリの映画なのかなあと予想していたら、実話がベース(北里大学獣医学部の犬部のお話)になっていて、テーマが動物保護、殺処分と、かなり重かった。
獣医師になるための、動物好きには耐えられないような単位を取るための試練←ちなみに現在はこの方法、廃止になっているとか。ほかにも辛い話が多々あるけど、それらも現在ではかなりいい方向に向かっているらしい。これもモデルになった主人公たちの地道で壮絶な戦いの成果なのだろう。深く感謝したい。
羽織の君、螢雪次朗がこの度も絶品。
なぜ、羽織の君というか、例えば、ノーラン様のマイケルケインなども私の羽織の君*注1参照である。
岩松了もよかった。この二人がいるだけで、映画の面白さ3割増しになる。
*注1;落語家が噺を進めて、ある程度のところになると、さり気なく羽織を脱ぐところから由来。 場面の切り替わるところ、物語の進行に欠かせない小道具、役者を指す。役者は、相当の力量が要求される。
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