2016年8月4日木曜日

■シン・ゴジラ■吞川の道は、ゴジラの道と呼ぼう!

総監督: 庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣
主演:ゴジラ(グァジィラ)

2016年 東宝

やっぱり、ゴジラは東宝!!
東宝ゴジラ、ここにあり!!



前作ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』 は面白かった。
あれから、それほど観ていなかったゴジラが好きになり、DVDを借りたりしていたのだが。

今回のシン・ゴジラは、それを遥かに凌ぐ。

ちょっと気持ちが塞いでくるので庵野秀明のエヴァンゲリオンは苦手。それで、じゃっかん迷っていたのだが。
ネットでの評価がすこぶる高い。
昨日は水曜日。映画が1100円の日。
これ以上、引き延ばすのは無理なくらい期待感が募ってしまい、キネカ大森の最終7時の回へ。
最終回というのに、けっこうお客さん入ってる。

昂る心。

まずうれしいのは、長谷川博己が人間の主演♪
まるで、タワーリングインフェルノみたいに、綺羅星が続々と登場する。


ちょっとさかのぼるが。
昨日の日中は友人との待ち合わせ場所、池上駅を目指し、歩いていた。
だいたい徒歩で20分くらい。
ところが、いくら歩いても、池上の風景にならない。
あれ、変だなあと表示を見ると、西蒲田!
そう吞川のうねうねのところで、左右を間違えてしまったらしい。
残念ながら、川沿いをてくてくてくてく、のため、タクシーは走っていない。
まだ、西蒲田、まだ西蒲田、ああ、ますみちゃん(友人の名前)、ごめん!と内心叫びながら、もどるもどる。
吞川沿いの景色は裏腹に美しい。
漸く、本門寺の森が視界にはいってほっとする。
なんとか、池上駅に辿り着き、 一緒にお昼ご飯も食べられた♪

などということがあり。

映画に戻る。
なんと、さっき、一生懸命歩いていたところが、画面いっぱいに映し出されているではないか!
これはとても重要なシーン。
そう、きっと、今夜の映画のために、さっきあそこを通ったんだ、と、思わずにはいられなかった。
詳しくは、書かない、書かない。

大田区、品川区に縁のある人には、ぜひご覧になっていただきたい。
できれば、キネカ大森、品川プリンス、など、近場で。

次回観る際は、大きなところで、音など聴き比べてみたい。
伊福部さんのゴジラ、最高。
これ以上のゴジラの音楽はない。



ストーリーの流れも自然。
科白や、ちょっとした挿入シーンで、ああそうなったんだ、と、わからせてくれる。
テンポがいい。
そして、壮大なファンタジーであるにもかかわらず、切実さがある。
入念な取材、下調べが、どれだけあったのだろうか。
とにかくいい。

お気に入りの俳優さん、平泉成が相変わらず、飄々としていてうれしい。

塚本さんがすごく楽しそうに学者役ででている。


片桐はいりさんも。
エキストラで参加したかったなあ。



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