もっとね、ふわっとした感じで、やらかいのを想像してた。
や、違った。
芸達者ふたりのガチンコ。
目一杯本気で演りあってる。
緊張感ががしがしと、こちらに伝わってきて、終わる頃にはかなりの疲労感が、、、いや、褒めてる、もちろん。
だって、滅多に観ることのできない、貴重な演技合戦(戦闘)。
アシュリング・ウォルシュ監督2016年 カナダ、アイルランド合作
主演はいまさら、いわずもがなな、サリー・ホーキンス、イーサン・ホーク。
そう、今年はずーっと、サリー・ホーキンス観てる。
パディントン2、シェイプ・オブ・ウォーター、そして本作。
もうね、さすがに、2本観ると、この実力者め、よし、あと1本観てしまえ!ってなってしまう。ノックアウトだなあ、完全に。
パディでは軽くコメディエンヌを、シェイプでは半魚人とのロマンティックな恋物語のヒロインを、そしてこの作品では障害を抱えた画家を。いずれもこの女優さんがいたからこそ、幾重にも作品の魅力が倍加されている。
いまなにに出てるんだろう。
また観たいな、サリーさん。イーサンさんはマグニフィセント・セブンが近所の劇場でかかるから、行ってこよう。
そういえば、ふたりの住む小さな家。
セットで作る計画だったのが、ふと、監督は、いざ撮影ってなったとき、イーサンとサリーは、そのセットを見て、どう思うんだろう、、、と不安になり、ロケ地に家を建てるということに変更したそうだ。
監督のその気持ちはわかる気がする。
さて次は「15時17分発、パリ行き」
こっちも、手堅い!
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