クリント・イーストウッドとなると、外せない。
って、そんなにクリント・イーストウッド歴は長くない。
全盛期のウェスタンも観てない。
スペース・カウボーイ(しかもリバイバル上映^^;)以来、ちょこちょこなんで、外せないとか書くと、マニアに怒られそう。
先、謝っとこ。
ごめんなさいm(_ _)m
年配の女性客が多かった。
10対2くらいの割合だったと。
フランスで起きた実話、タリス銃乱射事件の映画化。
2018年 アメリカ
クリント・イーストウッド:監督
主演の3人、乗客数名はいずれも本人というので、びっくり。
あれは皆さん演技の素養がもともとあるのか、監督の演技指導が的を得ているのか。
「ハドソン川の奇跡」でも本人を起用して臨場感を盛り上げてたし。黒澤を尊敬しているという話だけど、やはりそうなんだろうなあ。あの重厚さと人類への愛。
で、なんでも、テロリストが暴れ始めたとき、乗務員は乗務員室に鍵をかけて、閉じこもってしまったとか。
この英雄たちに比べると、なんともお粗末な。
乗務員はどうしたんだろう、なぜ、助けに来ないんだろうと疑問だったが、そこを敢えて監督は責めない。
アクションシーンもあるけど、どちらかというと、淡々としている。
幼なじみ3人の楽しい観光旅行を丁寧に、こんな感じの、うきうきしてるツーリストっているわ。あ、ジェラートおいしそう、とか、感覚が伝わる。
あの幼少期の差別やいじめを越えて、尚いまも仲良く出来てていいなあとほっとしていると、大事件が起こる。
そう、監督は決して声高に怒りを表明するわけではないんだが、アメリカの、都市部に遠いところでは人種差別、マイノリティへの迫害が、いまだに続いていると、こっそりこっそり教えてくれる。
なんだかなあ、これだと、日本のほうがずっとましだわ、このことに関しては。
だって、迫害されている当人たちが、それを自覚して訴えることが正当化されているもん。
この映画のひどいめにあってる人たち、迫害されていることに気づいてないみたい。
それにしても、シングルマザーで一戸建てに住めるって、かなり羨ましい。そこ、日本も見習っていただきたい。
家族全員で必死で働いても、文鳥の小屋くらいの家しか日本じゃ手に入らない(T_T)
いけ、ストーン!!
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