2018年9月10日月曜日

*ワンダーストラック*セルズニックのあたらしいやつ

監督:トッド・ヘインズ
2017年アメリカ

やっと観れた。
基本、キネカ大森に来そうな気がするものは、待ってしまう。
で、なんとなく来そうな気がして待っていたら、結局、いまになってもまだ掛からない。
焦っていたら、目黒シネマで上映してくれた。
よかったよかった。

「ヒューゴの不思議な発明」がとても好きだったので、これも大いに期待。セルズニックが係わっている映画は好き。
前回とはトーンが違う。
大きな違いは、静けさ。
映画が静けさの中で進行していく。
やや実験的でもある。
映画から音を外したらどうなるのか?という。

共通点は大きな箱。箱という言い方は少しおかしい。
箱みたいな駅、箱みたいな博物館。
巨大さの中の緻密さ。

主人公とお友達になる黒人の少年ジェイデン・マイケルが、とてもかわいい。
この気持ち、わかるなあ。
きっちり結末もついて、すっきり。
もしもスコセッシが撮っていたら、どんな風だったかな?

キングスマン ゴールデン・サークルと、まったく違うジュリアン・ムーアに脱帽。役者よのお。

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