2018年11月14日水曜日

*アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル*アメリカってたいへんな国だわな

監督: クレイグ・ガレスピー
「ラースとその彼女」の監督。
2018年 アメリカ
きっつい、この映画!
お母さん、変。いるよ、こんなお母さん。自分と娘の区別ができないというか、自分より娘が劣ってないと気がすまないというか。
激高してくると、暴力に訴えるところや、娘を攻撃し続けるところ、毒親そのもの。まるで見ていたかのような描き方。リアル。
監督も毒親育ちなのかな。
これだけ日常で全人格否定され続けたら、歪むし壊れるし。
ドキュメンタリー風のスタイルなんだけど。
それがまた。
うっかりドキュメンタリーだと勘違いしそうになっては、裏切られる。
トーニャ・ハーディングは3人の女優が演じる。うち2人は子役。
3人とも上手でねえ。ちっちゃい子がとってもかわいかった。
ふたり目の子は、泣かせるし。
3人目はほんとうのトーニャ・ハーディングかと思ってしまったし。

いま現在の彼女が気になる。
夫婦で造園業を営んでいて、男の子がひとり、ってあったけど。
男の子なら、だいじょうぶかな。
幸せであってほしい。
壊れたところ、繕ってくれる人がいたならいいなあ。
もうお母さんとは会ってないって言ってたから、たぶん、心身ともに健康になれただろう。
お母さんに会っちゃだめだよ♪

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