「ミツバチのささやき」と併映。
1983年、ビクトル・エリセ監督
エル・スールはミツバチのささやきより、長い時間が作品の中に流れている。主人公の女の子は初め8歳。その後、15歳。
2人の女の子が演じている。
なんだかこの女の子たち、違和感がまったくなくて、同じ女の子かと思ってしまった。
ここにも出てくるミラグロス!
監督の家にいたお手伝いさんの名前なのかな。
こちらのミラグロスは、ミツバチのミラグロスよりも存在感がかなり強い。 名前も設定も2作品に共通って、なんだか、噺家の羽織のようだ。
ウィキペディアに、監督が撮ったのは3時間、公開時は90分となって、後半が削られた、とあった。そうなると、完全版というものがいつか出たりするだろうか。
後半、面白いのかな。
あそこまでで、話としては完結しているようにも思えるが、え、そこで終わっちゃうの?というようにも若干感じる。
さらに欲張りなことをいえば、後半も映像が美しいんでしょう、だったら、観せてもらないかなあ、である。
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