2023年5月8日月曜日

*マリリンとアインシュタイン*1985年公開

1985年 アメリカの映画
監督: ニコラス・ローグ
主演:テレサ・ラッセル、マイケル・エイミル
原作:Insignificance テリー・ジョンソン作
 
Insignificance〜インシグニフィカンス〜無意味、取るに足らない、ささいなこと、
 
ううん、原題と日本公開のタイトルのイメージがあまりにも違いすぎて、観終わって何日か経つけど、未だ戸惑っている。原題にもう少し近づけて欲しかったなあ。だってイメージが違いすぎる。
マリリンとアインシュタインというタイトルだと、これはもう、主観に過ぎないけど、楽しいふわふわっとした映画、って感じがする。きっとそこを狙って、当時このタイトルにしたんだろうけど、それって観客への裏切り行為じゃないかと。
 
誰も理解し合えない、幸せになれない、不条理。
で。
やっぱりマリリン・モンローがすごく可哀想。救いがなくて、ほかの登場人物はしょうがないね、それも、って思うけど、彼女に至っては悲劇。なんなんだ、一体。
ディマジオって、もう少しお利口だったのでは?あ、映画だから、そこは仕方ないかな。口は悪いけど、優しい。だけど、うまくいかない。
 
おもな登場人物は4人。
マリリン・モンロー、アインシュタイン、ジョー・ディマジオ、マッカーシー上院議員。はっきりと名前は出てこないから、らしき人物ってことで。
マッカーシーってやだ。トランボを追い詰めたグループの筆頭。今作はマリリンに最低なことをする。
ラストはなんとも。このあたりがクローネンバーグとかに影響を与えたとかなのかなあ。
チラシが怖い。

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