名画座にて2本立て。
疲れるから迷ったけど、まあたまにはいいか。
観たことない役者さんだし、美人だし、ということで。
しっかりまとめて、2本観た。
監督:ガストン・ドゥプラット、マリアノ・コーン
主演はペネロペ・クルス、脇にアントニオ・バンデラス、オスカル・マルティネス
スペイン、アルゼンチン合作
2021
いやいや、もう、笑っちゃう。だって、みんながみんな変なんだもん。
え、パラレルマザーズと全然違うんですけど、ペネロペさん♪
なんて芸達者なのぉ。
そして、なぜそんなに頭髪が爆発しておられるの?
惚れるぜ、姐さん。
アントニオ・バンデラスのぶっ飛んだシャツがダサくてセンス超えててよい。蒲田行進曲の銀ちゃんのネクタイみたい。
劇中劇が面白い。ほんとにこの小説ってスペインでは存在しているのかな、ないのかな、あるなら読んでみたい。セットも映画というより舞台のよう。
でもって、映画の話もめちゃくちゃなら、劇中劇もすこぶる奇妙。
こういう監督だとスタッフも役者も大変だよねえとか、同情していると、しっかり楯突いてくる主演男優ふたり。
そりゃそうだろうとも。
だがそれにしても、なんでこんなに3人ともわがままなんだ。
いいねえ、楽しいったらない。もしこの監督のマネージャーになったりしたら、きっと胃潰瘍になっちゃう。映画だからこそ、笑っていられる。
なにげに挟み込まれたシーンもしっかり伏線になっていて、ありゃりゃ、そう来たか!と驚く。
ペネロペクルスの家ってことなのかな、障子があって、ちょっと和風。あの家のセットって、配信とかでは広さが見えてこないねえ。
ブラック・コメディだけど、画像も物語も奥行きのある作品。
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