先週の金曜日、4日になるが、古今亭菊龍稽古会なるものに、いってみた。
北沢地区会館というちいさな会館。
いかにもお稽古という雰囲気で、はじめシャツスタイルでいらした菊龍師匠がちょこちょこっと着替えて、着物姿になり、稽古会がはじまった。
さいしょが、まだあがっていないという、三遊亭白鳥作「ナースコール」
おもしろいけど、これも、テレビじゃだめだろう。
新作にしても古典にしても、落語はテレビではむずかしいのか。
そんなこといってるから、テレビ見る人どんどん減るのにねえ。
菊龍師匠によれば、白鳥さんは与太郎女性版というつもりでこの噺をつくったとか。
つぎがお客さんからリクエストを募って「浮世床」
なんかちょっと違うなとおもったら、オチを変えたそうだ。
そうか、いわれてみれば、そうだなあ。
三席目は「雲籠」
ずいぶん久しぶりにきいた!
いろいろきいているんだが、タイトルはまったく覚えていない。
はじまると、あこれか、とわかる。
もすこし、タイトルしっかり覚えよう。
この噺おもしろんだよねえ。
大笑いしそうになって、ちょっとはずかしくなり、おさえてしまった。
菊龍師匠、わたしのイメージするところの落語である。
これこそが落語の王道。
ライブでしっかりした落語をきいたの、ほんとに何十年ぶりだろうか。
またききたいな。
噺にぶれがないというか、笑いを取るところはしっかり取って、
そこはかとオーラがただよい、年季がちがう。
小さな会なのに、しっかりと格をみせつけている。
って、次近い!
4月13日、今度の日曜日。
本所ビッグシップで6時から。
古今亭菊龍こそっと落語会だそうだ。
いってみよー。
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