1960年制作。
すでにタイトルにも書いているけど、このタイプのものは、たのしめるひとと、たのしめないひとで、大きく評価がわかれる。
だめだったなあ。
何回か、途中退場してしまおうかと考えたが、それは映画を放棄することになるし、やめた。
だけど、だるかった。
冒頭、線路をはしる列車のシーンは、わくわくした。
流れるメロディーも素敵だ。
きっとこの映画はたのしい、と、期待した。
ザジが超生意気でかわいい。
スカートもセーターも、買ってもらったデニムも、よく似合う。
だが、だんだんと、だるくなってきてしまい、それが修復されずに終盤までいってしまった。
映像化は不可能といわれた原作に、忠実になりすぎたのかもしれない。
先日みた園子温監督の 地獄でなぜ悪い と共通するまだるっこしさ。
映画はエンターテナーであるべき、と言い切ってしまったら、不遜だろうか。
伝えようとするメッセージもよくわからず、いっそのことと、目をつぶってみたが、寝るにも寝られず、、、。
そのあたりは、タルコフスキーのほうがいいなあ。
だって、完全な睡眠にいざなってくれる。
まあ、万人が星5つの映画なんて、めったにないけどさ。
ほんとに今年は、映画にあたらない。。。。。
ザジの笑顔。
夕方だんだん疲れてくるあたりが、子供らしい。
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