2014年11月29日土曜日

広瀬和生の依怙贔屓三人会 第5回 萬橘馬るこプラスワン ゲスト 林家たけ平11月25日

やっとやっと、萬橘。
この日は短命。
さいきん、あちこちでやってるらしい。

短命か~~。
何回も聞いたなあ、と、ちょっとがっかりしていると、そんな落胆をものともしない、萬橘カラーである。
おもしろいったらない。

久しぶりに苦しいくらい笑った。
いままで聞いた萬橘のうちで、二番目に楽しい。
いちど、だいじょうぶかなと、不安になったところもあったけど、すぐに調子を取り戻し、あとはどんどん、客席をわらわせていく。
間。
あの間は誰にも真似できない。


話が後先になるけど、会場前、ロビーで待っていたら、橘さんが不意にあらわれて、なにやらスタッフさんたちと会話して、すぐいなくなった。
最近では、チラシの下のほうの名前を見なくても、橘さんの作品はわかるようになってしまった。
だからもちろん、依怙贔屓のチラシのふたりの写真が使いまわしなのはわかってる。
やっぱり、きびしいのかなあ。
2月で終了ということだし。


前座が林家けい木で「非常怪談」
ついで馬るこが「悋気の独楽」
ゲストのたけ平で「金色夜叉」
中入り
馬るこ「新一目上り」
萬橘の「短命」

3月からは新ニッポンの話芸復活だそうで。
こしらの復帰の会に採用されている写真ももちろん橘さんのお作。
物語を感じさせてくれる写真はやはり素晴らしい。

来月も萬橘がきけるといいなあ。

奇跡のシンフォニー ロビン・ウィリアムスとタランティーノってにてるかな

DVDにて鑑賞。

2007年アメリカ。
監督カーステン・シェリダン。

ロビン・ウィリアムス、役作りかなあ、痩せてる。
あごの尖りが、妙に印象に残る。




美しい。
ルーベンスの絵画から抜け出てきたような少年フレディ・ハイモア

ストーリーは、まあ映画だからいいけど、すこーし、無茶な展開。



なにがいけないのかなあ。
無茶っぷりをかんじさせないでくれれば、それでいいんだけど、残念。



2014年11月21日金曜日

駅馬車 ジョン・ウェインは永遠のひと。

なんどもみてるけど、もしかしたら、劇場でみたのは、初めてだったかもしれない。
1939年、ジョン・フォード監督作品。
いつみても、こんなにおもしろかったんだっけ、と、うれしくなっちゃう。
もちろん、今回も。


すきなのは、ネットではなかなかに酷評されている、ジョン・ウェインの登場シーンかな。
なんでかな、いつもここで、ジェームス・ディーンをおもいだしてしまう。似てないのに。ジャイアンツが西部舞台だからかな。



まあ、ちょっと、照れてるかなって気もする。↑

どんどんどんどん、馬車は走ってく。
インディアンの襲撃を恐れながら、途中で赤ちゃんが生まれちゃったりしながら、すすんでく。

いまだったら、ネイティブの描き方が必ずや問題になるけど、このころは許された。

原題は Stagecoach 、訳して駅馬車。
銃撃戦はどきどきするし、ロマンティックなシーンではみとれてしまうし、と、見どころがたっぷり。
さすが巨匠である。

有名な話だけど、エンドロールで最初に名前がでてくるのは、ダラス役のクレア・トレヴァー。
B級映画ばっかりで、まだジョン・ウェインは無名に近かったから、そうなった。ジョン・フォードって実力があったのね。






2014年11月12日水曜日

ラブ・アクチュアリー 話の継ぎ目がなめらかな心地よいちょっとせつないクリスマスムービー

DVDにて鑑賞。
2003年、イギリスとアメリカの合作。
監督·脚本リチャード·カーティス。

ラブストーリーがいっぱい。
って、いくら10年以上前の映画でも、あんまりネタバレは書きたくないけど、進行上、じゃっかんお赦しいただくとして。

なんだかタイトルの意味が気になって調べてしまった。
「愛は実際にすべての周りである」(実は愛はいたるところにある··)
なんだそうだ。ヤフー知恵袋より。
調べていたら、なんと、ナレーションはおヒュー・グラントだってこともわかり、ちょいと、頭よくなった気持ち。
おヒューはチャーミング。垂れ過ぎな目が親しみやすい。

ラブストーリーが幾層にも重なって、ラストはひとつの場所に集結していく。どのエピソードも、それ、わかる!というものばかり。
みんな幸せになってくのに、ひとつだけ、そうじゃないのがあって、たいへんせつなかった。
いや、ふたつ、なのかな?
でも、もうひとつのほうは、自分なりに決着つけていて、それはそれで、美しいんだなあ。

その役者さんが映画の中でいちばんのお気に入りだったので、悔しさもひとしお。もしも2があったら、あのエピソードをハッピーエンドにしていただきたい。

ちっちゃい子ってかわいいな。
頑張り屋さんでえらい。

話の継ぎ目がとてもよい。
流れにうまく乗ってみることができる。
音楽を上手につかって、ミュージカルじゃないけど、かるくミュージカル仕立てのようでもある。
登場人物の相関図がむずかしくて、2回みた。
よくわかった。
兄妹とか友達とか、みなさん、つながってるんだね。


そう、ローワン·アトキンソンもさらっとでてて、わらっちゃう。
そういえば、声、はじめてきいたのよ♪



こんなことされたら、ほれてしまいます↑。
この義理の親子の交わりがあたたかい。


わかる!
おしゃれした甲斐があったね!