2013年9月27日金曜日

ショートピース


いわずもがなの、大友克洋を中心とした、短編オムニバス・アニメーション。洒落乙なオープニングのあと、




森田修平監督の九十九にはじまる。
美しい。でもどこか、絵柄が古い。もう、過去のものという感はいなめない。
大友克洋は火要鎮。
圧巻の絵。
ストーリー、詰めが甘いように感じられた。
さて、ラストに舞う振り袖が、振袖火事のようであるが、振袖火事と、このお話とよく似た八百屋お七のお話は、別物である。



安藤裕章監督のGAMBO。
すでに鉄コン筋クリートを彷彿とさせる。
ラスト、白熊は死んだのだろうか?
四編中もっともよく話が練られ、短い時間でもみたひとに満足感を与えている。残酷なシーンは手加減してもらいたかった。苦手。。。
ガンダム・メカデザイナーのカトキハジメ監督の武器よさらば。
大友原作の漫画なのは、周知のとおり。
人物の動きがなめらかで、ストーリーも落語のようなオチがついて、かるく笑えた。

そう、とにかくここが、原点だね。


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