2015年1月15日木曜日

広瀬和生の依怙贔屓三人会 第7回 萬橘馬るこプラスワン ゲスト 古今亭駒次 2015,1,14

体調不良をおしていく。
先週の食あたり以来、どうも不調。
だが、笑っちゃえば、なおる!かな?
なんてことで、とにかく出動。
ちょっとぎりぎりに着いた。


なんだか、先月よりもお客さんが少なくなってる。
よほど、懲りちゃったのかなあ。
広瀬さん赤字で可愛そうだから、どんどん聴きにいってあげてね。
来月は最終回だし。


きょうは、ひさしぶりに、ピエール=わん丈さんを舞台でみた。
ちっちゃな声で、ピエールといってみたが、まさか、聴こえるはずもなく。
このひとは、ほかの噺家さんとくらべると、ずいぶん姿のいい人なんだと、いまさらながら、気がついた。
だから、ピエールなんて、あだ名がついてしまうのね。


プログラムをみると、なんとまあ。
開口一番のつぎが、萬橘。
どうも鼻風邪ぐずぐずのぼろぼろにつき、そうなったんだか、馬るこがネタおろしをするから、そうなったのか、ちょっとわからない。
仲入りで帰っちゃおうかな?なんてよぎる。


萬橘は本日こそ代書屋。
すっごいなあ、しっかり、鼻水をネタに取り込んで、笑わせる。
代書屋にたずねてくるひと、誰もちゃんと、だいしょや、または、でえしょやって、いえない。
鼻かんだりして、場面を間違えたりするんだけど、それすらも、大爆笑に変えてしまう。
いったいこのひとの底力、原動力はなんなのだろう。
中村仲蔵きいてみたいなあ。


さて、ちょっと腹がたつことがあったので、書いてしまう。
開口一番、前座の金原亭駒松さん、やってるとき、携帯でメールやってるやつがいた。
光っちゃって、すごく気になった。
そういうのやりたかったら、外に出ろ、外に。


前座さんの噺きくのがかったるいんだったら、終わる頃見計らってはいればいいじゃん。
そこまで嫌味をやるほど、ひどいものではなかったよ。


それにしても、北沢タウンホールの夜の借賃はいくらなんだろう。
人件費とか、チラシとか、どうなってるのかな。
出演者のギャラとか。
そうとう、つらそうだ。

2015年1月7日水曜日

第80回 新春プラザ寄席  1月5日 柳亭市馬、春風亭昇太、立川志らく、春風亭一之輔

一昨日、年明け最初の寄席。
この日は、春風亭一之輔を目当てに下丸子の区民プラザへ足を運ぶ。
なんと毎年完売になってしまう人気のお正月寄席。


もう去年になってしまうが、はじめて春風亭一之輔の「子は鎹」を聞いて以来、また聴きたいと強くおもっていたのである。


この日前座が立川志らら。
いままでで、いちばんはやい前座さん。あっという間におわってしまって、一之輔。
ペヤングソースやきそばラブという枕からはじまって、本日は「
時そば」。
そばの食べ方が、きっちりと演じ分けられている。
この前見た時よりも風格がついたような気がする。
ひとつ学んだ。
ペヤングが暮れに虫混入で出荷停止になったこと。
あれくらいしか、カップのソース焼きそばって買わないんだけど。
大抵のひとは、ペヤングがすきだよね。気の毒になあ、ペヤング。


トリの柳亭市馬は妾馬。
そうか、この噺ってこのタイトルだったのか。
よく笑った。これ、圓楽とかだと、もっと泣かすよね。
すきな噺。やっとタイトルがわかって、よかった。
意外と市馬師匠、おもしろくて、よかった。
でもあの歌、いいのか?ちょっと困ったぞ。


それにしても、噺家さんはチラシの写真をあまり変えないね。
春風亭昇太がでてきたとき、ずいぶん違っていたので、慣れるのにすこし時間が必要だった。


さて、来週もどっかで寄席に通えそうかな?

2015年1月3日土曜日

2014年のラインナップと、マイ・ベスト・ワン

さて、去年と同じく、時系列でならべてみる。

去年よりDVDがふえている。
本来は映画というものは映画館でみるべきところであるが、まあお許し願うとして。

計53本、DVD26本を含む。
後半映画館にいく機会が減ってしまったのが残念。

THE 有頂天ホテル(DVD)
かぐや姫の物語
そして父になる
魔法少女まどか☆マギカ 後篇 永遠の物語
ヘルタースケルター(DVD)
ゼロ・グラビティ
恋の渦
地獄でなぜ悪い
もらとりあむタマ子
私が愛した大統領(DVD)

偉大なる、しゅららぼん
テキサスの五人の仲間(DVD)
地下鉄のザジ
ダラス・バイヤーズクラブ
グーグーだって猫である(DVD)
プリンセストヨトミ(DVD)
MUD
猫侍
テルマエ・ロマエⅡ
ナバロンの嵐(DVD)

雨月物語(DVD)
ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う
おっぱいバレー(DVD)
白ゆき姫殺人事件
御法度
海の上のピアニスト(DVD)
超高速参勤交代
秒速5センチメートル(DVD)
テッド(DVD)
思い出のマーニー

リアリティのダンス
アナと雪の女王(DVD)
椿三十郎(DVD)
シェーン(DVD)
ナイト・ミュージアム(DVD)
ナイト・ミュージアム2(DVD)
ダブリンの時計職人
ぼくを探しに
リトルダンサー(DVD)
her/世界でひとつの彼女

人生はマラソンだ!
GODZILLA ゴジラ
最強のふたり(DVD)
小野寺の弟・小野寺の姉
ラブ・アクチュアリー(DVD)
ミロクローゼ(DVD)
駅馬車
奇跡のシンフォニー(DVD)
SPEC ~結~ 漸ノ篇 (DVD)
探偵はBARにいる2(DVD)

モネ・ゲーム(DVD)
舟を編む(DVD)
インターステラー


まあ、DVDに関しては最新のものじゃないので、ここでは語らないことにして。

いつも自分の好みでは偏ってしまうので、すこし知人友人のオススメもみたりした。
結果、GODZILLA ゴジラ、インターステラーなどがはいってきている。



ゼロ・グラビティ。SFもの。ひーひーいっちゃった。おもしろかった。
ジョージ・クルーニーがあんなに素敵なおじさまだったとは。
いままで気にしてなくて損した。

もらとりあむタマ子。
このブログでいちばんヒット数の多かった作品。
前田敦子って、人気あるんだ~~。
演技よかったとおもう。
このひとが海月姫やったら、絶対みにいってた。



重たいテーマのダラス・バイヤーズクラブ。
マシュー・マコノヒー初体験。
続けざまにMUDもみた。
なのに、インターステラーで、よくわからなかったという、恥ずかしさ。。。
なんだか申し訳ないのと、確認をしたいのとで、2日連続でみた。
というより、はまった。
人間もよかったが、TARS CASE のふたり(あえて)のロボットが抜群だった。いやあ、すき。もう一回いきたいな。
気がついたら3時間経ってるかんじ。

2014年はおもしろい映画たくさんみた。
猫侍は北村一輝がコメディアンの才能をたっぷりみせてくれた。


迷ったけど、やっぱりいちばんは、リアリティのダンス。



そうそう、何十年ぶりかでみた、駅馬車!
最高!
たかが映画、されど映画!!
映画に乾杯!

2015年1月2日金曜日

2014年の映画

明日以降、ならべてみようかと。
ちょっとDVDが多いかも。
1位は甲乙つけがたく、どちらにしようか、まよっている。
といいつつ、一番以外、順位はつけないけど。

しつこく2回目の インターステラー 2015年最初の映画

12月31日にみたインターステラーがどうしてもわすれられず、元旦またも、インターステラーをみにいく。
しかも、違う映画館にするつもりだったのに、時間があわず、けっきょくまた同じ映画館。
座った席も、一列前のほぼ同じ位置。

マシュー・マコノヒー。
ダラス・バイヤーズクラブ、MUD、と2作をみて、これで3度目、4度目。いまだ顔が覚えられない。
役柄でまったく違うひとになりきってしまうとは、一方ならぬ役者魂にほかならない。

このごく平凡な雰囲気のおじさんが、ダラス・バイヤーズクラブでの前向きなエイズ患者、MUDでは警察に追われる犯罪者を演じてたなんて、この作品がマシュー・マコノヒー初体験のひとには、ぴんとこないだろうな。
とかいいつつ、31日にみたときは、クレジットで愕然としたんである。マシュー・マコノヒーに似てるなとかは、ちらっとよぎったけど、まさか、本人だったとは。
2014年のもっとも印象に残った俳優は彼だったのに、わからないでみていたとは。。。。

そんなこともあり、彼の顔を今度こそおぼえるため、あの感動をもう一度あじわうため、2日連続で足を運んだのだった。
まそれでも、31日はレディースデイ、1日は映画の日と、続けざまだったのは、大いにありがたい。消費税アップになって、安い日も、100円あがったのは、とっても残念だけどね。


うまいといったら、ジェシカ・チャステイン↑
感情を共有させてくれる。

そして、エレン・バースティン。
インターステラーが真にすばらしい作品となったのはこの女優さんがいたからこそ、なんじゃないかなあ。

ネタバレになるから、これ以上書かないけど。
劇中にユリイカ!という言葉が出てくる。
それを聞いたとき、数式と詩って、同じように美しいのか、と、感じた。

強いお父さんが、子供と、弱いやさしい女の人を一生懸命守る映画。そういうの久しぶりにみた。
昨今やたらと戦うヒロインがはやってるけど、ちがうでしょ?
実際、戦えないよ、体格とか、動きとか違うもん。
柔道だって、たしかに女子強いけど、男子と比べたら、動きが緩慢でしょ。
その点、わざとらしくなくて、アン・ハサウェイもチャーミングで繊細でよかった。

ロボット、TARS CASE が、ヤマトのようだったり、2001年のようだったり、情愛の深さが、漂流教室のようだったり、くすぐりが多く、退屈させない。

またチャンスをつかまえて、みてこよう。

2015年1月1日木曜日

インターステラー その1回目 12月31日 

クリストファー・ノーラン監督!!
2014年アメリカ。

や、もう、涙でずるずるになってしまった。
これはすごいや。

宇宙を背に、小津安二郎だよ。
まいっちゃうよ、なんで、こんなに質の高い、手の込んだものをつくれるんだ?


3代にわたるマーフ、その1 マッケンジー・フォイが、得も言われぬ美少女。演技に泣かされる。



可憐なアン・ハサウェイ。
いいなあ。守りたくなる。

ときどき、びっくりしながら、ストーリーはずんずん進む。
気がつけばあっという間の3時間。
なかなか時間が取れなくて、2014年最後の日にみることになってしまったが、締めの一本にふさわしいのだった。

聞いた話によれば、じわじわと動員数があがってきたとか。
この日もほぼ満席だった。

次から次と、場面が変わる。
地球と宇宙をいったりきたり。

ときに 2001年宇宙の旅 のようでもあり、ヤマトのようでもあり、漂流教室のようでもある。
それでいて、どこか笠智衆の面影もあり。。。。。

深い。
一度みて、おわりにするのが、惜しくなり、本日元旦、再びみた。
その話はその2に。



舟を編む うぶな男の人を松田龍平がすばらしく表現

これも去年の暮れにDVDにて鑑賞。

日本の映画。
石井 裕也監督、2013年。

伏線がたくさんはってあって、お得感が高い。
渡辺美佐子や、八千草薫、加藤剛、と、芸達者な熟練の演技がたっぷりと観られるのも大きな魅力。
よくこんなに、贅沢につくれたものだ。

麻生久美子なんぞは、ポスターだけだし。

言葉を大事にしている、丁寧でやさしい物語。

まあ、ひとつ難癖をつけるとしたら、宮崎あおいがスレンダーでかわいくて、一般的な板前さんのイメージとはすこし違う、かな?
あんなふうな板前さんがいたら、高い店でもいきたくなっちゃうけどね♪





モネ・ゲーム ロングセラーって書いてあったけど

DVDにて去年の暮れに鑑賞。

コリン・ファースにしちゃあ、ちょっと、ねえ。
うまい役者さんなのに、キャメロン・ディアスだって、素敵なのに、たいして、コリン・ファースのこと、振り回してないなあ。
なんだろなあ。
つらいかんじでみていたら、後半はかなりおもしろくなった。
けっこう笑った。
これを前半にももっと盛り込んでたら、よかったのになあ。


おしい。

マイケル・ホフマン監督。
2012年アメリカ。