2015年4月2日木曜日

空気人形 無知なるもの、無垢なるもの、とか。

DVDにて、鑑賞。
まったくすまんことで。。。
本来なら、DVDでの作品ではなく、劇場に足を運んだものだけにすべきところ、さいきん、どうもいけない。

「そして父になる」の是枝裕和監督。
2009年作とあるから、 「そして父になる」の一本前になるのかな。

かなしい!
なんでこんなにせつないのかと。
ペ・ドゥナって韓国のひとかな、よくわからないけど、とにかく体が美しい。
人形のかんじでもあり、芸術作品のようでもあり。
ギリシャ彫刻のような繊細さと、エロスを越えた美が宿る。

言葉が片言なのが、ああ、人形だからね、となり、プラスイメージ。やさしい女の子。
キャスティングがよい。
井浦新はいつも安定した演技だなあ。

オダギリジョーがそこはかとなく屈折した人形師を演じている。
ついね、あの値段でうってるわけでしょ、そしたら人形師の給料なんてしれてるなあと。
ちゃんとどこかの美大の彫刻学科かなんかでて、紆余曲折経て、ラブドールつくってるのかなと、想像すると、またもかなしい。

しあわせってなんだろうか。
ラストシーン、あの先のお話があればいいのにな。

えーと、衣装デザインが伊藤佐智子さん。
似合っていたし、画面にも合っていた。

あ~ロッキー・ホラー・ショーとか、みたいなあ。。。



 
DVD ↑

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