あれ、ピーター・フォンダの遺作?
って気になって観てきた。
お客さん、年配の人が多かった。
みなさん、やっぱり同じ気持ち?
そして、もうお一方。
クリストファー・プラマー。
公開後、亡くなられたそうだ。
サウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐。
偉大なお二方が安らかに眠れますようにm(_ _)m
2019年アメリカ
監督・脚本:トッド・ロビンソン
主演:セバスチャン・スタン
ベトナム戦争の映画。
セバスチャン・スタン、見目麗しい♪
正義感と小狡さがいい塩梅に同居する主人公を小気味良く演じている。
対するウィリアム・ハートがまた、いい。うますぎかも、というぐらい、自然。
ピーター・フォンダ、この役はこの人にしかできない。
クレージーで哀しい。
ベトナム映画は辛くなってしまうのだが、今回はなんとか最後まで観た。
なぜ、空軍だったのに、陸で死んだのか?と、息子を亡くした夫妻の長年の苦しみと無念と疑問。
たしかにそうだ。
なぜ、空にいたのに、最終的に陸で?って、思うよね。
その謎が解明され、芋づる式に明るみに出る隠蔽工作。
そんな私利私欲のために、何十年もこの夫妻は苦しんできたのかと思うと、やるせない。
まだまだ、こういう気の毒な兵隊さんの話があるんだろうなあ。
少しだけ、ネタバレ。
まるで墓守みたいにベトナムの奥地に居続けるジョン・サベージ。
惨状は跡形もなく、まるでピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)を慰めるように美しい蝶が飛び交う。ジョン・サベージが、ピッツェンバーガーがヘリコプターから降りてきたとき、天使かと思ったと。このシーンずば抜けて素晴らしい。
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