猛暑日のなか、菊龍師匠の会。
まずは、夏らしく、たがや。
中入りのあとは、抜け雀。
たがやは、お侍さんの首が飛んでくオチ。
この噺、いつも気になっている点がある。
たがやはその後、どうなったんだろう?
面倒を看ていた二親は、路頭に迷ってしまったのかなあ。
奉行所でどんな沙汰がくだったのか。
ま、物語なんだから、考えなくていいかもしれないが、これを得意としていた故談志師匠に尋ねたい。
でもって、抜け雀。
実に久方ぶり。
我が心の恋人、志ん朝師匠が得意としていた、古今亭らしい噺。
菊龍師匠、いい流れで噺をすすめ、笑わせる。
会場はうさぎやさんという、甘味どころ。
あんみつ、ソフトクリームを楽しんだあと(ビールもあり)、落語が聴ける、ユニークな仕立てになっている。
びっしりのお客様の中、いつものとおり、すこしはにかみながら、落語を聴かせてくれる菊龍師匠のお姿が印象的だった。
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