監督:ケネス・エルヴェバック
家で鑑賞。
いつか観た「リトル・ダンサー」に似てる。
あちらはフィクション。
この映画はドキュメンタリー。
主人公は3人のかわいい男の子たち。4年間を追っているので、終映のころには、すっかり素敵なお兄さんたちになっている。
中学卒業間近にそれぞれ進路について考え、親も学校の先生も、希望を踏みつけにしないところがいい。日本なら、親から先生から、こぞって、バレエでは食べていけないと、潰しにかかるはず。いまは日本も少しは違うだろうか。違っていると、いいけど。
ノルウェーに本格的なバレエスクールがあるのには驚いた。バレエはもちろん、バレエに必要な知識のための授業もあり、スクール卒業時は大学受験の資格も得られる。さらに、無料。
文化を大切にしている国である。
ただいま、文化をほろぼすべく動いているように思えてならない我が国政府とは雲泥の差がある。
いや、まったくのところ、美しさに堪能するとともに、日本への失望感を新たにした。
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