2020年11月2日月曜日

*シェルブールの雨傘*戦争は嫌だ。

言わずと知れた映画史に残る名画であって、ヌーベルバーグの最高傑作に君臨する作品である。
で。
やっと今回初見。
1964年フランス映画
ジャック・ドゥミ監督
ミッシェル・ルグラン音楽
 
戦争で裂かれてしまう作品を観ると、なぜこうなるんだろうと、いつも理不尽さに気持ちが塞いでしまう。
だってねえ、政治家さんたちの勝手な都合で戦争するんでしょう。そこに関係ない市民巻き込まんで欲しいのね。ふざけてるよ。政治家さんと武器屋さんで、相撲でも取っときゃいいのに。上級国民同士で争えばいいよ。どっちが勝つか下級国民は賭けて楽しむの。そうすれば平和だしお金も入るし、いい世の中になるでしょ?
って、まあ、それは置いといて。
衣装や小道具がカラフルでゴージャス。とても楽しい。
仕立て上がったばかりで、針がついたままのセクシーなスリップドレスとか、青いシフォンのスカーフとか。雨とか夜とかによく映える。
 
列車の見送り。あのシーン。
そういうことですか、監督?って確認してみたい。 
昔、荻さんか品田さんか曖昧だけど、言ってた気がする。
 
カトリーヌ・ドヌーブの美しさでおなかいっぱい。いろいろ書いてみたけど、あの美の前では、なにもかも、霞んでしまう。

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