2020年12月2日水曜日

■浅草演芸ホール■2020,11,25夜席■主任:柳亭こみち師匠

11月25日の夜席へ。
知人情報によれば、こみち師匠が凄いという。
それは聴きにいかないわけにはいかない。
だって、女性で面白いって、今までなかった。
ついにその日が来たんだと、わくわくしながら浅草へ。
この日は文菊さんから入る。ずいぶん貫禄ついたなあ。
もっと若々しかったけど、そうか、年月が過ぎたのか。
 
普段、三遊亭派と古今亭菊龍師匠がおもよく聴く噺家さん方なので、浅草は新鮮。名前は知っていても、聴いたことがなかったり、或いは知らずにいて上手さに驚いたり。いやいや、この上なく、井の中の蛙。
だが、新しく知ることができるって、うれしい♪
 
円歌師匠代演が、はん治師匠で好きな「千早ふる」とはって、とはって、ねえ(笑)仲入り前からトリへ向かう流れが心地よい。
そうして、こみち師匠の登場。
子は鎹。
なんとなんと、大家さんのおかみさん、というニューキャラクターが出てきた!これがこの人の工夫なのかっ!見事な工夫!
そうか、新たに女性キャラを創造することで、女流の落語が成立してる、なんていいアイディア。これで女性の噺家さんに道が拓けた。
噺終わりに、こちらに視線をくれるところもニクい♪決めた、ファンにならせてもらっちゃう♪
♪パイオニアこみち♪
また聴きに来よう。
千秋楽は片棒だったとか。これがまた浪曲あり、客席から手拍子までありで、更によくて、子は鎹より更に大受けだったらしい。そっちも行きたかったなあ。でもブログ溜まってたから、我慢しちゃった。うー残念。

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