2021年1月26日火曜日

*裏切りのサーカス*お、今年初の映画鑑賞

2021初映画鑑賞。
先日DVDを借り受け、2度ほど予習をしてから劇場へ。
やはり、劇場のほうが画面が大きいのがよい。が、最近はやたらと再公開のとき、カットされていることが多くなり、なんだか腹が立つ。
今回もありあり。
筋と関係のあるところではないから構わないと思われたのだろうか?だが、イギリスの文化のひとつで、それは物語の素地を成す部分でもあるので、切ってほしくなかったな。
もしも、映画館関係者の方がこの拙いブログを読むことがあったら、ぜひ、ご一考願いたい。
 
最近のコリン・ファース出演作品の中ではかなり渋目の重厚感漂う作品。
うまい役者が揃ってる。
中でも、もちろん、ゲイリー・オールドマンは当然ダンディー。
嬉々として付き従うベネディクト・カンバーバッチは身のこなしや声がいかにも英国の若き紳士。ほとんど、この人の作品は観たことがなかったので、これから少しずつ機会があれば拾っておこうと考えている。だって、素敵なんだもん♪
 
2012年 
原作:ジョン・ル・カレ ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ

観に行くに先立って原作も読んでみた。
読みづらかったけど、面白かった。
ジムとビルローチのエピソードは原作のほうがずっと好き。
 

2021年1月17日日曜日

■亀戸梅屋敷寄席■2021,1,14

新年あけましておめでとうございます。
ということで、2021年初寄席。
すっかり毎月恒例になりつつある、亀戸梅屋敷寄席。
今回は萬橘師匠のトリの日を狙ってみた。
トリにいくのは久しぶり。
萬さんの前は鳳笑さんでちょっとそこも楽しみ♪のはずが、楽市さんに。もしかして、初めて聴いたかも。なかなかのイケメンさん。
 
萬橘師匠、この日は、滅多にかからない火事息子。
いやいや、すごいわ〜〜
なにがって、さんざマクラでも噺が始まっても笑かして、それなのに、突然泣かせにかかるし、そうなると、ぼろぼろ泣かされっぱなしだし。
もう、うますぎ。
たしか真打ちになったころから、折に触れて聴いてきてるが、一体どこまで極めるだろう。既に名人芸に達しつつあるというか、達してるというか、そんな風で、楽しみで仕方ないけど。
でも体には気をつけてほしいと思う今日この頃。。。。
好きだなあ。。。。

楽べえさん、初天神でがんばる。

萬丸さん、洒落番頭。萬丸さんもこの日はピンチヒッター。
萬橘師匠、これを受けての火事息子だったのかな?
この日は定吉大活躍。あ、長松も。
かわいい小僧さんたち♪
鳳志師匠のやかんなめ、相変わらず、変な噺で面白い。

2021年1月2日土曜日

*千年女優*東京ゴッドファーザーズと2本立て

そしてもう一本はこれ。
大好きな千年女優
2002年公開ということは東京ゴッドファーザーズのあとに制作されたもの。
こちらは、音楽平沢進。
もともと今敏監督は平沢進のファンだったらしく、パーフェクト・ブルーのときにも、お願いしたかったと、ブログに書かれていた。
改めて観ると、雰囲気がパプリカ(音楽平沢進)と似ている感じがする。
そうすると、アニメーションと音楽って実写と音楽より、少し音楽比重が高いのかもしれない。
ま、そんなことより、本編。
なんといっても、ヒロインと主人公の掛け合い、後をついていくカメラマン、この3人の絡みが相当可笑しくて変。この辺がパーフェクト・ブルーだと不気味さになってしまうんだけど。
これって、監督が円熟味を増してきたとか、そういうことなのかな?
追いかける人を追いかける。
追いかけ続ける人の背中を追いかけ続ける。
今敏監督が追っていたのはなんだったんだろう。
答えはどこにあるのかな、長編4作品で逝った人。
いつともなく追っていて、答えは当分見つかりそうもない。

*東京ゴッドファーザーズ*かしぶちさんのドラムが聴こえる20201230

去年の年末。
2020年最後に観たのは、再見の東京ゴッドファーザーズと、同じ今敏監督の千年女優。
楽しいな、この映画。
前に観たとき、とても好きになり、また観たいと思っていたら、折も折り、同じ映画館でさらに季節もぴったり。否が応でも盛り上がる気持ち。まず音楽が最高。こんなに映像と合う音ってあるのかな?
やっぱりね、いいのね、ムーンライダーズ。だけど前々日に機材トラブルがあったためなのか、まるまる一曲抜けてるのはなんでなのか?
というか、あの曲が聴きたかったのに。それとも思い違い?
ほかにもあれれ?と疑問になったところもあり。
これはDVDなどでたしかめないといけない。
 
2003年、今敏監督
音楽は鈴木慶一、ムーンライダーズ♪
 
ジョン・ウェインの「三人の名付け親」がベースということは、今敏監督、この映画好きなのか。どの辺が気に入っていたのか、聞いてみたかった。
酒とタバコで出来てる体では、長生きは難しいかも。残念。もっとたくさん、作品観たかった。鈴木慶一音楽の作品がひとつしかないなんて、もったいなさすぎる。
 
また観よう。
今度はノーカットで観たい。