劇中にでてくる芹沢ブラザーズをしらべていたら、じつは架空なんだといまようやく納得した。
ほんとはTSUKEMENだった。
CMとかでけっこうつかわれてるなあ、そういえば。
でも芹沢ブラザーズって名前のほうがなんかいいな。
いろんなとこに、伏線やらなにやら張り巡らされていて、もう1回はみたほうがよさそう、つまり、正直にいうと、かなり面白かった。
井上真央は勘所が非常によい。
すっかり外堀がうめつくされたところで、ようやく登場して、物語をびしっとまとめあげる。
きっとありますよ、いいこと
湊かなえの、自らを元気づけるフレーズなのだろうか?
この作家はたぶん嫌なおもいや、悲しい出来事をたくさん経験してきたにちがいない。赤毛のアンが愛読書だったのは、作家自身なのかも。イジメとか家庭環境とか、自分の現在置かれている状況と引き比べながら鑑賞しているひとも多いだろう。
それにしても、学校でのイジメ、職場でのイジメ、家庭での虐待、そういう心をむしばんでいく行為が世の中からなくなることなく、どんどん増えていくのはなぜ?など、考えながら、ストーリーを追い続けた。
ちょい役だけど宮地真緒、うまかった。
狂言回しのヘンな格好の染谷将太がすき。
関係者が先週キネカ大森の中村義洋トークショーに参加して、裏話をきいてきたうちのひとつ。
染谷将太は原作にはいない役。
脚本を作る段階で、どうしてもこのせりふをいうキャラがいないということで、急遽つくったのだそうだ。
残念ながらネットに画像がない。
こういう女の人いる。
ものすごく意地悪なんだけど、男の人はわからないから、やたら評価が高い。で、ともすれば、美人だからひがんでるんでしょ、という結末をつけられて終わりになってしまう。
そうか、みんながきちんと人物評価をできれば、世の中から、イジメはなくなるんだな。パパラッチみたいな、いらん仕事も消えてなくなるかも。
もうひとり、心底悪役がひとりいるけど、それは書かないどこ。
へえ、白ゆき石鹸ほんとにあるんだ。
よさそう。。。。
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