2014年5月6日火曜日

MUD ダラス・バイヤーズクラブに続き、マシュー・マコノヒー!


ジェフ・ニコルズ監督・脚本、2012年の作品。

オープニングからわくわくした。
だが、このかんじは「地下鉄のザジ」で一度味わい、手痛く裏切られているので、すぐ取り消すこととした。


マシュー・マコノヒーはダラス・バイヤーズクラブのように激ヤセではなく、よく鍛えられていて、胸毛もなく、すっきりと、かっこよかった。
あれ?たしか、ダラスのときは、生えてたんじゃあなかったかなあ?
そういうのも、いろいろ変えるということか。
役者よのお。

ちょっときたないんだけど、セクシー。↑



このふたり(タイ・シェリダン、ジェイコブ・ロフランド)の素晴らしい演技。
やっぱり、大人は子役にくわれちゃうよね~~。
どっちの子も家庭にさびしいものがある。
陰影の表現がよい。
片方はやたらに喧嘩っ早くて、片方は物品への執着がはっきりしている。でもどちらも、やさしい。



リース・ウィザースプーン、この役柄をどう解釈するべきか。
あまり書いてしまうと、ネタバレになるので、やめとこ。
複雑な人格、とだけ。


しぶい、サム・シェパード。
たくさんの罪を犯しているのに、応援者ができてしまうMUD。
その第一番の人物。

川沿いに家のある文化ってアメリカにもかつてあったのか。
しらなかった、勉強になった。
山窩とはちがうけど、つうじるものがあるような気がした。
まあ、ネイティブがそうなのだと、いうべきかもしれないが。

50年代ポップスが軽快にながれる。
アメリカン・グラフィティがみたくなり、それから、スタンド・バイ・ミーの鹿のシーンがよみがえって、エンディングでは、無性に腹立たしくなってきた。
なんだよ、ばーろー、大滝御大のやろー、死にやがって!!
ゆるさないからね!
MUD感想おしまい。




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