2022年9月18日日曜日

*ボイリング・ポイント/沸騰*そういう沸騰だったのね

映画館でチラシを観たときから、わくわくしていた映画。
 
イギリス、2021年
監督:フィリップ・バランティーニ
主演:スティーヴン・グレアム
 
クリスマスイブのレストラン、厨房やフロアのてんやわんや。と思いきや、さほど皆さんあたふたしている風もなく、余裕でこなしていてやや驚き。まあ、忙しくはしているけど。
スティーヴン・グレアム、なんだか見覚えあるなと思っていたら、裏切りのサーカスだった。コントロールに信頼されている部下の役。髪型がすっかり違っていたので、難しかった。だが、演技力は相変わらず、揺るがない。
 
もともと短編映画だったものを長編に仕立て直したんだとか。
それでこういうラストなのかなと、考える。
なんというか、長編のラストっぽくないような、斬新といえば斬新。
 
そして、ワンカット。
緊張感がある。だって、一気に撮ってしまったということだよね。全てお膳立てをして。皆さんさぞ、お疲れだったことかと。
主要人物全員が主役のような趣き。
 
沸騰。
たしかに、沸騰しちゃってる。
でも、趣味的には沸点のほうが、より好きかも。弱いかな?ラストまで、結構一気に行っちゃったけど、ううん、、、、
2とかあったら、観たい。

2022年8月24日水曜日

*ディア・エヴァン・ハンセン*嘘ってこうなっちゃう

冒頭、まずミュージカル映画らしく、歌が始まって、うわ、よさそう!ってなった。
 
2021年、アメリカ映画
監督: スティーヴン・チョボスキー
ブロードウェイミュージカルの映画化作品。
 
音楽はベンジ・パセック&ジャスティン・ポール。
ラ・ラ・ランドやグレーテスト・ショーマンを手がけている、もう、巨匠と言っていいかもなお二方。
 
主演はベン・プラット。
ブロードウェイでも主演。当時は若干21歳だったとか。
撮影時27歳とあったけど、全然違和感なかった。ネットで自宅で鑑賞だったら、あれ、やっぱちょっと、、、みたいなところが、ひょっとしたら、あるのかもしれないが、普通に高校から大学くらいの人なんだと思っていた。そのくらい、平々凡々でさみしげな雰囲気が嵌ってる。
 
あと、ジュリアン・ムーアとエイミーアダムスが素晴らしい演技。絶讚しちゃう。
ブックスマートの女の子ケイトリン・デバーもとても少女っぽくて可愛かった。
陰の主役コナー(コルトン・ライアン)、かっこいい。前半たくさん出てくるから、後半もかと期待していたら、そうでもなくて、そこは残念だった。 
ジャレット(ニック・ドダーニ)とコナーとエヴァンのナンバーがいちばん好き。
この辺りまでは楽しく観られるが、次第に息苦しさを増してくる。学校のみんな(ジャレットを除く)もコナーの家族もエヴァンに些かの疑いも挟まない。SNSとかでデマが飛んでも、一時は簡単に信じてしまう構造と似ているような。
当初、きっとここら辺で、白状するんだろうな、それで感動の、、、というコピーが宣伝に使われているんだろう、と思いきやそうではなくて。
このままじゃ、ヤバイというところで登場のジュリアン・ムーア、うむさすが!
善悪両方の役を軽々演れる人だからこそ、ここで出番なんだねえ。
で、ならば今かな?と待っているとそれも違って、もしや全編通して嘘を貫くか、なんて心配してしまった。そういうところが、従来の嘘をついたことで、、、の映画とは趣が異なっていた。
コナーの気持ちを深く洞察したいので、再度観ようかな。

2022年8月14日日曜日

*死刑にいたる病*阿部サダヲの目に吸い込まれそう

チラシって映画を観たくなる最も効果的な手段かと。
予告編をチェックする作業よりもずっと消極的な方法で情報を収集できてしまう。
まあ、これは映画館に足を運ぶか否かにも関係しているけど。 
映画館に行く、チラシがある、面白そうだなと、並んでいるものから、選び取る、読んだり眺めたり。そのうち、スクリーンの前にいそいそ座る、とさっき貰ったチラシの作品の予告編が流れる。で、さらに興味を抱いたり、忘れてしまったり。
ちょっとマクラが長くなってしまったけど、観ようと思うまでの流れが「死刑にいたる病」はおおよそそんな風だった。2回くらい、予告編観たかなあ。ホラーっぽいんで迷ったけど、阿部サダヲが頭から離れなくなってしまった。
冒頭、大学の授業でキルケゴール云々と言うシーンもあり、その辺り、好き。
 
嵐電の鈴木卓爾監督が主人公岡田健史のお父さん役で出ている。こっちもおんなじくらい不気味。もしかしたら、阿部サダヲより不気味かもしれない。登場人物がみんななにかしら気持ち悪さと翳りを醸し出している。
それだけでも充分沼。
 
あと、やっぱりホラーは苦手。怖いシーンはずっと下向いてた。
あんなに沢山、酷いの必要だった?辛い。

そうそう、「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンズとジョディ・フォスターの一瞬深く繋がる関係を思い出した。
原作読んでみよう。
 
監督:白石和彌 
2022 邦画 

*サタデー・ナイト・フィーバー*これを知らずにディスコは語れない!らしい。

〜サタデー・ナイト・フィーバー〜
*ディレクターズカット
4Kデジタルリマスター版 鑑賞 
このチラシとかポスターとかのジョン・トラボルタのポーズが、ちょっとさ、と、ずっと敬遠していた作品。 

監督:ジョン・バダム
音楽:ビー・ジーズ
主演:ジョン・トラボルタ
アメリカ、1977 *2014 

だが、若くてセクシーなジョン・トラボルタはダンスが素晴らしく上手かった!声もよかった。
ビー・ジーズの音楽にぴったり嵌っている。
いやあ、もっと早く観ておくべきだった。
ストーリー的にはやや難ありだったりするところもあるが、それを凌駕するダンス。もはや圧巻。
最初のシーンで歩いているトラボルタにビー・ジーズのステイン・アライヴが被るんだけど、そこからやられてしまう。こいつは楽しそうだ、、、♪
ファッションもよかった。チラシの服って劇中では少し違っていて、中のシャツは赤だった。彼女のドレスは大体、白基調だし。
この頃って、日本もアメリカも超がつく元気さだったのねえ。
今じゃもう全然だわ、特に日本。
そういえば、日本の男尊女卑も酷い有様だけど、アメリカの人種差別も随分だし。そうしたことは、なにも進歩してないような。悲しいねえ。。。

*グレイマン*ライアン・ゴズリングって気になる

また少し間隔が開いてしまったが、 ここ暫く、観たい映画が続いている。
おそらく、全部劇場で、というのは難しいだろうけど。
とりあえず、グレイマン。
怖い。面白い。忙しい。
そう、目まぐるしいんである。
だって、主人公のライアン・ゴズリング、そんなに動いてよく時差ボケにもならず、三半規管がやられたりもしないものだと。

平たく言えば、007がダーティハリーになったような。
あ、ダーティハリーシリーズは観てないので、雰囲気^^;
身なりが闘争でぐちゃぐちゃになってしまった汚めの臨場感のある007とでも。
ライアン・ゴズリングの劇中の名前もシックスだし、セブンは塞がってたからシックスになったという軽いジョークもあるし。
エンディングで流れる曲を聴いてさらに、ああ、やはりそういうことであったかと深く納得。
アナ・デ・アルマス♪瞳がかわいい、強い。 
悪役のクリス・エヴァンズは元キャプテンアメリカなのだとか。よかったんだけど、ファッションセンスがいまひとつ、ギャグっぽくて残念。敵の行動を読めなすぎなのもちょっとさ。
2作目ができるようなので、その折はダンディなスタイルで登場していただきたいわ。
 
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
2022,アメリカ 
 
おみやげに貰ったカード。表がライアン、裏がクリス・エヴァンズになってる♪              ↓

2022年7月13日水曜日

*シン・ウルトラマン*ちょっとブログをサボっている間に2回観た!

さてそろそろ、満を持して、ということでもないけど。ブログ書かなきゃなあと思っているうちに、ついつい、2回観てしまった。
確認事項もあったし、何より、シン・ゴジラは4回だったし、もう1回は観とかないと、という気持ちが強く、、、
初回は、おお、やっぱ、ウルトラマンじゃないの〜〜。頼もしいなあ。 
2度目、あれ?監督って、、、ここから先はネタバレになるのでやめるけど、というか、大体ネタバレになるので書けないけど。
エンディングで流れる米津玄師の曲がよかった。かなり暗めだけど。
米津玄師は大丈夫なのかな。歌を聴いていて、疲れているように感じた。映画とはあまり関係ないが。
 
監督: 樋口真嗣
その他諸々:庵野秀明
 
シン・ゴジラの際の政府への皮肉が今回も生きている。さらに今の日本と全く似通っているような。だが、映画のほうがマシだわな。ああ、これもネタバレか〜〜。ここちゃんと書いとかないと、変な読み方されちゃう可能性ありだから、書きたいのに。そうなんだよねえ、なんでそういう風に読み取っちゃうかな?と悲しくなったりするが、そこは自分の表現力の拙さ故。 

2度目の鑑賞時、メフィラスの名刺を貰った。
くすす。うん、これはリピーター用のお土産なんだね♪
メフィラスさん、山本耕史さん。存在感凄い。あまりよく知らなかったが、かなり驚いた。うれしい発見。今更?と非難されるかも^^;
岩松了は出てくると、つい、笑ってしまう。だって面白いし。平泉成もいたらうれしかったなあ。
 

2022年4月19日火曜日

*アネット*すごく観たくて、やっと観た!!!!ちょっとネタバレ

〜アネット〜
音楽、原案:スパークス
監督:レオス・カラックス
人形制作:エステル・シャルリエ、ロミュアルド・コリネ、
アダム・ドライバー、マリオン・コティヤール、 サイモン・ヘルバーグ
 
昨日、川崎にて。
息しちゃだめってスパークスに言われたんで、そうしていたら、だんだんやばくなってきたので、やっぱり途中から、呼吸をすることにした(♪うそ♪) 
始まりが楽しい。こういう出だし、いいな。ロッキー・ホラー・ショーとかもこんな雰囲気ある。
アダム・ドライバーはまた背が伸びた?観るたび、大きくなっているような。
マリオン・コティヤール、久しぶり。「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」以来。素敵だった。今回ももちろん、素敵すぎ。 
そして、レオス・カラックスは初見。
なぜだろう?いままで、縁がなかったとは、不思議。もったいないことをしてしまった。
サイモン・ヘルバーグってどこかで観たような気がするけど、プロフィール読むと初めてらしい。では誰かに似ているのだろうか。誰?
 
アダム・ドライバーの緑とか、マリオン・コティヤールの赤とか、「パリ、テキサス」を思い出した。
それと、海のシーンはデルトロの「シェイプ・オブ・ウォーター」のようで、美しいけど、はらはらする。
船のアネットの部屋のおもちゃが不思議で少し怖い感じ。色合いや動きによるもの?オリジナルだろうなあ。ひとつひとつ、人形制作スタッフが作ったんだと思う。なんか一個、欲しい。
これを書いてしまうとネタバレになるけど、最後のアクション!の声がかわいくて、ダディ、マミーの呼びかけがとても自然で、うるる〜となる。もう一回、くたびれるの覚悟で観たい。