西ドイツ、フランス合作。
監督:ヴィム・ベンダース
1984作品
ずっと気になっていた映画。
ようやく観た。
切ない。
哀しい。
きれい。
砂漠をとぼとぼ歩く、車で走る、子供を迎えにいく、元妻と話す、
そのどれもが、美しい。
撮影はロビー・ミューラー。
抑えた色調に絡む、ライ・クーダーの細く長く響く、ややエロティックで涙を誘うようなギター。
赤ー黒ー緑と、登場人物の服の色が変わる。
心を映しているのだろうか。
赤。
探し求めていた元妻の、赤い毛糸のワンピース。
アクリルかな?
あまり高そうな感じがしない、超ミニの服だが、ナスターシャ・キンスキーが纏うと上品な雰囲気さえ感じられてしまう。
チラシでは赤というより、ピンクだったが、画面では真紅だった。
キャップの赤、父と子の赤いシャツとトレーナー、目に焼き付く赤い色彩群。
不思議なくらい、主人公に共感できるところはない。
なのに、悔しくて、泣けてしまう。
もうちょっと、なになにをしたら。
あそこで、ああしていたら。
いくら考えても答えはでない。
そのスパイラルの中に永遠に閉じ込められてしまうのか。
ナスターシャ・キンスキー、こんなに綺麗な人を観たのは生まれて初めて。
ハンター・カーソン、子役。そして、こんなに綺麗な子供を観たのは、うまれてはじめて!
観ることができて、よかった。
2回目!
なかなか二・ゴジラにいけず、辛い思い( ;∀;)をしていたが、昨日ついにチャンスが!
というほどでもないのか。
そう、時間はあっても、いろいろあるんだ、いけるときと、いけないときがね。
いやあ、あと10回は観たい。
もちろん、劇場でね。
科白のおおいところは、小津みたいでもあり、聞き取りづらいところは、黒澤みたいでもあり。
あいかわらず、見どころ満載、萬斎もかっこいい(笑)
そう、今回はゴジラ(野村萬斎)の動きをしっかり見届けようと目を凝らした。以前一度だけ萬斎の狂言を観たことがある。それはもっと軽快で自然と笑いがこみ上げる動きだった。
が、足はしっかり地について、軽やかな上半身を支えていた。
その足取りがゴジラの歩きに反映されているのだと、確認。
前回も少し気になったのが、ゴジラのしっぽである。
あの動きはうちの飼い猫のそれとよく似ている。
猫を真似たのだろうか。
まるで、しっぽが別の意志を持つような動き。
で、ちょっとぐぐってみたんだが、このことについて言及しているものは見つけられなかった。
あの、まっすぐ凛と立って、しっぽだけが揺れている姿。
美しい、、、
今回はちゃんと、最初の内閣の会議のテロップ見逃さなかった。
-里見農林水産大臣は豪州云々中のため欠席-
これ、とても大事な伏線だったよね。
わたしの成さん。
だいすきな成さん。
ドラマや映画では欠かせない脇役。
成さん観たいから、また映画館に足を運ぼう。
きのう観たのは池袋HUMAXシネマズ。
来月ゴジラ生誕祭があるとか。
なんと、わたしの成さん、登壇予定。
そうでしょう、映画好きなら成さん招びたいよね。
映画万歳、ゴジラ万歳!ってね♪
明日10月4日はジャニス・ジョプリンの命日。
だからということではなかったが、昨日東京散歩の道すがら、『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』を渋谷のイメージフォーラムにて鑑賞。
2015年アメリカ。
ドキュメンタリー。
監督はエイミー・J・バーグ
まあ、ここで私が語るようなことはないんだ、ほんとは。
ほぼほぼ言い尽くされているし。
今回の公開でようやく、あのバラカンさんも彼女は素晴らしいと、いってくれるようになったことでもあるし。
と書いていたら、書くことがなくなるので、思いつくままに感想を。
いつも彼女の声を聴くと、心が刺さるように痛むのは何故なんだろうと考えてきた。
それがよくわかった。やはりそうなのか。深い傷を負っていたのか。
日本の学校のイジメも厳しいけど、アメリカはまた違う意味でひどいな。というか、大学で表立ってイジメって、サイテー。
殺人に等しい。
高校の同窓会に出席したジャニスの悲し気な顔。。。
遠巻きに見ている同級生たちとの距離。
やっぱあれかな、有名になってしまったから、なの?
同じところにいるのに、違う次元にいるみたいな。
パイオニアと呼ばれる人が払う代償は大きい。
ホテルのスタッフが電報をちゃんとジャニスに渡していたら、助かったかもしれない命。
もし生き続けて、パール以降も作品を発表していたら、と思うと、残念でならない。ドキュメンタリーの始まりと終わりでは歌の表現が変わっていた。
オーティス・レディングやジミー・ヘンドリックスが、ちらちら登場する。
清志郎が、オーティスみたいに歌いたいといってたオーティス。
清志郎の歌い方って完全コピーといってもいいみたい。
初めてウッドストックの映画を観たとき、ギターを壊すジミヘンよりもジャニスに衝撃を受けた。
今回の作品で、あのウッドストックの演奏はなってなかったということを知った。びっくり!
数年前に一度観て今回二度目。
2009年インド映画
邦題はこの作品のテーマといえる、
“Aal Izz Well”(アール・イーズ・ウェル)
から。
監督 ラージクマール・ヒラーニ
主演 アーミル・カーン
捧腹絶倒の笑いの中で、しっかりインド社会の批判もしている。
暗くなりがちなのにまったくそうならない。
で、展開がとても忙しいけど、恋やダンスや歌になると、途端に丁寧になっちゃう。
インド映画の醍醐味~♪
昨日も目いっぱい笑った。
その前、初めて観たときも、どうしようというくらい笑った。
こんなに楽しい映画はなかなかない。
インドの役者さんはよく動く。
体が柔らかい。
これでオリンピックとか出なかったりするんだから、まあ、メダル争いに血道を上げている国々はほっとしているかも。
どれだけ浚っていくことやら。。。知りたいものだ。
主人公のアーミル・カーンはとても明るく演技もうまい。
脇を固める主人公の友人や学長が盛り上げる。
ライバルのサイレンサーもおかしい。
また何年かしたら観たい。
ラストの小学校なんだが。
こういう学校、日本にも欲しい。
そう、まだまだインドの人々は元気だ。
日本人は批判する気持ちも、もがれつつあるもんねえ。
エンドロールに興味深いお名前。
日本語字幕監修 - いとうせいこう
いろんな仕事してるんだなあ。立派だなあ。
初★下丸子落語倶楽部。
今回春風亭一之輔がゲストとある。
これはいかなければ、もったいない、ということで、いってきた。
まあなんというか、演芸に舞台、寄席と、このところなかなか忙しい(^▽^;)
健康でないと、こういう暮らしはできないわけで。
ありがたいものである。
前座バトルの後、立川志ら乃の新作とおもわれる、「そばーん」
志ら乃が作った噺だろうか?
いま調べてみたらそうらしい。創作らくご、とある。
ううん、顔芸が過剰かなあ、、、ややひく。
林家彦いち、志ら乃のトーク。
随分と長い。二人とも時々時計を確認するが、一向に会話をやめる気配がない。
彦いち師匠の元犬みたいなお弟子さんの話に場内爆笑。
それにしても長い、と、不審になりだしたその時、袖から私服の一之輔が乱入。
カーディガンにつむつむ?みたいな絵柄のかわいいTシャツ。眼鏡。イケてる私服姿♪
「いつまでしゃべってんのよ~」
仲入り
一之輔♪
「待ってましたー」 が方々からかかる。
芸があると、人気もある。
まくら。
わたしが○○に住んでるのが悪いんです、とか、新丸子と下丸子ってねーとか。東急線はお高くとまってる、とか。
あー。そうかあ。
いっちゃん、間違えて、新丸子いっちゃったんだ!
で、トークで伸ばしていたんだ。
「くしゃみ講釈」、初めて聴いたかも。
上方落語らしい。
笑いすぎてお腹が痛くなってしまった。
斜め前に小さなお子さんがふたりいらしたが、とても楽し気にけらけら笑っていた。
日本の未来は明るいねえ。
画像頂戴しました<m(__)m>
トリの彦いち「あゆむ」でお開き。
楽しかった!
中村勘九郎主演
堤幸彦監督
映画とおなじ。
映画公開日にあたる22日鑑賞。
なんと、招待券を友人がもらってきてくれた!!
(*´▽`*) である。
この舞台、とても観たかったが、なにせS席12800円と、高価で手が出なかったのだ。
ううん、とてもラッキー♪
舞台だというのに、映画予告のおまけ付きという、いかにも堤監督らしいサービスとPR。
さて、舞台の感想を。
素晴らしい、楽しい、みんな観よう!、勘九郎の軽妙洒脱な芸を堪能しよう、篠田麻里子の超絶生太ももを拝もう!
と、おすすめしたい(^^♪
廻り舞台がとても凝った造り。
迷路と階段が入り混じったような構造で、どこから誰が出てくるか、予想がつかない。
一体これで、勘九郎(佐助)の神出鬼没ぶりにどれほど振り回されたことやら、、、(^▽^;)
大詰めで、その廻り舞台の一番上、数メートルの幅しかないのに、忍びの棟梁との大立ち回りが。
そこでなんとまあ、六法まで勘九郎は踏む。
さすがに二人とも、命綱は結んであったからまだいいが、ドキドキしてしまった。
一幕目は勘九郎お父さんにそっくりと思って観ていたが。
二幕目になると、誰を観ているのかわからなくなった。
勘三郎なのか、勘九郎なのか。。。
アドリブらしき、もにょもにょっと科白をいったりするのが、よく似ている、そのもの、と言い換えても構わない。
機会があれば、もう一度観たい。
このような舞台があったなんて!!
スペクタクル時代劇『真田十勇士』
東京公演は10月3日まで。
物販で買った六文銭手ぬぐい(^^♪ 500円
この会は何度行っても飽きない。
だが。
今回を持って、いったん終了。
おそらく成城ホールあたりに場所を変えるのだろうが。
北沢タウンホール、本当に改修工事の後、再開するのだろうか。
ちょっと不安。
なんだかキンシオタニのパフォーマンスのとき、やや不安に駆られてしまった。
さて、毎度のテーマ、この日は「夢」
夢で会いましょうがバックに流れる。
たゆとう、ゆったり、
もうひとつ、テーマが二楽師匠から追加。
永六輔さんを偲びたいと。時間がかかると。
で、二楽師匠がトリ。
遠峰あこが最初。
またも、4曲。もっとたくさん聴きたいな。
よかったのは、初めて生で、あの田口トモロヲ作詞の名曲
「かっぱ巻き」
を聴けたこと。
しかも、永六輔のお寺の会のエピソード付き。
なんでも、お寺の会によばれて、かっぱ巻きを演奏していたら、永さん乱入してきて
「君、面白いね!来週ラジオにでなさい!遠峰あこちゃんでしたー!」
と、そこで切られて、最後まで歌えたのは翌週のラジオだったと(^▽^;)
なんだか、らしいエピソード。
ネットで聴いたものより、遥かにパワフルで声もよく伸びていた。
やはり、あこしゃんリサイタルにいかないと、満足できそうにない。
キンシオタニの緩さも変わらず。
あれ、少し太ったかな?
絵をその場でどんどん描いていくが、かなり速い。
このスピードで一定のレベルを保つというのは、もちろん技巧、技術なのだが、たいした芸である。
で、ここがまた、彼らしいのだが。
その、速度をあまり人に感じさせない。
なのにどんどん、絵ができてしまう。
この人の描く天使は、もしかしたら、ベルリン天使の歌かな?
ちがう、かな?
トリの二楽師匠が永六輔メドレーで切絵を紡いで、ほわんと解放された感じになる。
いいひと時。
どうか再来年あたりには、北沢タウンホール、復活していますように<m(__)m>