そぼふる鈍色の雨の中、さくじつは、菊龍師匠のお稽古会へ。
お邪魔させていただくのは2度め。
あいにくと、小田急が人身事故で遅れてしまい、到着が遅れてしまった。
だが、みなさんも、そのあおりで、遅れているらしく、一番乗りなのだった。
じゃあ、というわけで、座布団とちっちゃい椅子をセッティング。
こういう公共の施設って自分でやるのが基本だが、ひととおりのものは揃っているのがありがたい。
とくにいいなとおもうのは、足の短い和室に使える椅子。
こういうの、古物の市場にもほしいな。
90歳現役の業者さんに座らせてあげたい。
菊龍師匠に許可をいただき、撮影をさせていただく。
お稽古3席。
師匠はときおり、照れる。
ビッグネームなのに人間味があふれていてよいなあ。
ひとつめは浪曲からとったという神田松五郎、というタイトルだったかな?
ふたつめ、ちしゃ医者。
みっつめ、たがや!
よかった、ぜんぶ、覚えてた。いやあさいきんは、記憶力のなさに自信あふれるかんじなもので。。。。
たがや、最初に聞いたのは談志だったとおもう。
談志のは、オチでたがやの首がとんでっちゃうというもの。
このはなしを、きいたとき、かなり衝撃だった。
アートでいうなら、ダダとか、キュビズムとか、そんなふうな、イメージをうけた。談志だったから、そんな印象だったのかもしれないが、きのうもやっぱり、ちょいこわであった。
菊龍師匠はお侍の首が飛んでいく、オチ。
これで菊龍師匠を聴かせていただくのは3度目。
落語の王道をいく、話芸だ。
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