2021年9月22日水曜日

*カムバック・トゥ・ハリウッド!!*華麗なるG3の競演♪

ちょっと間が開いてしまった。久しぶり。とても楽しい映画を観た。結構評価や好みが別れる作品。
とりあえず、細かいところをツッコミ入れつつ大笑いした。
だって、あれでああなるって、あり得ないでしょ!でも、いいの、面白いから、、、というところが、随所に。
そこがいいんだなあ。いわゆる荒唐無稽。ネタバレすると、いけないので、なるべく避けつつ、感想を述べていくが、これが毎度厳しい。いっそネタバレあり前提としてしまいたいような、、、、
 
ロバートデニーロ、トミーリージョーンズ、モーガンフリーマン、最強の3Gかと。
監督:ジョージ・ギャロ
2020年アメリカ映画。 
 
改めてデニーロって華がある。
この人は真ん中にいないといけない。脇にはならないほうがいいなと。演技ってどうなんだろうか。タクシードライバー初めて観たときはあまりよくわからなかったけど、すっかり大スターになってからって、にやにや笑いが目立つかな。全然嫌ではないが。というよりもむしろ、この人の唯一無二な感じがよく出ているかと。
今回デニーロにくっついている甥っ子役のザック・ブラフの雰囲気がそこはかとなく長谷川博己に似ていて、うれしくなった。 
トミーリージョーンズ、ずいぶんおじいさんになっちゃったなあ。
カーボウイが嵌ってる。この前観たときは宇宙船に乗って月に行く役だった。なにやっても、素晴らしい。
モーガンフリーマンはマフィア役。実に生き生きとしている。やり過ぎない、程よい。おかしい。
どの役者よりも名演技?バタースコッチ↑

2021年8月9日月曜日

*アメリカン・ユートピア*デイヴィッド・バーンよかったな!

冒頭、デイヴィッド・バーンが人と会うのもこの頃ではなかなか難しい、というようなことを呟く。
ほんとそうだなあ、としみじみ残念に感じる。そして、そういう時期にこのようなパフォーマンスをやってくれたことに感謝したい。
いつもなにか不満を心に抱いているような雰囲気のスパイク・リー監督にもね♪

とても楽しい映画。
きらきらしていて、音が溢れていて、上品。
字幕が秀逸。監修がピーター・バラカンとあったので、お、こりゃ期待できる、とわくわくしていたが、予想にたがわず。さすがバラカンさん。幾つも、好きなフレーズがあった。
肌の色は地図の代わり、っていうの、わかりやすかった。
また観たい。
線がない舞台の上から、生音がどんどん聴こえてくる。
ブラジルの人のびっくりなテクニックの太鼓とか、素敵なダンスとか、声とか。
 
グレイのスーツ、動きづらくないのかな。
伸縮性のある生地なんだろうか? 
音はワイファイで繋いでいるのかな?
と、ノリノリで鑑賞しながら頭の中は疑問で一杯なのだった。

2020年アメリカ
監督:スパイク・リー

2021年8月8日日曜日

*夢みるように眠りたい*これも長年の宿題

この映画、公開当時、見逃してしまい、この度漸くリベンジ。
林海象監督作品
音楽があがた森魚、制作にもあがた森魚は名を連ねている。
音楽が大層心地よく、ごろ寝しながら鑑賞したら、さぞ気持ちがいいのではなかろうかと、想わせる。
1986年制作。
今回はデジタル・リマスター版。最初のフィルム版を観ていないこちらとしては何も言えないが、どうぞ版を変えたときのよくあるカットがありませんように。当時のままの内容でありますように。
 
主演は佐野史郎。この人の作品はさほど観ていないが、もしかしたらこれが最高傑作なのかも。うまい役者さん。一体、夢みるように眠りたいでは、ゆで玉子を何個食べたんだろう?昔インタビューを見かけた気がするが、覚えてないなあ。2000個とか言ってたかなあ。200、だったかも。
ヒロインの深水藤子、佳村萌が可憐。どんなことがあっても、助けたい、そういう気持ちにさせてしまう。衣装も大正、昭和初期の、お金持ちの雰囲気でうっとり。
また機会があったら観たい。
小林少年強い!

2021年6月27日日曜日

*メメント*漸く宿題が半分済んだような

あと1本。
ノーラン様の劇場公開作品はインソムニアを観れば、全作品観たことに。冒頭シーンが、テネットに似ている。その後のストーリーのややこしやなところも、共通していて、やはり出世作というのは全てを含んでいるのだなあと妙に納得した。
それにしても、今回観ることができてよかった。
早稲田松竹にて、テネットと2本立て上映。 
出世作と最新作を同時に掛ける、なんというセンスのよさ、と、気っ風のよさ。
近かったら、もっと通いたい。。。
2000年公開、アメリカ
監督:クリストファー・ノーラン
主演:ガイ・ピアース 
多分、ガイ・ピアースは初めてだったかと。
上手いので、こういう人なのかと錯覚してしまいそう。
 
舞台はモーテル、街中、人里離れた廃屋、妻との暮らしと、シンプルな設定だが、ノーラン監督の手腕で、大変複雑なものに仕上がっている。脳を酷使する映画。
ある程度テネットは、もう流れに身を任せてしまおう、と決心が付けばそこからは楽で、ストーリーも自ずと体に染みこんでくるが、メメントはそうではない。
家に帰ってからもずっと考える。
いまもまだ、考え途中ではあるが、漸くストーリーは理解した。
そしてこの映画の結末は観客ひとりずつ違うのかも。荻さんなら、どんな風に説明してくれるのかな?

2021年6月24日木曜日

*テネットtenet*やっと2回目。

テネット、初回観たときから、半年以上経過してしまった。
1回鑑賞で終わっちゃうかなと心配だったが、いやいや観ることができてよかった。
それにしても、本当なら先月観てた筈。コロナで映画館がお休みになってしまったからねえ。
映画館はもともと換気については規制が厳しくて、大きいところほど、しっかりしているのに、どうして休まされるんだろう?
政治のひとの娯楽はエンタメじゃないのかしら?
だとしたら、ずいぶんと気が合わなそうなタイプだわ〜〜。 
まあ、とにもかくにも、2回目♪
面白かった。
あと3回は軽くいけちゃう。
で、確認作業をしたかったけど、前回からかなり経っていたので、どこいらだったか、すっかり忘れた。
いま、書いている途中で、あそこだ!と思い出したが、あとの祭り。
いいや、また観れば。
 
やっぱり。
ニールが哀しい。
全体の流れとしても、相当、哀しい。
それでいて、笑っちゃったり。
前回は気づかなかったが、この作品で、ノーラン監督は円熟味を増して来ているようだ。
ようだ、と敢えて言うのは、円熟しきっていただきたくないという意味。
ちょっとした余裕と、くすくす笑いがあることに気づき、そんな風に感じた。
ニールのバットマン、楽しみ♪
それにしても、これだけ造りこんでいるのに、アカデミー賞、ひとつだけって、納得いかない。
別にいいけどさ。
ノーラン様はアカデミー賞のレベルより遥か高みにいるのは間違いないのでね。
 
クリストファー・ノーラン監督
2019年

2021年6月14日月曜日

*ブックセラーズ*本の洪水に呑まれそう

2019年、アメリカ映画
D.W.ヤング監督作品
ドキュメンタリー
古本業界の現在についてのドキュメンタリー映画。
現在とはいうものの、2019年の作品なので、もっと厳しくなっているかも。。。。
アメリカも日本も状況同じなんだなあ。
ネットに押されてどんどん減ってるリアル店舗。
希少本と大きな美術本しか売れないってところも日本と同じ。
ただそこで暗くなりそうなのに、どの本屋さんも元気。
そういえば、古本屋さんて、みんな元気。
好きなものといられるから?でも、暮らしが成り立たなければ、明るくなれないし。
作家のフラン・レボウィッツという方が時々出てきて、なにやら述べていくんだけど、それがとても好き。
ラストの締めくくりもよかった。
この人のドキュメンタリー(マーチン・スコセッシ監督)がネットフリックスにあるみたい。観たいなあ。知識に裏付けされた正しい毒、とでも言えば合っているかな?
 
猫がいっぱいいる〜〜。
監督、猫好きだとか。
いいことだ〜〜。

2021年6月7日月曜日

*ラスト・フル・メジャー*知られざる英雄の真実

あれ、ピーター・フォンダの遺作?
って気になって観てきた。
お客さん、年配の人が多かった。
みなさん、やっぱり同じ気持ち?
 
そして、もうお一方。
クリストファー・プラマー。
公開後、亡くなられたそうだ。
サウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐。
偉大なお二方が安らかに眠れますようにm(_ _)m
 
2019年アメリカ
監督・脚本:トッド・ロビンソン
主演:セバスチャン・スタン
ベトナム戦争の映画。
 
セバスチャン・スタン、見目麗しい♪
正義感と小狡さがいい塩梅に同居する主人公を小気味良く演じている。
対するウィリアム・ハートがまた、いい。うますぎかも、というぐらい、自然。
ピーター・フォンダ、この役はこの人にしかできない。
クレージーで哀しい。
ベトナム映画は辛くなってしまうのだが、今回はなんとか最後まで観た。
なぜ、空軍だったのに、陸で死んだのか?と、息子を亡くした夫妻の長年の苦しみと無念と疑問。
たしかにそうだ。
なぜ、空にいたのに、最終的に陸で?って、思うよね。
その謎が解明され、芋づる式に明るみに出る隠蔽工作。
そんな私利私欲のために、何十年もこの夫妻は苦しんできたのかと思うと、やるせない。
まだまだ、こういう気の毒な兵隊さんの話があるんだろうなあ。
 
少しだけ、ネタバレ。
まるで墓守みたいにベトナムの奥地に居続けるジョン・サベージ。
惨状は跡形もなく、まるでピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)を慰めるように美しい蝶が飛び交う。ジョン・サベージが、ピッツェンバーガーがヘリコプターから降りてきたとき、天使かと思ったと。このシーンずば抜けて素晴らしい。