2020年11月13日金曜日

*5時から7時までのクレオ*アニエス・ヴァルダ作品

1961年、フランス・イタリア映画
アニエス・ヴァルダ監督作品
 
目黒シネマにて鑑賞。
劇場のチラシには1961年とあったが、ネットでは1962年となっているものもある。ウィキペディアとか。いろいろ調べたが目黒シネマさんの1961年がどうやら正しい。
 
音楽はミッシェル・ルグラン。
映画の中にも登場する。ほんとうにこういう人なのかな?多分そうなんだろう。いわゆるチャラ男さんだ。わはは、作曲する人ってこういう感じ多いみたいな気がする。勝手な思い込み^^;
 
90分のちょうどいい長さの映画。
でも、少し長く感じた。
 
クレオの部屋に3匹かな、猫がいて、みんなかわいい。
クレオも猫みたい、かわいい。
そして、おしゃれで、とてもセンスがいい。
シェルブールの雨傘にしても、ロシュホールの恋人たちにしても、この頃のフランス映画のファッションは素敵。もちろん今だってフランスは流行の発信地だけど、ヌーベルバーグの勢いは格別。素材もアイディアも。。。

どうにか、ヴァルダ姐さんの当時の作品、ようやく観ることができた。
贅沢をいうなら、幸福という映画、観る機会があるといいなあ。

2020年11月9日月曜日

*パターソン*久しぶりに観た。

デッド・ドント・ダイと併映。
きょうこそ、寝ながら観ちゃう♪と意気込んでいたんだが、結局楽しく観てしまい、叶わず。
好きだなあ、この映画。
書いてしまうとネタバレになるので、とても難しいけど、なんというか、ジム・ジャームッシュの優しいところが滲んでいるような。
アダム・ドライバーなのか、ジム・ジャームッシュなのか、どっちが映画に出ているのか、戸惑う感じがあって、そこが好き。
この映画を造っているときの雑談から、デッド・ドント・ダイの主人公が生まれたんだそうだ。
だからなのかな、この監督の物語はなんとなくだけど、みんな繋がってるような気がする。といいながら、全部観れてるというわけじゃないけど、、、
2度目だと、新たな発見があって、それはうれしい。
今回あれれ?と思ったのは、始まりの頃の音楽が結構暗い。
なにか嫌なことが起こりそうな雰囲気が漂っちゃう。
音と物語が微妙に違ってるのが、きっとまた、プラス効果になっているんだろう。
次こそ寝よ!
メモリーオブネリーというクレジット、今回見つけた。悲しい。

*デッド・ドント・ダイ*ゆるいゾンビホラーって話だったのに〜〜

普段あまりというか、殆ど、ゾンビもホラーも観ないので、じゃっかん不安を感じつつ、でも、ジムジャームッシュの新作だし、ゆるいゾンビホラーということだし、ということで、決心して映画館に足を運んだ。
で、、、
やっぱり怖かった! 
 
ジム・ジャームッシュ監督作品
2019年、アメリカ映画
 
今回もパターソンに続き主演はアダム・ドライバー。
警官トリオのやり取りが絶妙におかしい。
3人が出てくると、館内がくすくす笑いで包まれるのがなんとも楽しかった。あまり、どんな映画を観ていても、笑う人がいなくて、いつも、ちょっと肩身が狭いんだが、今回はそのようなこともなく。そういった点ではゾンビ物は案外いいのかもしれない。それに最初気持ち悪くてもだんだん見慣れてくるし。
イギー・ポップとジム・ジャームッシュのパートナー、サラ・ドライバーのペアゾンビがとにかく怖かった。以来、カッヒーと言いながら腕をくいっと肩のところまで上げて、くっと曲げ、そのままという体勢をときどき取っては遊んでいる。
恐怖の次に感じるものは可笑しみなのかなあ、、、
ビル・マーレイが素敵だった。

2020年11月2日月曜日

*ロシュフォールの恋人たち*とても楽しい。映画はこうでなくっちゃ!

シェルブールの雨傘と併映。
いやいや、映画はこうでなくっちゃね!と手放しでうれしくなっちゃう楽しくお洒落なミュージカル映画。
 
1967年フランス映画
ジャック・ドゥミ監督
ミッシェル・ルグラン音楽
 
双子の姉妹が主人公だけど、なんと、ほんとにフランソワーズ・ドルレアックはドヌーブのお姉さんだそうで。しかも、この映画の後少しして、自動車事故で亡くなったんだとか。もったいなし!
観てる間はそのことを知らずに、このきれいな人、ドヌーブに似てるなあ、二役かな、あ、でも、こういうカットだと、そうじゃあないみたい、でも、似てるし、誰?とずっと考えていた。
まさか、早くに逝ってしまったお姉さんだったとは。
ふたりとも、のびのびっとしていて、全編、悲しくない!
ただただ、美しく楽しい。
スタイルがよくて、衣装がきれいで、言うことなし。
そう、溢れんばかりのパステルカラーの洪水。
お姉さんの帽子がふわふわしていて、素敵だった。
できたら、そばかすとか描かないで、かつらもなしで、演じて欲しかったなあ。
ジョージ・チャキリスやジーン・ケリーも出ていて、お得な気分。
 
ジャック・ドゥミが悪人ではないらしいので、安心した。
さて、ヴァルダさま、やっとお連れさんの作品2本観ました。今度はヴァルダさまのお作の番です。5時から7時までのクレオ、楽しみにしてます。
目黒シネマにて鑑賞。

*シェルブールの雨傘*戦争は嫌だ。

言わずと知れた映画史に残る名画であって、ヌーベルバーグの最高傑作に君臨する作品である。
で。
やっと今回初見。
1964年フランス映画
ジャック・ドゥミ監督
ミッシェル・ルグラン音楽
 
戦争で裂かれてしまう作品を観ると、なぜこうなるんだろうと、いつも理不尽さに気持ちが塞いでしまう。
だってねえ、政治家さんたちの勝手な都合で戦争するんでしょう。そこに関係ない市民巻き込まんで欲しいのね。ふざけてるよ。政治家さんと武器屋さんで、相撲でも取っときゃいいのに。上級国民同士で争えばいいよ。どっちが勝つか下級国民は賭けて楽しむの。そうすれば平和だしお金も入るし、いい世の中になるでしょ?
って、まあ、それは置いといて。
衣装や小道具がカラフルでゴージャス。とても楽しい。
仕立て上がったばかりで、針がついたままのセクシーなスリップドレスとか、青いシフォンのスカーフとか。雨とか夜とかによく映える。
 
列車の見送り。あのシーン。
そういうことですか、監督?って確認してみたい。 
昔、荻さんか品田さんか曖昧だけど、言ってた気がする。
 
カトリーヌ・ドヌーブの美しさでおなかいっぱい。いろいろ書いてみたけど、あの美の前では、なにもかも、霞んでしまう。

2020年10月25日日曜日

■亀戸梅屋敷寄席■2020,10,16

また行っちゃった、亀戸梅屋敷寄席。だってねえ、ハコがちっちゃくて、楽。
今回3回目。いままでより、かなりお客さん多い。椅子の数もややびっしりめ。30人くらいか?
この日は珍しく、一番前にちっちゃな子。
まだ小学校上がってなさそうな。へえ、かわゆい♪
おじいさん(全然そんな風に見えない)に連れて来てもらったらしい。
お子さん、よく笑う。
お子さんが笑うと、噺家さんたち一層ノリがよくなる!いいねえ。
 
中入り終わって最初に萬橘師匠。
時そば。この噺は子供のころ、初めて聴いて、大笑いをした。
お子さんも大いに笑っている。
そして萬橘師匠、体を張ってお子さんをいじる。これがまた、面白い。このお子さん、落語好きになるといいなあ。
 
両国寄席でお名前を見かけていた愛九さんを初めて聴いた。もっと年配の方かと思っていたら、大変お若い。
楽麻呂師匠の見事な酔っ払いっぷり、高座から落っこちるかと心配した。
トリ楽大師匠。なんとなんと、この春4月に真打昇進されたとか。
コロナ自粛にかぶってしまうとは、気の毒。粗忽の釘。一之輔師匠のを2年くらい前に聴いた。それも大変よく笑ったが、今回も笑った。どっちがよりよいかとか、それぞれ持ち味が違うから言えないけど。
食いつきじゃんけんさん。スタバとかにいそうなイケメンのお兄さん。
 
この日は亀戸のハンバーガー屋さんでお昼を食べていたら、萬橘師匠がやってきた。うふふ、ラッキー。煉瓦色のお着物をお召しで、よくお似合い。そっか、前は洋服にリュックが定番だったけど、変えられたのね〜〜♪

2020年10月5日月曜日

*まぼろしの市街戦*フランス・カルト映画

気になっていた映画。
漸くというか、思い出せてよかったというか。
 
監督: フィリップ・ド・ブロカ
1966年フランス映画
 
最初のシーン、この英語はなんだか違和感あるなあと思っていたら、スコットランドの軍隊だった。わあ、戦争なのに、スカートってなんか、優雅というか、遊んでるのか?って、現代の人間は感じるが、戦争といいつつ、 第一次世界大戦なのであった。
なんだかもう、ここから可笑しい。と、ネタバレになってしまう、、、
 
ロッキーホラーショーって、ひょっとしたら、この映画に影響受けてるかなあ。ファッションとか、奇抜なストーリーとか。ロッキーホラーショーのほうが、より一層めちゃくちゃだけど。
よく笑ったし、ほかのお客さんもみんな笑ってた。よかった。映画観てると誰も笑わないし、反応してなくて、ときどきびくっとしてしまう。
そういうことがなく、楽しく観れてうれしかった。
また観たいな。
ジュヌビエーブビジョルドが大層チャーミング。黄色のシュシュがよく似合う。