2021年6月24日木曜日

*テネットtenet*やっと2回目。

テネット、初回観たときから、半年以上経過してしまった。
1回鑑賞で終わっちゃうかなと心配だったが、いやいや観ることができてよかった。
それにしても、本当なら先月観てた筈。コロナで映画館がお休みになってしまったからねえ。
映画館はもともと換気については規制が厳しくて、大きいところほど、しっかりしているのに、どうして休まされるんだろう?
政治のひとの娯楽はエンタメじゃないのかしら?
だとしたら、ずいぶんと気が合わなそうなタイプだわ〜〜。 
まあ、とにもかくにも、2回目♪
面白かった。
あと3回は軽くいけちゃう。
で、確認作業をしたかったけど、前回からかなり経っていたので、どこいらだったか、すっかり忘れた。
いま、書いている途中で、あそこだ!と思い出したが、あとの祭り。
いいや、また観れば。
 
やっぱり。
ニールが哀しい。
全体の流れとしても、相当、哀しい。
それでいて、笑っちゃったり。
前回は気づかなかったが、この作品で、ノーラン監督は円熟味を増して来ているようだ。
ようだ、と敢えて言うのは、円熟しきっていただきたくないという意味。
ちょっとした余裕と、くすくす笑いがあることに気づき、そんな風に感じた。
ニールのバットマン、楽しみ♪
それにしても、これだけ造りこんでいるのに、アカデミー賞、ひとつだけって、納得いかない。
別にいいけどさ。
ノーラン様はアカデミー賞のレベルより遥か高みにいるのは間違いないのでね。
 
クリストファー・ノーラン監督
2019年

2021年6月14日月曜日

*ブックセラーズ*本の洪水に呑まれそう

2019年、アメリカ映画
D.W.ヤング監督作品
ドキュメンタリー
古本業界の現在についてのドキュメンタリー映画。
現在とはいうものの、2019年の作品なので、もっと厳しくなっているかも。。。。
アメリカも日本も状況同じなんだなあ。
ネットに押されてどんどん減ってるリアル店舗。
希少本と大きな美術本しか売れないってところも日本と同じ。
ただそこで暗くなりそうなのに、どの本屋さんも元気。
そういえば、古本屋さんて、みんな元気。
好きなものといられるから?でも、暮らしが成り立たなければ、明るくなれないし。
作家のフラン・レボウィッツという方が時々出てきて、なにやら述べていくんだけど、それがとても好き。
ラストの締めくくりもよかった。
この人のドキュメンタリー(マーチン・スコセッシ監督)がネットフリックスにあるみたい。観たいなあ。知識に裏付けされた正しい毒、とでも言えば合っているかな?
 
猫がいっぱいいる〜〜。
監督、猫好きだとか。
いいことだ〜〜。

2021年6月7日月曜日

*ラスト・フル・メジャー*知られざる英雄の真実

あれ、ピーター・フォンダの遺作?
って気になって観てきた。
お客さん、年配の人が多かった。
みなさん、やっぱり同じ気持ち?
 
そして、もうお一方。
クリストファー・プラマー。
公開後、亡くなられたそうだ。
サウンド・オブ・ミュージックのトラップ大佐。
偉大なお二方が安らかに眠れますようにm(_ _)m
 
2019年アメリカ
監督・脚本:トッド・ロビンソン
主演:セバスチャン・スタン
ベトナム戦争の映画。
 
セバスチャン・スタン、見目麗しい♪
正義感と小狡さがいい塩梅に同居する主人公を小気味良く演じている。
対するウィリアム・ハートがまた、いい。うますぎかも、というぐらい、自然。
ピーター・フォンダ、この役はこの人にしかできない。
クレージーで哀しい。
ベトナム映画は辛くなってしまうのだが、今回はなんとか最後まで観た。
なぜ、空軍だったのに、陸で死んだのか?と、息子を亡くした夫妻の長年の苦しみと無念と疑問。
たしかにそうだ。
なぜ、空にいたのに、最終的に陸で?って、思うよね。
その謎が解明され、芋づる式に明るみに出る隠蔽工作。
そんな私利私欲のために、何十年もこの夫妻は苦しんできたのかと思うと、やるせない。
まだまだ、こういう気の毒な兵隊さんの話があるんだろうなあ。
 
少しだけ、ネタバレ。
まるで墓守みたいにベトナムの奥地に居続けるジョン・サベージ。
惨状は跡形もなく、まるでピッツェンバーガー(ジェレミー・アーヴァイン)を慰めるように美しい蝶が飛び交う。ジョン・サベージが、ピッツェンバーガーがヘリコプターから降りてきたとき、天使かと思ったと。このシーンずば抜けて素晴らしい。

2021年5月13日木曜日

*トゥルーマン・ショー*こんなことになったら絶対に嫌だ

1998年アメリカ
監督:ピーター・ウェアー
アップルTVにて鑑賞。
 
主演はジム・キャリー。
あれ、こういう顔でしたかね?と、初めのうち戸惑った。
もっと細面だった気が。 
さすが役者さん。化けるのウマイ。
明るく始まって、なんだかそこいら中、作り物っぽいみたいな、主人公もペラッペラしてるし、、 軽く違和感を覚えていると、トゥルーマンにもそれが伝染したかのように物語が進行していく。という、やや奇妙な展開。
有名な作品なので、ネタバレしてもいいのかなと考えたりするが、なるべくしない方向で。
なにも知らずにこうなっていたら嫌だ。でも、知っていたらどうかな?
自分から望んでこういう立場になっていたら、それはそれで楽しいかもしれない。
でも、トゥルーマンはそうじゃない。
 
その後どうなったんだろう。
プロデューサーを相手取って訴訟を起こすというのもありだけど、彼はそんなことはしそうにない。
幸せだといいな。
と、このあとが気になってしまう。
続編欲しい。

2021年5月8日土曜日

*イエスタデイ*世界から猫が消えたなら、、のような

2019年イギリス、アメリカ
監督:ダニー・ボイル
アップルTVにて鑑賞。
 
そう、いや、やはり。
画面が都合により大変小さく。音も響かないので、そこいらは間引いておこう。
ミュージカル仕立てになっていて、大変楽しい。
タイトル通り、ビートルズにちなむストーリー。
どういうわけか、ビートルズがいなくなっちゃった世界でのどたばたコメディー。
宣伝のコピーにも使われているのでここまでは書いてもよさそう。
 
主演はヒメーシュ・パテル
なんとなんと、テネットにも出ていたらしい。
多分、あのシーンのあの役者さんかな?とか考えているが、これはぜひもう一度劇場で確認しなくては。その心当たりのやくどころで当たりだとしたら、うれしい♪ 
 
プロデューサー役は女性。違和感。
なんというか女が偉くなると、こうなるよねえ、大抵は〜〜って感じが匂ってしまうのは被害妄想っぽい見方かも。
リチャード・ジュエルのときの新聞記者の描き方とも共通してるような。こういう風潮、アメリカでも日本でも、消えないんだな。悲しい。 
 
リリー・ジェームズがとても可愛い。
演技も明るくて、よく合ってる。
 
エド・シーランが本人役で出演。
なんでも主人公のモデルはもともと彼だとか。
そして、最初はエド・シーランではなくコールドプレイのひとに出演依頼がいっていたとか。そのことで撮影中、監督はいじめられていたとか。そりゃそうだろうなあ。だって、曲作ってもらっておいて、出演依頼は最初しなかったって。。。。
いい、いい、エド・シーラン、ねちねち嫌がらせしていいと思う。
ペンギン、よかった。サントラにはエド・シーランの曲は入っていないということなので、とても残念。


2021年4月18日日曜日

*あのこは貴族*黒いタートルと赤いスカート

やっと出会えたお気に入り。
嵐電の鈴木卓爾監督おすすめとあり、かなり期待した。
よかった、期待に違わぬ素晴らしい映画。
門脇麦さんの抑えるだけ抑えたような難しい演技。なんだか惚れ惚れした。
対する水原希子さん、一生懸命生きてる。明るくて、決断力もある。凛々しい♪
監督と脚本同じ岨手監督。
いいなあ、次回作品も観たい。
どうも女性の監督で女性が主人公だと、感想書くにも若干肩に力が入りがち。
さておき。
ファッション。
共通点がないような2人に見せかけておいて、実はコーディネートが似ている。希子ちゃん同窓会にて、黒に赤のさらさらしたロングスカート。
初めて2人が出会うシーン、麦ちゃん黒いタートルに赤い冬っぽい赤のロングスカート、こちらは赤い地色のタータンチェックだったかも。
一見そうでもないけど、よく見れば、かなり華やかな彩りで、服装をチェックするのが楽しかった。
さらっとエルメスのバッグとか、さすが貴族。
 
希子ちゃんの田舎に住んでるお父さん、もうなんというか、典型的ないつぞや世間を騒がせた、ポテサラじじいだった。
日本の女はさ、身近なところに、最大の敵が潜んでいるから、疲れるよ。
こういう映画のジャンルをシスターフッドムービーと呼ぶらしい。女性同士の連帯とかって。なんかそういう激しい言葉遣いじゃなく、ふわっといけるような世の中になるといいなあと。でも、日本のポテサラなじいさん、それから、若くてもじいさん、いっぱいいるし、日本に住んでる外国の人にもそういうひと、いっぱいいるし、難しいなあ。。。。。日本の男全部がポテサラじじいということではないけどさ。。。。とりあえずポテサラじゃない男の人たちには、ごめんね。
 
監督・脚本:岨手由貴子
原作:山内マリコ
2021年

2021年4月4日日曜日

*わたしの叔父さん*デンマークの美しい風景が心に沁みていく

デンマーク映画。
2021年公開。 
第32回東京国際映画祭にて東京グランプリ(最高賞)受賞。
監督はフラレ・ピーダセン。
もちろん、この監督の作品は初見。
小津安二郎大好きだとか。納得。
 
観終わってから知ったが、 登場する叔父さんは、美しいヒロインの実の叔父さん。さらに農場と家はこの叔父さんが実際に運営し、住んでいる家。もちろん、叔父さんは演技素人!これには驚いてしまった。
なにしろ、観ている最中、この叔父さん役の俳優さん、上手いなあ、デンマークの名優なんだろう、あとで調べようと、考えていた。
 
小さなエピソードが順送りにゆっくり展開する。
ときどきくすくす笑うシーンもあり、あたたかい。
でも、小津って、、と若干不安になる。
そして、ああ、やはり。
なんというか、小津ジャームッシュの方向性とはややベクトルが逸れるというか、好みで言えば、ジム・ジャームッシュのほうがいいかな?
 
ちょっと最後のヒロインの心情を理解するのが難しい。頑固なのかな。こんなことになったのは、あなた達のせい、とでも言いたいのか、それとも、全て自分が悪いと思い込み過ぎているのか、それとも、、、、などなど、観てからずっとあれこれを思い巡らせている。
 
キネカ大森でおみやげ貰った。
ありがとうございますm(_ _)m